ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 情熱大陸 SPECIAL LIVE 8月7日 夢の島公園陸上競技場 その1

わたしはこういう野外フェス的なものに参加するのは実質初めてで、全然勝手がわからなかったのですが、とりあえず猛暑日であることは間違いない感じだったので、飲み物と首に巻くタイプのアイスノンと帽子とタオルと日焼け止め、それから塩分が比較的多そうなアメ(男梅キャンデーってヤツとブドウ糖タブレット(友達に教えてもらいました!)をたくさん持って出かけました。
入口で小さめのレジャーシートをもらいブロックごとに色が違うリストバンドをつけて競技場の中に入ります。
ブロックごとに場所が分けられていて、ブロック内では好きな場所にいていいことになっています。「ここ」と決めた場所にレジャーシートを敷けばそこがそのまま自分の陣地となります(笑)場所はいくらでも変更可。屋台村もあって広い広い競技場の中で音楽を聴くも食べるも木陰でお昼寝も全然OKな感じ。こういう気ままな感じがとっても居心地がよかったです。これでもうちょっと涼しければ完璧だったのだけれども(笑)

ご一緒した友人たちはいつものジャンルレスで音楽大好きなメンバーたち。bonyarihitsujiさんとショコラ嬢。
わたしたちはステージ向かって右手のかなり前の方に陣取ったのでモニターはあまりよく見えませんでしたが、手前の大きなステージで演奏された方々については、目が悪いわたしでも肉眼でミュージシャンの皆さまが確認できました。もちろん音楽はどこにいてもばっちり。ちょうど席についたら佐藤竹善さんたちのバンド「Sing Like Talking」が出てきたところでした。
というわけで、ここからは箇条書きで。

☆全体を見て思ったこと
・親子、兄弟、仲良しのミュージシャン同士の飛び入りや、どのミュージシャンも葉加瀬さんとのコラポ曲があって、全体として統一が取れた素敵なライブでした。
アットホームなムードにあふれてとっても見ていてほのぼのしました。

・多分長丁場なんだろうな〜とは思ってましたが、午後1時スタートで最後の曲が終わったのは8時40分。ここまで長いとは思っていなかったのでびっくり。
さすがに終わった時におなかがペコペコでした。

・お客さんも老若男女。すっごく派手派手な人もいれば、ふっつーのおとうさんも(笑)ちびっ子も一緒の家族もいれば、大学生男子二人組も。マダムもティーンも。共通点はたったひとつ、音楽好き。
どんな方が出てきても大喜びで、すごい演奏には誰彼関係なく惜しみない拍手や盛り上がり。この暖かさは癖になるなあと思いました。

・アーチストさんによって出てきただけで「ワーッ!!」と総立ちになる方と、音楽が進むにつれじわじわ盛り上がってだんだんに立ち上がり最後は拍手が止まらない…という方とがいらっしゃいました。
そのアーチストさんのキャリアや知名度にもよるのだと思いますが、心に響く歌には平等にちゃんとそれだけのリアクションが返ってくるし、とにかくお客さんの反応がストレートなので、逆に見かけ倒しだとすぐにバレてしまうような怖さもあります。
アーチストさんたちにとっては、怖くもあるけれどもとてもとてもやりがいがある場所なんだろうなぁと思いました。
またステージの上に立っている人もほかの方の演奏を実によく聴いてらっしゃいました。MCでほかの方の演奏のことを話題にしたり、他のアーチストさんの演奏をお客さんに混ざって熱心に聴いてらっしゃるアーチストさんもいらっしゃいました。
きっとものすご〜い刺激にもなるし、切磋琢磨の場所でもあるんだろうな〜と思いました。
つよしさんがいつかこの場所に立ちたいと思い続けている理由がよ〜くわかったし、わたしも応援したいです。
このことに関しては、別のエントリーでもっと熱く語ってみたいです。ふふっ。

・ものすご〜い長丁場なので、途中で横になって帽子を顔の上に乗せたりして、すやすや寝息を立ててらっしゃる方々もいました。ものすご〜く良質な生歌の子守唄。世界一贅沢な昼寝だ〜と思いました(笑)

・通路は常に人が歩いていて、いろいろな人が前を通ります。
チャドル?と見まがうような日よけスカーフやタオル姿の方々、まるで帽子見本市?というくらいほとんどの方々が帽子をかぶっているのがおもしろかったり。
焼きそばやたこやき、かき氷を持って席に戻る人たち。あれ?業界人?芸能人?とおぼしき人目を引くみなさん。
ベビーカーの赤ちゃん連れの人たち。車いすでもとっても楽しそうなおばあちゃん。大胆に水着一丁の男性の方!完全防備の黒づくめの人たち。全然普通のぺらっぺらのワンピの女子ふたり組(きっと翌日が日焼けで大変だったことと思います!)走りまわりながらもちゃんと曲は聞いている子どもたち。人間観察もなかなか楽しかったです。


・これはわたしが大好きな某お方への私信です(伝わるとも思えないけど、笑)
あのね、この日のセットリストを考えても、意外と恋の歌って少なかったのですよ。そして必ずしも恋の歌が受けるってわけでもなかったような。もっと大きなおおらかな「愛」を歌った歌がいっぱい。そしてそういう曲の数々に暖かい共感の拍手がいっぱい。
決して世の中的には恋の歌ばかりがのぞまれてるわけではないと思いました。
音楽が大好きな人たちには、年齢性別を問わずちゃんと本質がまっすぐに届いているとも思いましたよ。だからきっと信じた道をいけば大丈夫…そんな思いが残りました。

このあとは更にセットリストに沿って箇条書きにするつもりですが、ここからがまた長いので(笑)もうひとつエントリーを分けて書きます。