ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

THE FIRST TAKEの「街」その2  個人的な雑感のまとめ。

さて。
ふたつ前の日記で今年の「平安神宮ライブ」についてわたしはこんなことを書きました。

ああ、本当に語りたいことは多々あれど…
何を語ろうとしてもあの歌声に引き戻されてしまうくらい、今回は第一声から「歌声」に心を持っていかれたことをどうしても書いておきたいと思いました。

その後また忙しかったので、全然続きは書けていませんが、まさしくここで書いた平安神宮ライブの第一声というのは、今回の「THE FIRST TAKE」で同じアレンジで歌われた「街」「僕が~♪」でした。

この文字数にしてたった三文字、音符三つで魂をぎゅーっと掴まれて平安神宮奉納ライブの世界観へと深く深く引きずり込まれてしまったのは、まだまだ記憶に新しいところです。

(正直未だ完全には戻って来れてない感があるほどだし、GYAO!でさらに引き戻されてしまいました、笑)

アレンジも含め、あそこで歌われた「街」があまりに素晴らしかったので、いつかもう一回聴けないかなぁ?と正直何度も思っていたのです。

その願いがこんなに早く叶うとは!!

もちろんまったく同じ条件ではないし、歌との出会いもまた一期一会。

でも、諸事情で行くことをあきらめた友人たちともこの曲について語り合えるきっかけができて、とてもうれしいです。

今回のアレンジは平安神宮の1曲目に歌われたそれと限りなく近かったので、どちらの感想にも繋がる話ですが…

「街」のピアノアレンジ、和声進行が今までとかなり異なっていましたよね?

特に2番の初っ端からのピアノの和音進行がとても不思議。

いつまでも解決しないままにゆらゆらしてて、心がざわざわと揺さぶられる感じ。

少し不安をかきたてられるような和音進行は、今の世相やコロナ禍という時代背景、そこで生まれるさまざまな心境にぴったりすぎて。

後で剛さんから今年の奉納演奏のテーマ「ネガティヴポジティヴ」を聞かされて大いに納得したことをまた思い出しました。

YouTubeに上がっているということは、これからでも何度でも聴けるし分析もできるわけで。

今結構本気でコードの勉強しているので、ちゃんと理論的なことをわかったうえでその効果など話せるようになれたらと個人的な目標も生まれました。

コード進行について書いたので、少し剛さんからは離れますが、THE FIRST TAKEでも平安さんでも、「街」の歌声を存分に引き立て、新しい魅力を添えたツインの鍵盤の音にも触れておきたいです。

十川さんとGakushiさんは、鍵盤で弾くフレーズの得意分野とか、グルーヴとか演奏スタイルなど、普段から似ている方ではないと思うのですが、それが今回、とてもいい効果を生んでいるように感じました。

そんなふたりが一人ずつ弾き継いだり、同時に弾いたりするたびに、わたしは新鮮な音の化学反応を感じ、魅力的に思えてなりませんでした。

せっかくデュオで弾くなら、ピアノ同士のトーンを合わせて弾く方が聴き手に優しい気がしてしまうけれど。

必ずしもそうではないんだなぁ。

そもそもお二人とも、歌い手剛さんの一挙一動、ブレス一つで何を求められているかがわかってしまう、いずれも熟練した達人だからというのもあると思いますが。

各々のいいところを殺すことなく、ひとつの声とふたつの鍵盤で自由に織り成す音楽は今となっては、どれひとつ欠けてもきっと物足りなくて。

3人で創りあげたからこその「絶品」でもあるのだと思いました。

そしてケリーの話に戻って…

今回これだけさまざまな人々の心を揺さぶったのは、剛さんのその表現力に負うところも多かったのだろうなぁ?とも思わされました。

最近はあまり役者のお仕事はしていないけれど、今でもプロの役者さんたちの間でも忘れられないと言われる主演作がいくつもあることを考えても…

やはりその類まれな表現力は歌う時にも存分に発揮されているのだなぁとあらためて。

それにしても…

たった1曲だけなのに、この充足感はなんだろう?とぼんやり思っていて。

不意に伝説のソチオリンピックフィギュアスケート女子。

浅田真央ちゃんのフリーの演技を思い出しました。

この時の演技もまた何度テレビの録画を巻き戻し、その後は動画サイトでも。

心を動かされ、湧き上がる言葉にできない感情に涙を浮かべつつ、何度味わったかわからないくらい味わいました。

今回の剛さんの「街」もなぜかどこか同じような力を持っていたように思えてならなくて。

老若男女どこの国に生まれ、今どこで何をして何を考えているかに関わらず「人」がその芸術に心打たれるメカニズムのようなもの?がとても似ている気がしたのでした。

どこが真央ちゃんを彷彿とさせたのだろう?と自分の気持ちを分析してみると…

その肝はいずれも並外れて高い「技術」と「芸術性」のバランスかも?と思いました。

自分ならではの世界観を、いかに聴き手の心に届けるか。

そのために日々、隅々まで目を配り、細やかにひとつひとつのフレーズの上にさらにニュアンスを重ねてゆくという丁寧な作業を常に惜しまず行っているからこそ。

こうやってここぞというときに、普段の積み重ねが自然と音楽に出るのだなと思ったの。

たとえば表情や歌っている姿ではちっともそうと感じさせないけれど。

半端ない肺活量が歌を絶対的に安定させていて。

息がとても長くて、しかもどこでブレスしたのかがわからないほど上手に息を継ぐ。

フレーズに合わせて自由自在な息の使い方をしていて。

何より吐息はとても効果的に歌声を彩ってちゃんと聞こえるのに。

水の蓋を開けたり鼻をすする音まで拾うあの高性能のマイクの下、ブレスがまったく聞こえてこないのって本当に凄いなぁと思うし。

腹式呼吸で腹筋をしっかりと使って歌声のコントロールをしてて。

こういうのはたゆみない日ごろの鍛錬の賜物に違いないし。

音響障害に悩まされつつも、ここぞという時のびっくりするほど正確なピッチには心底驚かされました。

主に一般の方々や海外からの感想の中に意外なほどたくさん「低音域」が素晴らしいというのがあったけれど、彼の1枚目のソロオリジナルアルバム。2002年8月に発売された『ROSSO E AZZURRO』の頃のご本人は、低音にどちらかと言えばコンプレックスを抱いている風だったことを思い出します。

いつの間にこの人の低音はこんなに聴く人の心を惹きつけるようになってたんだっけ?と想像以上の反響を見て心底びっくりしたのだけれど。

(多分ファンはずっと聴いているので、どの時点で?…とかいうのがわからなくなっている、笑)

それこそきっと、この低音の魅力が炸裂したのは、絶対的に努力の賜物でしょうし。

そういうの全部ひっくるめて、ここまで持ってくるのにどれだけの努力をしたのだろう?というのを外に一切感じさせない強さ。

そんなむずかしいことを色々とやっているのに、佇まいは楚々として、とても自然体に見えること。

本当に隅々まで凄いです。

「自担カッコイイ!」と生徒がよく言っているのだけれど(笑)

ああ、こういう時に言うんだなとちょっとその使い方のコツがわかったかも(笑)

また、口はあまり開いていないけれど、口の中、喉の奥の方はとても開いてよく響かせていて、その歌声の音色はやはり手入れの行き届いた木管楽器のようだったし。

細やかで抑制の効いたビブラートやフェイク。

そして1曲を通して「こんな風に歌いたい」という設計図がちゃんとできていて。

思いのままに歌っているようで、最初すごくストイックに始まって、ここぞという聴かせ所へのクレッシェンドもとても計算されていて。

芯のところの剛さんはとても冷静でいわゆる「全集中」でいたんだろうな!と。

そんな風に思いました。

そんなところも含め、とても一発録りのクオリティーとは思えない!!と思いました。

何度目かにリピートした時に、隣にアネがいて。

彼女もまたメニエールの持病があって、時にとても聴きづらい時があるそうなのですが。

そんなアネが剛さんの歌を聴いて素晴らしかったと感動しつつ。

ファンな母に遠慮がちに、ちょっとためらいつつ

「最初の方の低音のところ、若干歌い辛そうで、かすかな音程の揺れっていうか探るような瞬間があったの気づいた?」と言ったのです。

実はわたしもちょっとそんな気がしていたので、そのように伝えると…

難聴がある人にとっては、いきなりそれまでと違う環境の中で音を聞こうとすると、耳が慣れてくるまで相当聴きづらいんだと思う。わたしもそうだから…

なんて言ってました。

アネの場合、緊張してしまうとさらに音が聞きづらくなる感じがあるそうで。

そういえば剛さんもなるべくリラックスや身体の脱力に努めているのが伺える時があります。

少しライブの本番前に眠るというのもいい意味で力を抜く意味があるかもだし、今回のように何気ない感じで入ってきて、普通に水を一口飲んでの歌い出しというのも。

そういう側面もあるのかも?と思いました。

(個人的な感想ですが…。)

そういう歌う時のルーティーンや歌う前のリラックスを含め、長年に渡りまだまだ「歌う」ということをストイックに探求し続けていて。

この曲「街」が生まれた頃からさらにさらに進化した「街」が今回聴けたことはファンとしてもこの上なく幸せなことだとあらためてそう思いました。

実際、一日経ち二日経ちするうちにアクセスはどんどん増え、気づけば200万を超え、さらにどんどん増えてます。

Twitterでも初日はファンのつぶやきが圧倒的に多かったですが、日を追うごとに一般の方々の感想が増えてきているのを肌で感じます。

この「街」という曲はドラマ「夢のカリフォルニア」の主題歌だった頃から、さまざまな場面で何度聴いてきたかわからない剛さんの代表曲の一つで。

いつも同じ気持ちを呼び覚まされるわけではなくて。

何度も新しいアレンジや歌われるBPMも変えながら歌われ、さまざまな場面でさまざまな感情を呼び覚まされながら聴いてきている不思議な曲です。

発売当初は奈良から出てきた傷つきやすい少年の未来の幸せをひたすらに願ったし。

東大寺では「この身体まだ行けるさ」からのところが、剛さんの当時の病状や漏れ伝わってくる心境とあいまって、これでもかと刺さって、ひたすらに剛さんの気持ちになって(つもりだけ)聴いたし。

KinKi Kidsな現場で歌われた奇跡のような時間は、うっすらと絡まっていた「何か」が優しくふわふわとほどけていくかのようにも感じたし。

その時々、わりと深く考えさせられる曲なのですが。

今回のTHE FIRST TAKEでは、さまざまな人が「自分の今の心模様にぴったりだ」と感じたり、寄り添ってもらったと感じて泣いたという方達も多数いて。

またこの曲の歴史にあらたな一ページが加わったような気がしました。

そしてそしてもうひとつ。

彼の歌う声の「音色」そのものに、どこか郷愁とか哀愁とか、情緒が呼び覚まされるスイッチのような何かがあって。

わたしが平安神宮で「僕が~♪」の3つの音符ですでに鷲掴みされたのも、声の音色の魅力に説明のつかない情緒が一瞬にして刺激されたのだと思われます。

きっと彼の歌声の最大の魅力の一つにこの「説明のつかない情緒を動かす何かプラスα」があるのだと思うということをちゃんと書いておきたいと思いました。

この感覚はいつも雅楽の楽器の笙とかクラリネットオーボエとか、そんなぬくもりのある楽器の音色を思い出させます。

そして。

私自身はTHE FIRST TAKEを聴きながら、こんな風に感じてました。

今回の「街」は今までよりも、もっとずっと大きな世界観を歌った歌に聴こえたのです。

「この身体まだ行けるさ。ゲームはまだ終わっちゃいないさ。」

は、あの瞬間強いて言うなら現在の世界中の人達へのエールのように思えたのでした。

コロナや戦争や自然災害や…次々と襲いかかってくるさまざまに立ち向かう人間に「大丈夫、まだ行ける」とやさしく励ましているようにも聴こえたし。

さらに考えるなら、人間のエゴで痛めつけられてばかりの母なる地球に…

「ゲームはまだ終わっちゃいないさ!!」とエールを送ったようなそんな気さえしたのでした。

考えてみれば「嘘にぶたれる音は好きじゃないや」にも。

「愛を見失ってしまう時代さ」にも。

「痛みまでも見失いたくない」にも…

強烈に世相が反映されているような感じさえします。

あれれ?これ、本当に20年前の歌でしたよね?…

そんな風に、すごく大きなことをも考えながら聴いてました。

というか、わたしにとってはそんな風に聴こえたけれど、さまざまな方の感想を読んでいると、自分の苦しみに寄り添ってもらったように感じている方々もたくさんいて。

いろんな立場のファンやファンじゃない方々も。

日本人も外国の言葉さえわからない方々にも…

さまざまな刺さり方をしていることに心底驚かされました。

そんな風に人の心の琴線に触れる素敵な歌声だったということなのでしょうね。

天国のメリーさん、見ていらっしゃるかなぁ。

この曲を剛さんが作った時のメリーさんのリアクションのこと。

亡くなられる直前にミュージックフェアの「I LOVE YOU」を聴いてとても感動されて「泣いちゃったわよ」とわざわざ剛さんに伝えられたメリーさん。

こんなにもこの曲は男性にも女性にも愛されて、ついに海を越えて世界にも出て行きたくさんの感動を与えてますよ~

剛さんにとっても大切な師の一人メリーさんが、天国でジャニーさんと共に微笑むのが見えるような気がしつつ…

まだまだリピートな日々は続くのだろうなと思います。

なんだか久々に心のままに大量に書いてしまいました。

明日の朝起きたら恥ずかしくなってるかも。

本当に細々と書いていますが、書くたびにあちらこちらから反応をくださるみなさまには心からの感謝を伝えたいです。

いつも本当にありがとうございます♡

THE FIRST TAKEの「街」その1 我が家のTHE FIRST TAKE

多分最初に「あれっ!?なんだろ?」と思ったのはこのツイートだった気がします。

何か待ってるのかな?楽しみだなぁ♡と思いつつも。

日々の「よしなしごと」にアップアップしている今日この頃。

忘れた頃にでもいいから、何かまだ来るのかな?そうだといいな!なんて思っていたら…とんでもない!!

直後、不意にこれがやってきました。

ひゃん!!!

ええっ!?翌日の金曜10時にはもう観れるの?

ちょっと待って!これってアレよね?

あぁ、この動画寸止めだわ!!

こんなの見ちゃったら、なおのこと早く続きが観たくなるではないですか!!

ってことで(笑)

一気に興奮の渦に巻き込まれ、右往左往。

とはいえやっぱり翌日も朝からバタバタして。

あいにく金曜日は3時半から8時までほぼノンストップでピアノの日。

そこから慌ただしく家族のご飯ごとをして。

大慌てでお風呂に入り、片付けまで終わったのが気づけば9時50分。

あと10分ですって?ドキドキドキ…

いつもならとっくに部屋へ引っ込むオットもわたしの興奮状態に巻き込まれ(笑)

夫婦でそわそわしつつ、アマゾンのFire Stickでテレビ画面でYouTubeを見るべく、オットがなんやかんやしてくれて。

慌ててテレビの前にスタンバイです。

テレビ画面はもちろん時間までお預けですが、オットはすでにどっかと座り(笑)

端っこにコメントが流れるのを「ほぉ」とか「はぁ」とか言いながら読み上げたり感嘆しつつ見てて(笑)

相変わらずぎりぎりまであっちを片付けこっちを直し、ふらふらしているわたしに向かって

「10分前なのにすでにスタンバイしてる人が1000人以上いる!」とか。

「だんだんコメントが流れる速度が速くなってきた!!」とか。

「ハングルとか外国語のコメントも結構あるね!」とか。

「ああ、もうすぐ2000人!!まだ始まってないのにすごくない?」とか。

多分親切のつもりだったのだと思いますが、ずっと実況してきて笑いました。

そして気づけば10時ジャスト。

カウントダウンが始まるころにはわたしも座り。

一気に(わたしたち夫婦の)緊張も高まって…

そこからは息するのもためらわれるくらいの静寂の中、じっくりとふたりとも黙ってひたすらにケリーの声を堪能させていただきました。

そもそもTHE FIRST TAKEという企画にこれほど合う人はいないのでは?と思うくらい、剛さん自身も普段からわりと「一発録り」にこだわる部類の人ですし。

きっとぴったりだろうなぁと思っていたのが、想像のはるか上を行く素晴らしい時間でした。

ものすごい集中力!!!

なんというクオリティー!!!

しばらくは言葉にすることもためらわれました。

オットもまた「スゴイものを聴いてしまった!!」と興奮していて。

「やっぱり彼は神さまに選ばれた人だね~」とひとしきり語るだけ語って寝室へ。

もちろんわたしも頭の中では目まぐるしくいろいろと思っていましたが。

さまざまな感情が押し寄せてきて、何から語っていいものやら。

どんな言葉を放っても薄っぺらくなりそうで(笑)

逆に軽々しくツイートやメールができなくなってしまいました(笑)(笑)

だってだって本当にこんな日が来ることをどれだけ心待ちにしていたか!!です。

さて。

FIRST TAKEイコール一発録りということで。

一発録りと聞くといつも思い出す瞬間があります。

それは子どもの頃にたまたまテレビで見た「We are the World」のメイキング映像です。

番組の中で、たくさんの名実共に素晴らしい大スターが歌い継ぎ、素晴らしい知恵を出し合って1曲がだんだんに形作られていくところが映し出されていて。

その頃から音楽を創りあげて行くところを見るのが大好きだったので、それはそれは興味を持って見てました。

その中でもわたしが特に印象に残ったのは、確かレイチャールズだったと思います。

映し出されたのは、決められたパートを歌う場面ではなく、自由にフェイクを入れることになって、そこを撮るシーンでした。

その瞬間、彼は一度振り向いて…

「いいかい?一回しかやらないからちゃんと録ってね!?」

というようなことをお茶目に言い

(細かい台詞は覚えてないです、ニュアンスだけ。笑)

その後に繰り出されたフェイクは子ども心にもとても素晴らしかったの。

当時のわたしはクラシックの流儀しか知らなかったので(笑)

そもそもフェイクというものがよくわかっていなかったのですが。

その瞬間の想いやグルーヴを切り取る神業に夢中になったのを今でもよく覚えています。

そして本当に一回でばっちりキメて見せたレイチャールズのカッコよかったこと。

何より音楽って本当に集中力なんだなぁと。

子どもの頃のわたしはしみじみしつつ、その実力のほどを見せつけられたのは今でもいい思い出です。

歴代のTHE FIRST TAKEも今までに何回か見たことがありましたが、素晴らしいと思って見た演奏はどれも一曲への集中力が桁外れに素晴らしい気がしていて。

今回の剛さんの歌もまた、一球入魂ならぬ一曲入魂という感じ。

歌への集中の度合いが神がかりに素晴らしいと思いました。

何度かリピートしたあとで、歌詞を確認しようとGoogle堂本剛 街」と検索したら下記動画がまっさきに画像付きで出てきたことが何よりうれしいことでした。

これからは名刺代わりのこの曲が、いつでも誰の目や耳にも届く形で残るんだなぁ。

ひとつ長年の夢が叶ったような気がしました。

そして誰よりなによりも。

わたしが好きな時に何回でもこの動画を観ることができるのだという事実!!

そしてそれを堂々とブログに貼れるのだ!

25年近くもファンってヤツをやってると、こんな日も来るんだなぁとしみじみ(笑)

本当に何度友人たちと語り合ったかしれません。

「もっと自由に制約なく世界中の人達に彼の音楽や歌が聴いてもらえたら。」

今回のことで、長年の夢の一つが叶ったように感じました。


www.youtube.com

平安神宮ライブから帰宅しました。

ひとつ前の日記で近況を報告しましたので、よかったらそちらからご覧ください。

隙間がなく詰め込んだスケジュールの中、唯一ぽっかり空いていた日曜日と、たまたま空いた月曜日。

平安神宮ライブに申し込んだらラッキーなことにチケットが取れました。

旅の手配やライブ前後のスケジュールのアレンジなど、旅程はすべてオットが担当してくれて。

ありがたいことに久々に夫婦で京都へ行き、奉納ライブに参戦し、速足で神社仏閣をめぐってきました。

「何を置いてもこれが一番だと思ったからこれについて真っ先に書いておく」

という理由でもなくて。

(今年の一番はとても選びきれるものではありません!春の剛さんのツアーも、KinKi のイベントも、サマソニもテレビでの露出の数々も平安さんも…

言わばどれもがわたしにとっての一番です!)

このままでは何も書かない日記がどんどん増えてゆく…という危機感を感じたので(笑)

やり方を変えて、試しにここから書いてみる…という塩梅です。

本当はTwitterで軽くまとめておけばいいかな?とも思ったのですが。

あの文字数にはどうやっても収められず、一晩悪戦苦闘した末に日記に書こうと決めました。

書き方をすっかり忘れてしまったのか(笑)とても読みづらい文章ですが、よかったら続きを読むからどうぞ。

続きを読む

夏の近況報告。

とにかく日記に未発信案件が多すぎて(笑)

もはやどこから書いていいかわからない状況に陥ってます。

この夏はエンタメを堪能しつつも、なぜか謎なくらいレッスンにも夢中になり。

そろそろ店じまいかな?と思っていたくせに。

気がつけば新しい音楽講座に申し込み、勉強まで始めてしまいました。

あれれっ!?なぜに!?

予想外の展開過ぎて、自分で自分の行動や心境を笑ってます(笑)

そのきっかけを作ってくれたのは自分でもびっくりですが、吉田拓郎さんその人です。

昨年、拓郎さんが最後のアルバムに着手するというニュースが出て以来、たくさんの番組や発信を追い始め。

だんだんにその全貌がわかってくるに連れ、彼がKinKi Kidsやともえちゃん、後輩たちに注ぐ分け隔てのない温かいまなざしに、とてもとても感化されました。

誰にでも同じように接する…のではなくて。

常にその相手に合う接し方、愛情の掛け方をしていて。

びっくりするほど大御所にも関わらず、後輩たちの目線まで降りてきて、出し惜しみすることなく、その愛情を常に本人たちに伝え、メディアでも発信する。

あふれんばかりの愛情をかけられた後輩たちは、拓郎さんの愛を糧にして。礎にして。

光一さんも剛さんもともえちゃんも、自由にのびのびと自分の内面に向かって行って。

さらに近年、それぞれが自分の真価を存分に発揮し始めている気がします。

そういう先輩の存在がいかに後輩たちをさらに輝かせ。

その存在に認められ、大切に思ってもらっていることが、彼ら自身の自信ややる気に繋がっていくのか。

それを実感したはじまりは、元旦のピアノ一本のライブでした。
あの時から、KinKi Kidsは謎の!?(笑)前向きオーラを前面に出していて。

師を挟んで彼らの関係性までもが自然と原点に戻ったように見え。

KinKi Kidsというグループとしても光一さん剛さん個人としても、自信に満ちた無敵なオーラを放ってました。

おやっ!?今年の彼らは今までと何かが違うかも?!

これは凄いことが待っていそうだぞ!

という予感に震えつつ(笑)

ただただ目の前のライブを存分に楽しんでいたことを昨日のことのように思い出します。

そしてその通り…というか想像のはるか上をゆく魅惑の夏がやってきて。

YouTubeでの発信も、魅惑のテレビ番組たちも、東京でのイベントの2日間もCMも…

すべてを存分に堪能したことはTwitterなどでもたびたび触れてはいましたが…

一方でやっぱり彼らの周りで支えて来られた先輩方の愛情もまた、さまざまな場面で見え隠れしていて。

ジャニーさんや達郎さんご夫妻、松本隆さんや織田哲郎さんなど、人生の諸先輩方の存在やその発する言葉たちにもとても感銘を受けました。

そろそろ「育てる」という仕事も終わりの始まりくらいの域に入ってきたなと思っていたわたしには、学ぶことがたくさんたくさんあって。

ずっと探し続けていた、理想の「次世代への渡し方」の輪郭がやっと見つかったような気がしてました。

一方でKinKi Kidsもまた、近年事務所の後輩たちなど、次世代に積極的に関わり始めていて。

25周年を通してさらにそれがはっきりしてきたように見えました。

先輩からもらってきたものを今度は下の世代へと渡してゆく。

それぞれが後輩にとってのジャニーさんになったり拓郎さんになったりしつつ。

さらにはっきり次世代への橋渡しに意欲的になったような気もしました。

おもしろいなあと思ったのは、ふたりが時として、お互いの中にジャニーさんや拓郎さんを見ているのだと気づいたことで。

そりゃあこの関係性が無敵ではないはずがない!!と心底思わされました。

わたしもまた、ラジオやLOVELOVE、拓郎さんのアルバム、Amaging Love関連のさまざまな発信やイベントのレポなども追うたびに。

作品そのものの素晴らしさと共に、周りで支えて来られた方々の素敵さにも心を奪われて。

ああ、なんて素敵なんだろう!?という感動と共に、自分だったらどうする?もセットで考えさせられて、いっそう仕事にも熱が入ったような気がします。

コロナ禍でもあるし、不意に生徒やご家族に感染者が複数出て予定変更が増えたりもして。

ラッキーにも今のところ我が家は家族も含め、元気にはしておりますが…

一方で仕事や私生活の中でも完全に緊張が解ける瞬間が少なくて。

がんばった成果なのかなんなのか、なぜか小さな生徒がどんどん増えて(笑)

今現在、10年前くらいの勢いで一週間がレッスンでパンパンに詰まってます。

ほとんど休みなく働いているので、夜になるとあっという間に秒で寝てしまい(笑)

すごい量のインプットをしたわりに、アウトプットがほとんどできず、かなりの欲求不満状態です(笑)

KinKi Kidsの25周年には絶対に触れたいところだし、拓郎さん、達郎さんご夫妻の音楽なども存分に楽しんでいて、これを書くならここからだし、こっちにも触れたいし…と枝葉はどんどん増え、さらに未発信のものが増えて行ったことはとても不本意です(笑)

できることならば、ひとつずつ整理して行けたらとあきらめず思ってはいます。

平安さんのことも、とりあえずTwitterに書こうと思ったのですが、どうにもあのツールでは言葉の数が足りなくて。

メモ書き風にでもいいからとりあえず、どうしても今の感情を残しておきたかったので、諸々すっ飛ばして次の日記で短く第一声を上げます。

2022 猛暑の奈良旅 番外編 予想外の出来事とマジックタイム

旅の続きを時系列で書くつもりだったのですが、予定変更。

少しだけKinKi Kidsや剛さん絡みの旅日記を書きます。

もういい加減ファン歴も長いので(笑)

いつもなら、旅をするときは旅に集中したくて。

KinKiとか剛さん(私たちの旅は大概奈良なのでね、笑)のことをずっと考えてる…

なんてことは、今さらナイ!ナイ!と思っていたのですが(笑)

なぜか今回は予定変更案件が向こうから次々とやってきて

「いいか!?忘れるんじゃないぞ!?」

と何度も確認されるかのような旅となりました。

このパターンは新しいです(笑)

忘れてなんていないってば!!(笑)(笑)(笑)

そもそも25周年のなんやかんやがスタートする前に奈良に行って

家に帰った後祭りが始まる…はずで(笑)

じっくりとテレビや大阪のライブレポを堪能しよう…と思っていたのが。

突然旅の日程の中に「金スマ」が飛び込んできたのは出かける直前のことでした。

でもその時点ではちょっと予定がずれた?くらいの感じだったのが(笑)

次から次へといろいろな展開がやってきて。

まるで聖地巡礼の旅?という感じになってしまいました(笑)(笑)

決して意図したものではなかったのが、面白いです。

しかもこれ、オットとの旅で友との旅でもないのに…です(笑)

まずは旅の3日目。

たまたま今回天理に行く計画があって。

我が家はまだ足を踏み入れたことがない石上神宮に行くことにしてました。

この日は最高気温予想が38度。

参道までの道が猛暑ですでにとんでもなく長く感じていて。

もっとじっくりお参りしたかったのですが

闇雲に時をつくる鶏たちにもせきたてられて(笑)

早々に引き上げることとなりました。

(その話はまた後日)

その後あまりの暑さに、急遽無駄に動き回らずエアコンがある場所で。

観光もできちゃうところはないかしら?と地図を見ていたら

石上神宮」から「なら芸術文化村」がすごく近いことに気づいたというわけです。

かの地はとても広くて、しかも屋内だからエアコンが効いているはず…ということで。

まっしぐらにそこへと向かうことになりました。

しかも、本当にたまたま修復工房見学ツアーの募集が始まるタイミングで現地に到着。

ツアーそのものがど真ん中の内容でおもしろかったこと。

まるでGYAOさんで剛さんが行ったところをなぞるかのような展開になり。

成り行きに笑うわたしたち夫婦(笑)

でも後から思えばこんなのは序の口で…

「これがはじまり」と言っていいくらい、さまざま待ち受けていたのですが

もちろんこの時点ではそんな事になろうとは…

つゆほどにも思ってませんでした(笑)

なので、その後もおみやげを買いまくったり。

箸墓古墳を訪ねたり。

精力的に動き回り…

あとはホテルでのんびりするだけ…

の、はずだったわけですが。

事実は小説よりも奇なり(…というよりうちの夫婦が揃いも揃って不注意なだけ、笑)

ちょっとした行き違いから、全く行くつもりじゃなかった地域のホテルまで延々とドライブすることになったのでありました。

それはものすご~く単純な勘違いから始まりました。

旅を決めた際、ネットで3泊めの宿を取ってくれたのがオット。

「ここがいいよ」と橿原ロイヤルを勧めたのがわたし。

今回4日目は葛城古道を行くつもりだったので。

それなら橿原駅からほど近い、橿原ロイヤルが便利だと思ったのでした。

ところがところが…オットが予約を取っていたのは奈良ロイヤルだったの。

わたしは両方のホテルに泊まったことがあって

どちらの情報も熟知しているのですが、オットはその違いが全くわかっておらず。

何度も確認するタイミングはあったのに、なぜか今回はお互いに確認せず(笑)

橿原ロイヤルのフロントまで行ってから

「ここではないですよ!!」と指摘されたというわけです。

どうよこの事態!!!

Oh! my god!!!(笑)(笑)(笑)

オットとわたしはすでに疲れ果てて、その上すごく恥ずかしかったので(笑)

お互いに対してすごくすごく怒ってて(笑)

でも疲れすぎて喧嘩する元気すらなくて(笑)

ほとんど黙りこくったまま渋滞の24号線を止まり停まり走ること1時間。

むなしくご陽気に流れるSpotifyParliament(笑)

いつもなら楽しくてノリノリになるはずの音楽も、まるでお通夜(笑)

怒りの導火線に火がつく寸前…

友だちとの旅ならば、なんとか持ち直すべく楽しい話題を振る努力もすると思うのですが

あいにくオットとのふたり旅となので、どちらも黙りこくったまま。

やっとやっと宿に到着して。

お互いふてくされたまま、ホテルの部屋のカーテンを「シャーッ!」と開けたら…

遠くの方に「朱雀門」!?

…だよね?あれ!!

その隣に修復中のテント!!

ということは、間違いない!!平城宮跡!!!それだ!!!

「ええっ!?なんで??」

「ここから見えるんだっけ?」

となって(笑)

急に機関銃のごとく喋り出したわたしたち夫婦(笑)(笑)(笑)

前回わたしがここに泊まったのは石舞台の公演後。

真っ暗になってから到着だったので

周りの景色のことなんて全く気付いてなかったのでありました。

こういうところだったのか!!!

しかもちょうど、到着した時間がどんぴしゃマジックタイムだったという…

これも言うなれば大渋滞のお蔭(笑)(笑)

意図したってこれほどの偶然ってなかなかないと思うのです。

わたしたちのSuper miracle jouney!!!

はじまってくシナジー~♪

(いろいろ間違ってる、笑)

その時の興奮をつぶやいたのがこれ↓

そしてすっかりオットとわたしも機嫌を直し(笑)

コンビニへ軽い夕飯と翌朝の朝ごはんの買い出しへ。

(幸いにも食事なしの素泊まりで、翌朝もどうにでもな展開、笑)

お酒だっていっぱい買っても冷やしておけるのだ!!

ホテルの部屋に冷蔵庫があるって素晴らしい!!!

(ひとつ前の日記と言ってることが全然違う二枚舌、笑)

ついでに・・・疲れと興奮からロング缶とか飲んじゃったので

ホテルの部屋にトイレがあることも素晴らしい!!となりましたのことよ(笑)

翌日の日程については…

平城宮跡を見たことで気を良くしたわたしたち夫婦。

元々の計画に戻るべく、またロングドライブをして。

葛城古道の方へと戻って行こうと前向き発言も出始めたわけですが(笑)

「ここまで来て平城宮跡に寄らないという選択はある?」

という話になるのは当然の成り行きというもので(笑)

ほらほらまた、GYAOの奈良の回の記憶が私達の脳裏に(笑)

これは行くっきゃないよね?と思いつつ。

「でもさ、猛暑よ?」とわたし。

「早朝ならいけるんじゃない?」とオット。

「でもさ、そこからまた葛城古道まで戻るんだよ?」とわたし。

土曜日の早朝なら、そこまで道も混まないのでは?とオット。

「俺は余裕で起きるけど、オマエが起きられればってことだな!」

最後はオットのこの言葉で締めくくられて。

そうなんですよ?そうなんですけどね…

と、しばし躊躇したものの。

まっ迷うまでもなく。

千載一遇のチャンス。

その後、オットは想定通り、ビールを飲み過ぎて金スマの途中で当然のように寝落ち(笑)

一人でゆっくりKinKi Kidsに浸りたかったわたしには超好都合(笑)

ということで…

その晩の金スマは、当然ながらわたしにとっても特別の意味を持つ夜になり。

きっと後々、この日のことを何度も思い出すのだろうなぁと思いました。

KinKi Kids forever!!中居先輩大好き♡

夜中なので、さまざまな感傷に存分に浸り放題。

(若干オットのいびきがうるさかったけど、笑)

金スマの興奮でなかなか寝付けなかったというのに

翌朝5時には起きて、平城宮跡へ早朝散歩に出発!!!

ここはGYAOの映像の痕跡を追いたいのみならず。

わたしにとっても友人たちとの数々の思い出の場所でもあって。

ここまで偶然が重なるとさすがに降参(笑)

そもそもファン歴も25年近くなり。

オタク活動と日常の境目はさらに薄くなってるし。

最近はオットも主にソロ界隈に片足突っ込んでて(笑)

オットから話題を振られることもあるくらいで。

線を引くというのはムリな話だったのですが…

ここまで聖地巡礼みたいなことになるとは思わなかったのことでござるよ(笑)

となれば、今さらなわけですし

KinKi Kids大好き♡

剛さん最高♡

叫び出したい気分のまま旅をして帰ってきました(笑)(笑)(笑)

そのわりに、KinKiの番組について、Twitterでちょろっと触れたきり、あまり感想が書けてないのですが。

久しぶりにじっくりと書きたい気持ちになってます。

そうそう。今週こそが本番です。

特に明日あさって、起きてられるかしらん、わたし。

ピアノの方も夏休みに入るし、週末にはお試しレッスンが2人。

いろんな意味で仕事的にも今後の行方を決める夏になりそうな予感もビンビンしてて。

久しぶりに教材やら楽典やら、勉強したいことがいっぱい!!

そして東京ドーム公演もあるから生KinKiさんも待っているわけで。

オンとオフ、さまざまに重なる夏ですが…

全部楽しみ尽くしていきたいと思います。

この日記に出てきた「なら芸術文化村」について、平城宮跡については別途詳しく触れたいと思っています。

ちなみにこの画像は翌早朝、ホテルを出る前に撮りました。

「その口唇が裂けて 吐き出す愛の詩~♪」

この歌の「ここ」もまた不意に出て来ました…懐かしいPINK。

かつて、東京の早朝の空とここの空を重ね合わせたと剛さんが言ってましたよね。

こんなところにもまた偶然のお恵み。

何より朝のやさしい色合いの中で浮かび上がる平城宮跡の景色が神々しくて。

純粋に心を打たれてしまいました。

今回の旅では、テーマのように折に触れて脳裏に浮かぶ句があって。

それは西行法師のこの句です。

何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる

主に旧い神社仏閣でこの句が浮かんでいたのですが。

そういう場所に限らず。

どんなところにもどんな瞬間にも神は宿っているかも?と思わされた瞬間でした。

(間違った引用かもだけれど…)

画像は奈良ロイヤルの駐車場に向かう際に出会ったせんと先輩!!

ずいぶん前、京都駅からいなくなってさびしかったのですが、久々に会えました。

(あっ、そんなことなかった。奈良まほろば館でも!笑)

ラストに、ホテルの窓から見た平城宮跡マジックタイムをお裾分けします。

「Amazing LOVE」を聴くたびテレビで見るたび、きっと思い出すと思います。

インスタに時系列でまとめてみました。

 
 
 
 
 
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2022 猛暑の奈良旅 その4 懐かしい暮らしと匂い

今回洞川で二泊した宿は、初めて宿泊したところでした。

前の日記でも触れましたが、小学生の宿泊学習の時期と重なってしまい。

泊まったことがある宿は平日にもかかわらず、軒並みすでに予約でいっぱい。

こんなことも初めてのことでした。

いつもの宿と勝手が違うことも多々ありましたが

ひと足先に「盛夏」の気候になった天川を経験したのも初めてだったし。

ひと味違う経験がたくさんできて、とてもおもしろかったです。

何より驚いたのがこの宿には宿帳のようなものがなかったことで(笑)

予約の時に電話をした時に、住所や電話番号は口頭で伝えたとは思うのですが…

チェックインの時に何か記入させられることもなく。

駐車場に車を停めてコロコロてくてく歩いて来たら

いきなりお部屋へと案内されました。

えっ!?チェックインは?大丈夫?と心配になりましたが(笑)

結果的に何の問題もなく大丈夫でした(笑)

そんなところがさすが天川という感じ。

何年か前に旅館街を歩いていたら

「外へ出る時は家に鍵をかけましょう!」というポスターや。

「鍵かけ運動」とでかでかと書かれていたりしたのを見て驚いたことを思い出します。

マジか!と思ったのですが、本当にここの方々はおおらかで。

知るほどにさもありなん…と思います。

お部屋は急な階段を昇った2階にあります。

そんなところもいかにも行者さんたちが大峯山に挑む際に泊まる宿という感じ。

そういう宿に泊まっているのだと意識することはとても大切な気がしました。

鍵のついた襖を開けると広い広い二間続きの畳のお部屋が現れます。

ひと間が広いのなんのって。

多分半分だけで家族四人が楽に泊まれると思います。

二間の間の襖を取っ払えば、林間学校の一クラスの女子全員分の布団が敷けそうです。

備品も最小限で、衣文かけになる天然の木が渡してあるのと。

テレビと扇風機と床に座る高さのテーブルだけ。

(テレビは結果的にほとんど見なかったです。

山へ行くとそんな気分にならなくなるから不思議です。静けさが宝物と感じます。)

トイレや洗面所は大浴場の前にあって。

一旦部屋を出て廊下を抜け、フロントと反対側に急な階段を降ります。

廊下にはたくさんのサインが掲げてあって。

ほとんどは達筆過ぎてどなたのものかわからなかったのですが

山村紅葉さんのサインが判読できました。

夜中にトイレに行くのがちょっと怖いなぁとか、いろいろと心配もしてましたが。

結果的にこれも大したことではなく。

そもそも山へ行くといつもそうなのですが、眠りが深くてぐっすり朝まで(笑)

何の問題もありませんでした。

当然ながら部屋に冷蔵庫もないので、何かを冷やしておくことはできず。

たとえばどうしてもビールや冷たいお茶が欲しければ外へ出て自動販売機で。

その時に飲みきれる分だけを買う…

そもそも村のお水は水道水でもとても美味しいし。

湯沸かしやお茶セットは常備してあるので、熱いお茶は飲めるわけで。

ああ、そうよね。昔はそれが普通だった…

暑いからと言って冷たい飲み物をがぶ飲みしたりもしなかったなぁなんて。

そして、とんでもない猛暑にも関わらずエアコンはないので。

最初とんでもなく暑く感じて、どうなることかと思っていたものの。

夕方になるといつの間にか涼しい風が吹き始め。

温泉街のそぞろ歩きに適した、とても気持ちが良い陽気になります。

あちこちの店先で地元のおばあちゃんたちが集い、笑いさざめく話し声。

急な坂道を果敢に立ち漕ぎで登ってゆくちびっこの自転車。

どの家も窓が開いていて、あちこちから家族団らんのにぎやかな声が聞こえてきます。

それはそれで人のぬくもりをたくさん感じるし、とても郷愁を誘われました。

とはいうものの昼間は33~34度くらいにはなっていて。

昼間山道をあちこち歩きまわると、あまりにもびしょびしょべたべたで。

出先で温泉に入り、汗だらけの服を再度着るのはちょっと…なんて思ったのですが。

意外や意外、それでも入浴後はすっきりさっぱりして。

そういえば昔、本当に暑い時は行水とかしたなぁなんて…

暑い!エアコン!冷えた飲み物!アイスクリーム…

と言った暮らしとは縁遠い暮らしぶりでしたけど(笑)

途中から不便も含め昔を懐かしみ、楽しむモードになっていて。

それはそれでとてもhappyでした。

そうそう、もう一つ。

とても大切だった宿の備品があって、それは蚊取り線香とマッチです。

家庭用の蚊取り線香の半分くらいの大きさのものがひと箱おいてありました。

木枠の懐かしい窓には一応網戸もついていますが。

部屋に入った時、網戸の内側にもすでにいっぱい虫がいて。

オットやわたしは(刺されることを除けば)あまり気にしないタイプですが、

アネやオトートがいたら大騒ぎだったよね?という感じ(笑)

そんな私達でさえ、殺虫剤や虫よけを持って来なかったことを一瞬後悔しましたが

ずっと蚊取り線香を焚いていたら、まったく刺されることもなく(笑)

ブーンと羽音が気になるくらい虫が近くに寄ってくることもなく。

快適に過ごせたことをここに記しておきます(笑)

(その代償としてちょっと煙にいぶされたけど、まあイヤではなかったです、笑)

ただし、小さな蚊取り線香は3時間くらいで燃え尽きるので(笑)

今回のことで、ちょっと頼りない湿気たマッチを擦る能力が格段に上がったかも(笑)

お風呂は24時間いつでも何度でも入れる温泉が二つあって。

「貸し切り」の札を置けば中から鍵をかけて、家族で安心してのんびりと使えます。

そして特筆すべきはご飯です。

旅館と言えばご飯がいつも多すぎて、かといって残すのもなんだか申し訳なくて。

特に夕飯を無理やり残さず食べて、胃がおかしくなったり不調になりがちでした。

なので、今回はオットが少し量を加減して欲しいとお願いしてくれました。

この事を旅館の名物オーナーさんがよく覚えていてくださって。

今回適量の美味しい食事を、細やかに用意して迎えてくださいました。

名水を使った湯豆腐やイワナのお刺身。鮎の塩焼き。

野菜だけのサクサクの天ぷらや山の滋味深い炊き合わせ。

珍味の数々は絶品で。

何よりごろごろ水で炊いたご飯のおいしいこと。

普段、夜は野菜とおかずちょっとという食事が多いのですが

ここではご飯があまりに甘くおいしくて、毎晩ご飯も少しいただきました。

にも関わらず、翌朝全く胃がもたれることもなく。

快適に過ごせたことを何よりとても感謝しています。

我が家的には洞川に行くと必ず天河神社の朝拝に行くので。

朝は5時台に起きて、神社往復後、8時くらいに朝食にしていただくのですが。

下記の朝食がまた絶品でした。

朝もまた湯豆腐があって。

ほんの少しずつ並んだ佃煮や奈良漬けなど漬物類。

納豆や焼きのり。お野菜の炊き合わせ。

それにババロアとヨーグルトとフルーツ。

どれも量が程よくて、ほんの一口ずつ食べられる贅沢よ!

「あまりたくさん食べられない」と言った癖に(笑)(笑)

いつも旅に出ると朝食でご飯を4膳くらい食べちゃうオットにつられて。

わたしもご飯を2膳食べちゃうくらい、至福の時間だったのでありました(笑)

ご飯の時や通りすがりにちょこちょこお話したお宿のオーナーさんが

お話がとても楽しくて、ひょうひょうとしてらして。

ユーモラスにわたしたちの興味を惹くお話をしては、しゅるしゅると煙に巻く…

言うなれば天狗のようなイメージのお方だったのでありました(笑)

とてもユニークで素敵な方でしたよ。

帰り際、宿代の清算をしたあと、ノーラベルのごろごろ水をたくさんいただいて。

旅のお供にどうぞ!と言っていただけたのもとてもうれしかったです。

何よりのご馳走で、その後の旅に大いに役に立ちました。

お宿のお庭の画像などはインスタに上げたので、貼り付けます。

一枚目、窓枠と窓枠の間に置かれた蚊取り線香が見えるかしら?

これは朝食を食べたお部屋からパチリ。

裏庭は急な斜面になっていて、ほとんど山の続きという感じ。

緑がとても目に優しかったです。

夜ご飯の時は温泉街に面したお部屋で外を見ながら食べたのですが

どちらも窓を開け放って、とても開放的な気分でいただきました。

蚊取り線香に守られている感が半端なかったです。

 
 
 
 
 
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2022 猛暑の奈良旅 その3 再会と洞川散歩

この日記は前の日記からの続きです。
壺阪寺は、いつも我が家が天川村へ向かう際の道の途中にあります。
壷阪寺を出た後は、まっすぐに天川村へと車を走らせて。
明るいうちにかの村へ到着しました。
長い長い新川合トンネルを越えると天川村への入り口、川合の交差点が現れます。
そこからさらに30分弱かけてゆっくりと山道を上ると洞川温泉街です。

県道を走っているとやがて大きな黒い門が現れます。

前回歩いて通った際、高い高い門のてっぺんの裏にスズメバチの巣を発見して。

村の方にもお伝えしたので、なくなってるかなぁとゆっくり走って確認したら。

半年のうちにもうひとつ巣が増えていてびっくりです(笑)

あまりにも高い門なので、人に影響はないかも?と思っているのかもだし。

駆除しようと思ったとしても届かないのかもよ?

なんてひとしきり話題にしながら通り過ぎました。

そして、懐かしの洞川温泉街の角を曲がる頃には…

車内BGMは洋楽FUNKから剛FUNKへとチェンジをご所望のオット(笑)

洞川や天河神社への道へ入るとパブロフの犬よろしく剛さんの歌声が聴きたくなるそうです。

この日、まずツイートしたのがこれ。

今回、6月の終わりの洞川は小学生の林間学校のメッカになっていて。

あちらの宿、こちらの宿から小さい子の声がしたり。

温泉街を体育着の子どもたちが列をなして歩いていたりします。

私達がいつも泊るお宿も、翌日から小学生を多数迎える準備でてんてこ舞い。

残念ながら今回は泊まれなかったので、空いている宿を探したら。

なんと定宿の真向かい宿に泊まることになったという…

わたしはちょっとフクザツな気持ちで若干沈んでいたのですが。

オットはまったく意に介さず(笑)

今回はじめて泊まった宿との出会いもなかなかに強烈だったので(笑)

それはまたこのエントリーではなく、別途語るとして(笑)

今回焦点を当てるのは、これまでの旅で出会ってきた方々とのお話です。

さて。

今回の宿でチェックインを済ませた後、さあ行くぞ!とオット。

一体どこへ?と思ったら…

今出てきた向かいの宿に、ひとり東京で買ったおみやげを持って勝手に入っていって。

とっくに顔見知りになっている宿のおじいちゃんと談笑しているではないですか!!!

こういうところがとんでもなく人見知りで、誰と言わず心を開くのに時間がかかるわたしと。

誰に対してもフラットで、分け隔てなく社交的なオットの全然違う所です。

気難しそうな職人さんや飲食業の方々とも、旅でたまたま出会った方々とも。

初対面からちっとも身構えず、心やすく話す天才だなぁといつも感心してしまいます。

一方で後々お礼状や年賀状でだんだんに仲良くなって、じっくりと関係を深めていくのはわたしの方が苦にしない方なので。

なんだかんだ言って夫婦の役割分担ができている感じになっています。

そもそも今回泊まらない宿におみやげを買っていくのもどうなのよ?

とも思ったのですが…

内心ヒヤヒヤしつつ見守っていたら、定宿のおじいちゃんとおばあちゃんが揃って出てらして。

「奥さんも一緒なの?よう来たね!」ととびきりの笑顔で声を掛けてくださいました。

「まあ、おみやげなんてもらっていいの?うれしい!!」

と、子どものような笑顔で頬を染めて喜んでくださるではないですか!!

うれしいなぁ♡

ちなみにここでお渡ししたのは「ごまたまご」

「で、どこに泊ってるの?ああ、お向かいさんね!」

何の遠慮も屈託もなく談笑しているオットとおばあちゃんを見ている多幸感。

わたしだけだったら、今回この宿に泊まれない時点で、なんだか申し訳なくて。

きっと声を掛けられなかったと思います。

そんなこんなで、大好きな定宿の方々のお顔も見れたしお喋りもできて。

オットにはとても感謝しました(笑)

そして、その足で例の絵たちを譲ってくださった喫茶ルナさんへも行ってご挨拶。

ここのおばあちゃんともすっかり親戚付き合いのような気持ちでいて。

わたしたちの顔を見た途端、ルナのおばあちゃんもまたとても喜んでくださって。

お互い元気に再会できる喜びでにこにこ。

もう夕方だし、また明日ゆっくりお茶を飲みに行きますね~と言って。

逢えてよかったね!しあわせだねぇ~と言いながら、お宿へと戻りました。

ちなみに…

翌日、面不動茶屋までトロッコを使わず歩いて上り。

さらに山越えの遊歩道を通って龍泉寺まで降りたら、猛暑でぐったりしてしまい。

お約束の喫茶ルナさんへ辿り着いた時はへとへと(笑)

おばあちゃんと談笑した後、お昼を注文して。

食べている途中でハッと気がついたこと。

気づくのが遅かったので、食べかけですが…

オットもわたしも同じものを注文していて。

それは「ミックスジュース」と「ホットケーキ」。

「えんどりけ~り~♪♪」と意識したわけではありません。

もちろんただの偶然!!!

本当はゴロゴロ水のコーヒーを飲むところ、元気ゲージが限りなくゼロだったので(笑)

今回は甘くて酸っぱいジュースにしようということになったのでした。

おぉ!天川まで来て、これをセットで頼むわたしたち。すごくない?

と大喜びのわたしたちだったのでありました(笑)

帰り際にルナのおばあちゃんから「ちょっと待って。これも、持って帰り~」とたくさんおみやげをいただきました。

そして宿へと戻る道すがら、定宿のおばあちゃんもまた、向こうから走って来られて。

「今、向いの宿の方におみやげを届けようと思ってたんよ。ここで逢えてよかった!」

と、またたくさんのおみやげをいただいてしまいました。

葛粉でしょ。

陀羅尼助羊羹でしょ。

厚焼きのおかき。

梵字が書いてあるオットとわたしの干支の神さまステッカー。

山盛りです。

あちこちにかえって気を遣わせてしまうこととなり、とても申し訳なかったのですが…

仲良くなった方々と、どんどん親戚付き合いのようになってきて。

幸せでいて欲しい方々が増えるにつれ。

埼玉に帰ってきてからも、不意にこの方々の顔が浮かびます。

きっと今日もいつものように、穏やかな日常を送ってらっしゃるのだろうと容易に想像できる気がします。

そう思うとわたしもまた「この身体~まだ行けるさ♪」という気持ちになるから不思議です。

オットもわたしも転勤族でこれと言って田舎がないので、こういうつながりが本当にうれしい今日この頃です。

さて。

最後に洞川散歩の時に撮ったインスタの画像を置いておきます。

画像の右側中央をクリックしていくと8枚の画像が次々と出てきます。

6枚目の鳶(トンビ)は、洞川へ行くと必ず高いところを旋回している姿を見ます。

「ぴんよろ~っ♪」と大きな声で鳴き交わしています。

よく生徒と一緒に歌うとんびの歌が思い出されます。

なんだかすでに顔馴染み気分?(笑)で、たまたまいないと寂しい気さえしています。

今回、たまたまかなり近いところを通って空高く昇って行きました。

画像に撮ろうと思ってからアクションが遅くって、あまり大きく見えないのが残念。

インスタではホタルやせせらぎの動画も公開しています。

ご興味がある方は直接飛んでご覧くださいね。

(どうもインスタのリールは日記には貼れないようです。

イマイチ仕様についていけてないわたしですみませぬ)

次は、こんなに長く天川に通ってきて、まだあった新たな出会いの話を書きます。

その出会いが転がって転がって、なぜか最終日に葛城で繋がっていく不思議。

今回はじっくりと時間をかけて語りたいです。

 
 
 
 
 
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