ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 この1曲

 やっと西のラジオ局にドウモトツヨシワールドで一番好きな曲を投票してきました。
この1曲を選ぶという作業はとてもとても難航しました。難航しすぎです(笑)
そもそも、彼のソロ活動が始まった頃からの曲を全部並べて聞いてみたことがなかったので、その作業がとってもおもしろかったです。
わたしは常に新しいアルバムや最新の活動が一番好き!と心を奪われているタイプのファンで、あまり過去を振り返ったり過去と今を比べてどうこう思うタイプでもないので、久しぶりに聞いた曲もたくさんありました。どの曲もとっても新鮮な気持ちで聞けて楽しかったです。
 さて。
1年半前に、お友達の日記に乗っかる形でE☆Eのbest1を選んだことがありました。その時の日記はこの辺りにあります。
この時もずいぶん悩んだなあと思い出します(笑)それだけ好きな曲が多いのです。
その表を使って足していこうかと思いましたが、あえて今回は今回としてやり直しました。あきれるほど長いですが、ご興味がある方は続きを読むからどうぞ。
1.ライブで聴いたら無条件にあがる曲
思わず身体が動き出す〜♪

「Let's Get FUNKASY!!!」「傷の上には赤いBLOOD」「Blue Berry -NARA Fun9 Style」「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」「Chance Comes Knocking.」「NIPPON」「闇喰いWind」「The Rainbow Star」「Six Pack」

2.色っぽくて好きな曲

「濡れ鼠」「DARLIN'」「H/A/P/P/Y」「Six Pack」「いきてゆくことが」「恋のカマイタチ」「溺愛ロジック」「Six Pack」「くるくる」「ナイト ドライブ」


3.心が痛くてちくちくする感じがたまらなく好きな曲

「PINK」「Panic Disorder」「心の恋人」「GIRASOLE」「愛詩雨」「OH LORD!」「雨の弓」「傷の上には赤いBLOOD」「叶え Key」


4.詩が特に好きな曲
彼の選ぶ言葉が好きです。想像の余地があるというか、どこまでもイメージが広げられるというか…素敵に韻が踏んであったり、おもしろい造語が入った遊び心のある言葉が入っていたり。また他の誰の詩とも違う独特な世界観があるのもいいなあと思います。

「Panic Disorder」

破れた羽 冷めた眼差しも
なんなく背負って
きらびやかであれ
ギター掻き鳴らす ぼくは勇敢な
Panic Disorder


・「NIPPON」

ぶらりドレミファソって夜空に浮いてる赤い月
ふわりそらしどれって地面に溜まる水の溜まり

・「Let's Get FUNKASY!!!」

生きているうちだ
I 持って星空 駆けろ

ここだけじゃなくて、メロディーにうまくのせた韻を踏んだ暗号みたいな言葉遊びとか、全般的にすっごく楽しくて好きです。


・「歴史」

指先 赤い糸
指先 赤い糸

キミの始まり
ボクの始まり

罪の始まり
キスの始まり

ファルセットざんまいの歌声とあいまって、心を持っていかれます。


・「歩き出した夏」

僕から 生まれる
いくつもの僕を
何よりも 誰よりも
好きと言って欲しい

あの頃のつよしさんの本当に切実な思いだったんだろうな〜と最近になってとみに思うようになりました。

・「傷の上には赤いBLOOD

明日を救うことの
出来る天使に偶然なれるかもさ

変われないを知ってても
変われるを知っている魂


・「ナイトドライブ」

機械式逆さL 
登り坂速度殺させ

ここだけじゃないですが、特にここが強烈でした!こういう発想が大好き。

・「Raindrop Funky」

雨上がった路地は キラリちりばめて
眩しいメッセージと ダイヤモンド纏ってる

ここ大好き。


・「空〜美しい我の空〜」

小さな木の葉を そっと 眼で捕まえた そっと
ララ 美我空 桜の音楽(リズム)


5.メロディーがとっても好みでとても美しいと思うもの
「歩き出した夏」「春涙」「歴史」「空〜美しい我の空


6.郷愁を誘われる歌・情景や景色が浮かぶ歌

「街」「闇食いWIND」「ソメイヨシノ」「空が泣くから」「春涙」「Say Anything」「空〜美しい我の空


7.お洒落ですっごく垢ぬけてると思う歌

「くるくる」「ナイトドライブ」「Raindrop Funky」「歴史」「FUNKAFULL FUNKAFULL」「NIPPON」「Let’s try the love!」


8.聞くとしあわせな気持ちになる曲。こんな風につよしさんにしあわせでいてほしい曲

「故意」「Six Pack」「プロポーズダンシング」「Kurikaesu春」「Yellow」
実はつよしさんのこういうタイプの曲も大好きなのです!
彼を知ったばかりの頃は、マイナー(短調)な曲でこそ、彼の歌声は更に効果を発揮するのかなぁ?と思っていたのですが、最近はそうでもないと思っています。
メロディーもどんどん多彩になってきて、歌声のトーンもやわらかくて暖かいです。


9.歌声がとにかく好きな歌
わたしが彼のファンになった直接のきっかけは歌声でした。最初に聞いた瞬間からとても惹きつける声を持った人だなあと思っていました。
当時から歌が上手で表現力がある人だと思っていましたが、TANKの100公演あたりから更に巧くなったなあと思うようになりました。声質が美しいというだけでなく、表現したい楽曲に合わせてどんな風にでも歌える表現力や技術が増していて、とにかくその歌声にますます惹かれています。ほとんど中毒状態です(笑)

「歩き出した夏」
ストレートで真摯な歌声が好きです。いつぞやかのMステでピアノと建さんのベース(だったかな?)だけで歌ったバージョンとか、ROSSOのDVDの中のバージョンがとっても好き。

「春涙」
歌声はやわらかいですが、芯があってせつなさでいっぱいになる歌声です。歌声が最も好きな曲のひとつです。

空〜美しい我の空
力まかせじゃなくて、とっても冷静にコントロールされて投げられた歌声という気がします。
この歌が発売された当時、クラシック系の友人たちから絶賛されて鼻高々〜だった曲(笑)

「あなたが何処で今宵誰の腕の強さ想うか」
勢いと強さがあって、すごくリピートしたくなる曲。聞くと元気が出ます。

「素敵な詩 孤独な詩」
ライブで歌われてない部分が一番好きな歌詞で、想像しながら聞いた不思議な曲。

「希望も見れないふたりにならなくていい
ありのままに生きて死を迎えればいい

繰り返される
朝日 青空を旅して
愛の意味を
そっと涙に滲ませればいい

・「Purple Stage」
後半の「ららら」だけで歌っている部分が特に好き。惹きつけられてやまない曲。

・「歴史」
魅惑のファルセット。彼のファルセットがとりわけ大好きです。ピアノに絡みつくようなせつない歌声。

・「くるくる」
この曲もやわらかくて色気のあるファルセットボイスが大好き。

「Rainbow wing」
後半のフェイクがたくさん入るあたりからがとても好きです。もっと年を取ってからまた歌ってほしい曲。

「プロポーズダンシング」
どこまでも伸びていく暖かい歌声が大好きな1曲です。

「16」
声に強い芯があって…そして哀しいけれども、CDを聴いているとライブでまた聴きたい…と一番思わされる曲のひとつです。

これだけの日を跨いで来たのだから
最初P(記号のピアノ)で始まって、ちょっとずつちょっとずつクレッシェンドで盛り上がっていく感じが好き。
心が先に行ってしまいそうで、ちゃんと盛り上がりが冷静に計算されている感じも好き。

空が泣くから
後半のファルセット。最後のフェイクがたまらなく好きです。

10.オリジナリティーあふれる曲だと思うもの
つよしさんの強烈な個性を感じるもの。詩の中に色濃くつよしさんがいて、弱いようで芯の強い大好きな曲たち。
どの曲も語り始めたらきりがありませんが、とてもとても好きな曲たちです。

傷の上には赤いBLOOD」「Let's Get FUNKASY!!!」「16」「春涙」「Help Me Help Me…」「OH LORD!」「ソメイヨシノ」「空〜美しい我の空」「音楽を終わらせよう」「ORIGINAL COLOR」「スクリーン」 「Blue Berry」「愛詩雨」「PINK」「DEVIL」「OH LORD!」「NIPPON」

さて。
前回2008年にE☆Eの曲の中から選んだ時はこれだけの日を跨いで来たのだから」「傷の上には赤いBLOOD」「春涙」「DARLIN'」「Let's Get FUNKASY!!!」の5曲を選びました。そして、最終的には傷の上には赤いBLOODを選んだのでした。

ここに、涙をのんで厳選して過去曲と最新曲の中から数曲足すとしたら…「歩き出した夏」「街」空〜美しい我の空」「歴史」「NIPPON」

この中で、とりあえず今の気持ちでさらに絞るとすると…
空〜美しい我の空」「これだけの日を跨いで来たのだから」「春涙」「Let's Get FUNKASY!!!」「傷の上には赤いBLOOD

ここから1曲を選ぶのは相当むずかしいですが、空〜美しい我の空を選びました。
この曲は圧倒的につよしさんの歌声の力や、儚くて繊細な世界をこちら側に体感させてくれるその表現力に心を持っていかれます。
そのうえで、東儀さんの和の音と声を絡ませてみようと思ったアレンジの素敵さとか、言葉の選び方とか、郷愁を誘うところとか、テーマが普遍的で年齢とか性別を選ばないところとか、いろいろと好きな要素が重なって現時点でのわたし的一等賞に選びました。

とはいえ、最後に残した曲たちを見ていただいてもわかるように、このジャンルが「好み」と決まったものはなくて、その多彩な曲調やリズムや表現力のどれをとってもとっても好きなので、これが一番と決めるのはとてもとてもむずかしかったし、その時の気候とか気分とかによっても好きだと思うものがどんどん違ってくる予感がします。

これからもきっと多彩な曲がバンバン出て来そうな予感があって、シンガーソングライターとしても、とても楽しみな人だなあと思います。
上手に選べたという満足感はイマイチなのですが(書いてるそばからまだ迷っているので、笑)今の気持ちで全力で選んでみたので日記に書いておきます。