ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

フィギュアスケート世界選手権

 昨日の日記にたくさんのスターや拍手をいただきました。ありがとうございます。
ただ好きな曲を並べただけなのに、こんなに反応していただいて心苦しいところもありますが、やっぱり書いているからには見ていただいてこそという気持ちもあるし、反応をいただくと励みになるしでとてもとてもうれしかったです。ありがとうございます。
 週末はどっぷりとフィギュアスケートを見てました。
特に土曜日の夜は、テレビでショートプログラムを見たあとで、ずっとネットの実況や海外局の実況動画に張り付いて見てました。こんなことができるようになったとは、本当にびっくりです。
 高橋くんに次いで浅田真央ちゃんも金メダルを獲得できて本当によかったです。
真央ちゃんを見ていると、この人はいつ何どきでも誰よりもアスリートだなあと思います。フィギュアスケートが「スポーツ」なのだということを徹底的に思い出します。こんなに練習が好きな人はいないと書いてあるのを読んだことがありますが、それが見ている方にも伝わってきます。わたしはどちらかというと技術よりも表現が得意な選手が気になったり好きになったりすることが多いですが、真央ちゃんを見ていると本当にストイックでスケートに対してとことん真摯なその姿にいつも心打たれます。
 最近のフィギュアスケートは素人目に見ていて素晴らしいと思うものと、審判が「素晴らしい」と判断する基準がずいぶん違う気がして、???と思うことが多いです。
試合である以上「得点を上げる」ということが何よりも大切なのかもしれないけれども、見ていて何か大事な忘れ物があるような気がしてなりません。
大いに沸いたりブーイングしたりしている画面の向こうの観客たちを見ていて、観客の反応はとても正直だなあと思いました。
トリノのお客さんとお茶の間のわたしたち。テレビを見ながら家族で話しているのと同じような反応を会場でもしているのがうかがわれました。日本選手で言えば、安藤選手も鈴木選手もとってもいい演技をしていて、それがちゃんとトリノにいる観客の方々にも伝わって、惜しみない拍手が贈られていてすごく素敵だなあと思いました。
どこの国の開催とかどこの国の選手とかを問わず、いいものはいいし、心を打つ演技はやっぱり心を打つんだなぁと客席の反応をみながらそんなことを思いました。(いざ得点が出てみると、思っていたのとずいぶん違うのですけれども、笑)
 さて、真央ちゃんがフリーで滑った曲、ラフマニノフの「鐘」はピアノ曲としてもとても有名な曲で、発表会で弾いたことがあります。この曲はとても重厚な曲なので、この曲にどっぷり浸って昼も夜もこの曲のことを考えているとどんどんストイック度が増してしまうのですよね。実際には中間部にもうちょっと飛翔できそうな部分があるのですが、その部分は使われてなかったと思います。前後のクレムリンの鐘の音の部分はとにかく重くてぐわわわ〜んという感じなので、気持ちのコントロールがさぞかしむずかしかっただろうなぁと想像してました。
次に彼女がどんなプログラムを選ぶのかはわかりませんが、もうちょっと軽やかな曲で自由に楽しげに舞う真央ちゃんも見てみたいと思いました。これからも彼女を応援したいです。
 さて、今日はすでにうぜーよ姫のレッスンを終えて、ヨガに行ってきたところです。
次は3時半から最後は9時半までたっぷりとレッスンが入ってます。
実は土曜日に友人に高橋くんのDVDを借りていて、これが見たくてたまらないのですが、今のところお預けです(笑)
今日は晴れたかと思うと雨が降ったりでとってもヘンテコなお天気ですが、やることをとっとと片づけてDVDが見れたらいいなあと思います。