ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 こんなところに音楽用語!?


 お盆に実家に帰ったとき、引っ越しを間近に控えた母が「このカーペット、新しい家では使えないからアンタが持って帰ったらどう!?ピアノの下に敷くのにぴったりのはずだから」と言いました。
 半信半疑ながら持って帰ってきたら、確かに縦横ともぴったりでした。なんでわかったのかしら!?素晴らしい!!
 久しぶりにレッスンにやってきた生徒たちは、この敷物の存在がすごく気になるらしくて、「どうしたの?!」「買ったの?」「なんで敷くの!?」と何かひとこと言って行きます。
 さて、今日4番目に来た生徒はRちゃんで、彼女はただ今2年生。その子が「あーっ!!すごいね〜このじゅうたんは音楽専用なの!?」と不思議なことを言うので「何が何が?」と聞いたら、「シャープが書いてある!!」というではありませんか。
 よーく見てみたら確かにありました。♯みたいな模様(笑)ちなみに拡大するとこんな感じになります。右下の方がわかりやすいかな!?シャープみたいな模様になってます。

 実はお盆前に最後にレッスンに来たとき、彼女はシャープとフラットの意味を取り違えていて、「もう習い始めて1年経つんだから、そろそろちゃんと覚えようよ!」と言ったところでした。1週間の夏休みを経て今日これに気がついてちゃんと「シャープ」と言ったということは、ちゃんと先々週の話を覚えていてくれたらしいです。いい子だわ!
 それにしても子どもってよく見てるなあと思います。彼女が「せんせー、ウケを狙ってこれにしたの!?」というので大笑い。そんなウケは狙いませんってば!!
 実は母がウケを狙って「これをうちのピアノ部屋に」とよこしたのだとしたら、それはそれであっぱれですが(笑)まあ、そんなことはないでしょう(笑)
 冗談はさておき、椅子の下にカーペットを敷いたら、椅子がぎしぎし言わなくなってとっても快適です。最近小さい子が座っても全然平気なのに、わたしや比較的大柄の生徒たちが、お約束通り3分の1の位置で前に体重を掛けて座ると、ぎしぎしと鳴ってとてもうるさかったのです。そのうち「ぎしぎし言うかどうか」がデブかどうかの踏み絵のような気がしてきて、更に憤慨したりして(笑)…そろそろピアノの椅子を買い換えなきゃダメかも!?と思っていたのですが、まだしばらくは行けそうだと変な自信を深めてしまいました(笑)