ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 朝からスケート

 洗濯や片づけをしながらも、どうしても気になってスケートに見入ってしまいました。日本人選手たちも含めて、レベルの高いこと。上位4人はほとんどノーミスで、その集中力の素晴らしいこと。こっちはただ見ているだけなのに、なんだか緊張しながら見ていました。
 荒川さんはスタイルといい技といい、日本人離れしていて本当に素晴らしいなあと思ったのですが、わたしがいつも特別に惹きつけられてしまうのは、村主章枝さん。彼女が滑り始めると、わたしはいつも心を持っていかれる気がします。その前にどんな人が滑っていても、一瞬にしてその場の空気を彼女の世界に変えられる人。インタビューを受けているときは、なんだかのんびり話す人なのに、氷上に立った瞬間に人が変わったように情熱的な厳しい面持ちになります。指の先の先まで神経が行き届いていて、音楽と一体化しているような気がします。ジャンプなどは他の3選手に比べて多少地味かもしれませんが、音楽とパフォーマンスが溶け合って、それぞれ引き立てあっているような感じがするのがすごいです。なんて個性的なんだろうと、どうしても気になってしまいます。メダルをなんとしても、というよりも、彼女らしい最高のパフォーマンスを・・・フリーでも見せていただけたらと思います。
 ここのところ、フィギュアスケートの試合を何度も見ているので、他の国の選手の方々を見ても、それぞれ応援したい気持ちになっています。オリンピックという場なので、もちろんメダルが究極の目標なのでしょうけれど、それはそれとして、皆さんが持てる力をすべて発揮した素晴らしい演技を見せてくれることを期待したいです。