ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 オリンピック!

 毎日オリンピックの放映があるので、そわそわわくわくしています。さっさと家事を済ませて手仕事など持ってきて座り込んで始めるのですが、気がついたら手が止まってます。
 どの選手を見てもとてもがんばっていて、手に汗を握ってしまいます。結果を…という気持ちよりは、どうぞ怪我をしないでとか、持てる力を全部発揮できますうにとか思ってしまうのは、わたしが年だってことかしら(笑)
 それにしても今日のフィギュアの日本人3選手は素敵でした。
 特に日本選手トップバッターの高橋くんの時は、多分本人よりもわたしの方が緊張してたかも(笑)家計簿の集計をしてたので、片手に電卓を持ってたのですが、ドキドキのあまりあやうく叩き壊しそうになりました(笑)
 高橋くんがほぼノーミスの演技をしてからは意外と落ち着いて織田くんと小塚くんの演技を見ることができましたが、三人ともとっても心に残る素敵な演技でした。特に織田くんについては、フリーの方の表現が大好きなので、あさってが楽しみです。
 一昔前だと、日本人はとっても緊張しいなイメージでしたが、最近の選手のみなさんを見ていると堂々としていてすごいなあと思います。前にも日記で触れたことがある気がしますが、以前に読んだ本に「C型人間」というのがあって、「最大限のプレッシャーの中で最高の自分を出せる人、C型人間になるにはどうしたらいいか?」的なハウツー本だったのですが、まさしく彼らを見ていて、この人たち絶対にC型人間だーっ!と思いましたのことよ。
 特に高橋くんが使ったcobaさんの曲「eye」は、すごく好きな曲なので今回楽しみにしていました。
アコーディオンの音色がとっても情熱的で、心の奥から静かに湧きあがるような熱さがあって、高橋くんに本当によくあっていると思います。昨年chakaさんが出演されたジャズの音楽会でcobaさんの生音を聞いたのですが、cobaさんという方の強さというかオーラは近いところで見る稲妻のようにも、包容力抜群のおかあさんのようでもあって、この音楽の下滑っている高橋くんをcobaさんが力強く守っているかのような、そんなイメージも持ちつつ音を聞いてスケートを堪能しています。
 そして今日、あの曲にのって表情豊かに指の先までしなやかに柔らかくそして色っぽく舞う高橋くんには心底心を奪われました。特に後半のストレートラインは鬼気迫る感じで、でありながら不思議な色気に満ちていてそれはそれは惹きつけられました。
 いつもフィギュアスケートを見ていると、あまりにも美しいのでスポーツだということを忘れてしまいそうになるのですが、華やかな表側だけじゃなくて、果てしない地道な努力の積み重ねの裏側があるんだろうなぁと思います。
 大怪我からどんなに大変な思いをして復帰を果たしたかを先日テレビの特集で見ましたが、それがどんなに並大抵の努力ではなかったかが本当に実感を持って感じられました。
 あさってのフリーでもその努力がちゃんと実るといいなぁ。エールを送りたいです。
 他のおふたりの日本人選手もがんばれーっ!みんなが持てる力をちゃんと出しきることができますように。