ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

最近心に残ったモノたち。

 おととい、きのうと我が家の話題の中心はというとフィギュアスケート男子でしたが、きのうトモに会った時、「テレビ見た?すごかったねぇ!」と話を振ったら「おとといは、あそこにいたよ、わたし!」ですって。ほぉ!
 「その前は埼玉スーパーアリーナのバレーホールだったし、プロ野球はしょっちゅう見に行ってるし、スポーツ関係は世間の興味のど真ん中を決してはずさないよね!そのアンテナの張りっぷりと行動力がすごいよ!尊敬するわ!」と言ったら「アンタにだけは言われたくない!」って(笑)ジャンルは若干?!違うけどね(笑)
 そのトモはほぼ真正面から超一流のスケーティングを見てきたそうです。(テレビで見たとおり、超一流な方々はそのお顔やスタイルも超一流だったそう!やっぱり(笑)感想を聞いたら大興奮で語ってくれました。
 結果高橋選手が見事銀メダルを取りました。フリーでは滑り終わった瞬間に緊張感がほぐれて、泣き笑いのようななんとも言えない顔をしていたのが、とっても印象的でした。どれだけのプレッシャーを抱えつつがんばっていたのかは容易に想像がつきますが、結果を出せて本当によかったです。
 高橋選手、小田選手を除くと、フリーに出場した選手の中では3位のステファン・ランビエル氏のスケーティングがとても心に残りました。ものすごい集中力で、気迫に満ちたジャンプはどれも完成度が高くて危なげがありません。要所要所がきちんと決まっていてハラハラしません。スピンやスケーティングにも王者の風格とかプライドみたいなものを感じたし、なにより演技をしている時間がとても短く感じました。もっとず〜っと見ていたい、終わらないでと思ったということはそれだけ素晴らしかったということなのでしょう。
 ここのところ、他にもたくさん心の琴線に触れるものがあるのですが、どうにも時間が取れず、思ったように日記に残せていません。ちょっと古いものもありますが、心に残ったことを、とりあえず箇条書きにしておきます。
 尚、KinKi 及びケリー関連はカテゴリーを変えて書きたいと思っていますので、あえて除いてあります。
1.ノラ・ジョーンズの生歌  偶然めざましTVで見てうれしくなりました。実は彼女、音大出身で音楽一家に生まれたサラブレットなのですよね。オットとともに、応援しているシンガーのひとりです。彼女自身は20代後半でとっても若いのに、わたしたち以上の世代の人たちにとってはなんだか少しなつかしさも感じる素敵な歌を歌います。
2.「Winding Road」 絢香×コブクロ
  絢香嬢は昨年、aikoとともに、わたしが最もお気に入りだった女性アーチストです。コブクロはいつぞやかの堂本兄弟での「トコブクロショック?!」をいまだにひきずっていて、上手だし、いい歌を歌っているなとは思うものの、イマイチ琴線に触れるというところまではいかなかったのですが、この歌はCMソングとして始めて聞いた瞬間から大好きです。(ついでにCMの映像も好き!)絢香嬢はやっぱり歌がうまくて、心に響く歌を歌うと思います。しかもパンチがあって活力に満ちているところがホントに好き。元気をもらえる気がします。昨年のアルバムはずいぶん聞き込みましたが、いつかライブに行ってみたいという気持ちを強くしました。
 この歌のPVもメイキングとともに以前に見たのですが、もう3人が歌うことが楽しくてたまらないという感じで、歌声の技とわざ、パワーとパワーをぶつけ合うのですが、見ていて聞いていて楽しくて、しかもみんなの声の個性を殺しあわず、すご〜く素敵でした。
3.子ぎつねへレン  
 最近は基本的に泣かせる映画はなるべくパスしています。なぜなら年とともにどんどん涙もろくなっているので(笑)しかもこの映画は「近所の小5の男の子が初デートで同級生を誘ってふたりっきりで見に行き、涙ぐんだ彼女にハム太郎の黄色いハンカチを貸してあげたらしい!」というご近所では伝説の映画です(笑)
 そんな先入観もアリなんとなく子ども向けに違いないと決め付けていたので、尚のことです。(実際にちらちら見た限りでは、そんなに子ども向けではなさそうでした。いつかちゃんと見ます!)
 そんなわけで、オトートが熱心に見ていて、隣でわたしはネットを見つつ、時々ちらちら画面を追っていたのでした。
 最後の10分、いよいよ展開が怪しくなってきたのでお風呂に逃げようとしたら、オトートにまんまと呼び止められて、結果的にそこからはガン見!たった10分しか真面目に見ていないのにボロボロ泣かされてしまいました。(恐るべし!子ぎつねへレン、笑)
 オトート曰く、「ロシナンテ以来の泣かせる話だ!」とのこと。そういや、ヤツは、「ロシナンテ」の頃は小学生だったにもかかわらず、号泣しつつ毎週欠かさず見てましたっけ(笑)
4.EXILEのこと
 祝日の朝、『はなまるカフェ』でMAKIDAIくんとTAKAHIROくんを、夜は夜で『オーラの泉』 でATSUSHIくんを見ました。EXILEの曲はもちろん知っていますが、実は彼らが何人組みかも知らないわたしです。不勉強で恥ずかしいですが(笑)
 いつもならそんなに熱心に見ないであろう番組に思わず見入ってしまったのは、彼ら自身のやさしい素顔がたくさん垣間見れたので。
 「はなまる」の方では、EXILEがそれぞれのファミリーぐるみで仲良くしていたり、誕生日にプレゼントを交換したり、意外にハートウオーミングなエピソードが満載でとっても好感が持てました。特に新入りのTAKAHIROくんのお誕生日でサプライズでメンバーがご両親とおばあちゃんを九州から呼んでいてくれて感激したという話はとっても心に残りました。またメンバーのどなたかのご両親がすごくダンスが上手でご夫婦で踊っているのをメンバーが目にして、素敵だなあと思った話とか。
 一方のATSUSHIくんは、実は近くの中学校の出身らしいと聞いていたので、少しだけ彼には注目していたのですが(単なるミーハー的興味で、笑)いつものサングラスをはずした彼は別人のようにシャイで生真面目、繊細でその言動は哲学的だったり詩的だったり。人は見かけによりません(失礼でごめんなさい!)喉にポリープができて入院したことから、いろいろなことを考えたとか。物事をとっても突き詰めて考える方でもあるようで、ケリーともちょっと近いところがあるような、そんな気さえしました。
 それらの番組を見てイメージが変わったなあと思っていたら、たまたま昨日行きつけのスーパーでEXILEの曲が続けて2曲かかり、「Lovers Again」と「道」だったのですが、心なしかいつもと違って聞こえます。彼らの人柄をちょっとだけ知ってから聞くと、同じ曲まで違って聞こえるから不思議です。買い物しながらですが、しっかりと聞き入ってしまいました。ミュージシャンの人たちはアイドル系の人たちと違って、あまり素顔が垣間見れるような番組では見かけませんが、こうしてちょっとでも素顔を見たことにより好感度がグッとアップして、歌までよく聞こえたりするのですから、やっぱりメディアに出ることって大切なのかもと思いました。