ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 レッスン室は大混乱!

 今日は地元の小学校が卒業式のため、低学年は出席を取るだけで8時半には下校。5、6年生は半日学校へというスケジュールになっています。お天気は快晴の上、ポカポカと陽気がよくて風ひとつありません。
 ということは…みんな遊びに行ってしまい、レッスンの時間に大幅に遅れる子あり、すっかり忘れて親子で映画を見に行ってしまった子あり、出先から帰れなくなってドタキャンあり。大混乱を極めているところです。レッスンノートが白ペンキだらけ!来週の手帳が真っ黒に!空けておいた月曜日にもとうとうふたりレッスンが入ってしまったし…ぐったりの金曜日(笑)
 最近はおかあさんが働いている子が多いので、電話も本人がしてくることが多いのですが、今朝10時に来る予定だった男の子は、30分遅れてハーハー言いながらやって来て、「時計が30分遅れていたんだよ!」と古典的な言い訳を(笑)絶対にウソだな?!と思っても、基本的にちゃんと真っ向勝負で言い訳をした子には、「そうなの、わかった。今度から気をつけて」で話をおしまいにするというのがわたしのルールです。今回の彼の場合、ちょっとひねりが足りなくてイマイチ不満足な言い訳だったけれど(笑)
 どうしてかというと、わたし自身、様々な言い訳をしてはレッスンをさぼった経験者だからです。たいがい本当の理由は練習していなくて、行きたくないからなのですが、そうとは言えず、それはそれは様々な言い訳をしてきました。そんな気持ちも良くわかるので、基本子どもたちのいいわけには騙されてあげることにしているのです(笑) 
 彼には過去に秀逸の言い訳集があって、たとえば「二階から降りようとしたら、足が痺れてどうしても階段を降りられないので、振り替えてください」というのと「隣の犬が病気になって、飼い主が今どうしても買い物に行かなきゃならなくなって、ボクが留守番なので行けません。」というのがあって、「そりゃあ大変だね。じゃ、振替にしよう!」と一応真面目くさって話をして電話を切った途端、死ぬほど笑ったことがありました。(本人の方は、後で言わなきゃいいのにおかあさんに黙っていられず、こっぴどく怒られたという後日談があるのですが、笑)かといって、彼はピアノが嫌いというわけではなくて、すご〜くハートがあるピアノを弾く子なのです。だけど練習は嫌い(笑)言い訳をして休んだ翌週にはびっくりするほど練習してきたりもします。
 そんなこんなで今日は8人がレッスンに来るはずだったのに、蓋を開けてみたら遅れた子も含め、5人しか来ませんでした。しわ寄せが来て、明日は昼ぎりぎりまでレッスンをすることになってしまったし、多分春休みの間中、こんなことが続くのかもとちょっと悲観的になっています。とりあえず、携帯を持っている子のところには、「明日はレッスンです!」メールをしようかなぁ。それとも「今日はレッスンです!」メールの方が効果的?!そもそも学年末で糸の切れた凧みたいになっている子どもたちは携帯を見てくれるのでしょうかね?!(笑)