ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 1日がかりで予防接種

 極限状態までぐったりしてます。今日は午後一でインフルエンザの予防接種を受けるというスケジュールでした。12時過ぎにパソコンが終わって1度帰ってもよかったのですが、諸事情により、家に戻らずに約2時間時間調整することになったのです。いつもなら、2時間くらいすぐにたってしまうのですが、今日は頭痛がひどい上に、眠くて仕方なくて、ウインドショッピングをしていたのですが、眠かったことと言ったら。何キロ歩いただろう?というくらい、足を棒にして歩き回ったのですが、お金があるわけももなく(我が家の家計簿は月末〆にしているんです。)、ただ見て歩いただけ。そしてやっと2時を回ったので受付のために病院に入りました。
 前日に「4時半から仕事なんですけど、3時に入れば間に合いますよね?」と言ったら「開院時間周辺は猛烈に混み合うので、できるだけ早めに来たほうがいいですよ。2時には門が開いてますよ」と言われたのです。そんなことを聞いてしまっては出遅れるわけには行きません。と言うわけで本を3冊も持って入るわたし(実際には本の出番はなく、プラズマTVの美しい映像に夢中になり、のんびりムードの常連さんとおぼしきご老人たちと並んで再放送の常盤貴子嬢と吾郎ちゃんをぼ〜っと鑑賞。となりのおじいちゃんに黒飴をもらったりしました。)
 どうしてこんなに予防接種に必死なのかというと、一昨年見事に生徒からインフルエンザをもらって懲りたからです。インフルエンザ自体はうわさのタミフルのおかげですぐによくなったのですが、インフルエンザの感染力はすごいので、調子がいいからと言って簡単にレッスンを再開するわけにはいかないし、暇だし出かけられないしで、ストレスがたまりまくったのでした。レッスン室は3畳あまりだし、密室で1対1なので、誰かが感染していればすぐにうつってしまうし、こちらからうつすようなことがあったら大変だし。というわけでそれ以来、インフルエンザの予防接種は必須事項なのです。
 それにしても侮るなかれ。開院1時間前に病院に入って待っていたのに呼ばれたのは3時30分過ぎでした。そして問診をする時にうっかり猛烈な肩こりで今頭痛だと言ってしまったのが大失敗。後に墓穴を掘ることになるのです。
 そんなこんなでものすごく待ったわりには注射の時間はたったの1分です。なんだか妙に痛い注射を受けながら、一瞬「看護師さん不慣れ?」と失礼なことを思いかけて、ミントを思い出し大反省。ミントこそ、ど素人のわたしにもうひと月以上、文句一つも言わず注射されているわけなのです。ごめんね、ミンちゃん。
 さて、とっとと帰ろうとお礼を言っていると、先生が「じゃあ、次はレントゲン室へ」と言うではありませんか。実は予防接種を受けた病院が整形外科だったので、頭痛、肩こりの方も詳しく調べてみましょうということになってしまったのです。
 時間がないと言うのに、レントゲン。もちろん骨に異常なんかあるはずもないのですが、やっぱり首から肩の骨の形が肩こりになりやすい独特の形なんですって。「かなりのなで肩だねえ。」と感心されてしまいました。そしてその後は電気を当てられたりマッサージを受けたり、温められたり、そりゃもう、フルコース?と思うほど病院の中をあちこち呼ばれては施術を受け、挙句の果てに「要リハビリ」と印を押され、「しばらくいらっしゃいね」と言われる始末です。ひえ〜?!待合室の和気あいあいとしたおじいちゃんおばあちゃん達の仲間入り?わたしも飴持って通うの?結局肩こり治療はトータルで40分。だから急いでいるんだってば。まったくもって「やぶへび」です。口は災いのもと。
 そんなわけで大急ぎで自転車を飛ばして家に帰ったら10分前だと言うのに、生徒が家の前で待っていました。はあはあ言いつつ、そのままレッスンイン。そしてやっと終わったのが7時です。
 さてさて、これで長い一日が終わり・・・と思うでしょ!ところが、これはまだまだ序章のようなもので、実はここからまたオトートとの「忍耐のお料理の夕べ」が待っていたのですよ。恐ろしや〜!!それについては、長くなるので下にエントリーし直します。