ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 やっぱり。

 「東京タワー」を読んでみて、わたしがどうしてKinKi Kidsのファンなのかを再認識した気がしました。彼らの一見非常にサラッとしたところが多分好きなのだと思います。普段はベタベタしすぎていないし、ふたりとも自分だけの世界もきちんと持っている感じがいいです。恋愛に限らず、友情でも、同僚としてでも、わたしはサラッとした関係性が好きなのだと思います。
 KinKi Kidsをみていると、彼らは「理想的なさらっと加減」だと思ってしまうのです。だからと言って冷たい感じではなくて、きちんと現場では相方が目の端っこに入っていて、一度歌やダンスが始まればきちんと揃って魅せてくれます。相方がネタに走れば、誰よりも先に反応して笑っていたりもします。片方が本当に弱ったときには、きわめて当たり前に自然に助け合う、そんなところがとても好ましいと思うわたしです。
 ところで、どんなもんやで正直しんどいに言及して「僕が一番楽なゲストは・・」と言いかけるので、てっきりお笑い芸人さんの名前が出るのかと思ったら、何とつよしくんの口から出たのは「篠原ともえちゃん」でした。この間の堂本兄弟スペシャルのときに、思いっきり投げられていたともえちゃん。光一さんを一瞬にして満面笑みに変えられるともえちゃん。なんてうらやましいんでしょう。