ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

それはブンブブーンから始まった。(吹奏楽とKinKiさん関連 3/3)

このエントリーは、先に書いたふたつのブログに関連する話です。

昨年の11月のブンブブーンから始まった、花咲徳栄高校の吹奏楽部の生徒さんたちとKinKi Kidsの交流。

そして、KinKi Kidsの配信コンサートでの共演の実現。

さらに、ふたりそれぞれのラジオ「どんなもんヤ!」で先生や卒業生の方々との交流があり、そして花咲徳栄高校の演奏会でブンブブーンでもテーマとなった野球の応援歌やKinKiさんの曲が演奏されたり…

と、この展開っぷりがあまりにもドラマチックで素敵だったので。

このご縁がどうやって繋がり、どんな風に彼らが交流したかという話を書き残しておこうと思い書いてみました。

最近備忘録としての自分の日記の役割に、私自身がとても依存しているので(笑)

これまでのおさらいを時系列で残しておきます。

高校生とKinKi Kidsが番組の中でリモートで共演したというひとつの偶然の出来事が、その場限りで終わらなかったこと。

KinKiのふたりの努力や声かけ、ラジオを通じた真摯な呼びかけ。

それに答えてくださった川口先生や関係者のみなさま方。

学校の協力、番組やKinKi のライブ関係者の皆さま方の尽力で、どんどん展開していって、新しい扉が開いてゆく過程は、見ていてとてもワクワクしました。

まったく世代も立場も違う人たちが、一緒にひとつの音楽を演奏することで、こんなにお互いがパワーをあげたり、もらったり、分け合ったり。

見ている人たちを含め、みんなに希望を与え、みんなで幸せになれるんだというお手本のような出来事でもあり。

音楽のすそ野を少しでも広げるべく、日夜ピアノの生徒たちと奮闘しているわたしにとっても、とてもいいお勉強になった気がします。

さらにKinKi Kidsというグループは、一見考え方も感動するポイントもアプローチも全然違うようで、ここぞという時には絶妙なチームプレイをするのだということも再認識しました。

同じものを見てそれぞれが大きく感動した後で。

即行動に出て、各方面を論理的に説得し、話を前へと進めてゆく光一さんと。

ひたすらに高校生の気持ちに寄り添い、心を寄せて、最大限に生徒さんたちのやる気や持てるパワーを引き出してみせた剛さん。

お互いに出ていくところ、相方に任せるところを心得ていて。

別々に語っていても根っこのところでは同じようなことを考えていて。

アプローチは違ってもゴールは一緒…みたいな。

「ふたつの脳みそ」の凄さをまたしても見せつけられた気がしました。

そしてその素敵な交流はご本人たちに留まらず、番組やライブのスタッフさんたち、KinKiのファン、高校生の親御さんや卒業生をも感動に巻き込んで、みんなで幸せになれたのが素敵だなあと思いました。

ちなみにたくさん引用した部分がありますが、ラジオや雑誌の彼らの話は、わたし的に残しておきたいと思ったところだけ拾い。

元の意味を変えないように気をつけつつ、かなり端折っていて、語尾など言葉通りではないので、レポとして役に立つものではないことをご了承ください。

さて、ここから時系列です。

☆最初のきっかけは「柳沢慎吾さんの回」のブンブブーンです。

埼玉(フジテレビ)では、2020年11月14日に放映されました。

高校野球の応援歌を聴いて青春を味わいたい!」の回です。

宣伝文句のところに「高校野球が大好きな柳沢慎吾さんと、応援歌で青春を感じます。」と書いてありました。

この時、花咲徳栄高校の吹奏楽部とKinKi Kidsが初共演したのです。

あいにくコロナ禍なので、リモートになってしまいましたが、中継という形でその時に演奏された曲たちは…

オーメンズ・オブ・ラブ」と「サスケ」。

そしてその場で一曲ということで、吹奏楽部のレパートリーの中から「フラワー」を演奏してくださいました。

演奏が終わったあとで即座に「生で聴かせてくれよ!」「100万のマイク持って行けよ!」と光一さん。

「皆さんの演奏を通してひとつになる力というものをあらためて教えてもらった気がします。」

「これからもいろいろあると思いますけど、いろんな想い演奏に繋げて、みなさんと深い絆を作って行きながら強く生きてってください。」

と剛さん。

さらに「また(コロナが)落ちついたら、ぜひ、実際にお会いできたり、卒業されても集っていただいたりして、会えたらいいななんて思いました!!」と言ってました。

そして。

KinKi Kidsがこの番組でそういう事を言った時は、やがて彼らが自ら尽力して、実現させるというのがすでにセオリーになっていて。

だからその後で起きた奇跡のような出来事も、すご~い!!と思いつつも、本当の意味でびっくりはしていなかったかも(笑)(笑)

信頼と実績のKinKi Kids、ここにあり!!!です。

☆12月24日 クリスマス配信 

KinKi Kidsのファンに向けたクリスマス配信で、再度KinKi Kids花咲徳栄高校の吹奏楽部が共演しました。

タイトル「X'mas with KinKi Kids gift selection 2020」

一度きりの配信ライブのラストで、シークレットで花咲徳栄高校の吹奏楽部のみなさんが出演されました。

ちなみにこの日のチケットは1500円と、とても破格に安かったです。

何も知らなかった頃は、もしかして30分弱とか、短いのかな?

元旦の予告的な動画なのかな?といろいろな憶測が飛び交っていたのですが。

今にして思えば、あの場で参加された高校生や、そのお友達など、学生さんでもお小遣いでも観れるようにとの配慮だったのかも。

当日ご覧になった方はご存じだと思いますが、収録は横浜アリーナで。

コンサートのラストに、オーケストラと堂本Familyバンドと、そして花咲徳栄高校の吹奏楽部が、会場の客席部分もいっぱいに使って、一夜限りのとても贅沢な「フラワー」の演奏を行いました。

後でKinKiさんたちが、それぞれに感動の感想を述べてらっしゃるのを引用しますが、ファンの私達からしても、思いがけない再共演は、とても感動的な光景で。

ずっとウルウルしながら見ていました。

生徒さんたちのピカピカキラキラした、若さと希望に満ちた存在感はとても前向きで美しくて。

楽器を持ち、プロの音楽家さんと肩を並べて演奏している時の真剣な顔。

間奏や演奏のない場面で、満面の笑顔で歌い踊り、文字通り花が咲いたようにパーッと明るいムードに満ちた「フラワー」は、わたしたちがコロナ禍で失いかけていた希望とか夢とかを思い出させてくれたような気がしました。

そしてKinKi Kidsもまた、生徒さんたちと共演で触発されたかのように、さらにキラキラオーラを増していき…

「フラワー」の楽曲自体のパワーもあっていっぱいに咲く「愛の花」が見えたような気がしました。

見終わった後の多幸感は、しばらく余韻として残り。

今でもあの時のことは脳裏にはっきりと残っていて、お正月の配信ライブとセットで、円盤化されないかなぁと期待してます。

☆12月28日 剛さんがどヤでこの共演について言及

まずはブンブブーンについて

今年コロナで高校野球も中止になり。

それに関わるブラスバンドのチームだったり、吹奏楽のみなさんもまた発表の場がなくなった。

リモートで花咲徳栄高校のみなさんがフラワーを吹いてくださったんですよ。

非常に感動して、吹いてくださったこと以上に、こんな状況の中、この若い魂が今をこんなにキラキラ生きているということに感動したんですよ。
なんでこんなにキラキラ生きれんねんやろって。

こんな大変な時をすごいなって。
リモートでつないでる時も泣くの我慢してたんです、実はね。感動しちゃってたから。

そしてその後も何かできないかとずっと考えていたら、光一さんから「ライブで一緒にセッションできないか?」との提案があり、実現したという話をしていました。

その実現に向けては、コロナ禍ゆえ、検査の必要や色々な時間と費用、諸々必要になり。

彼ら彼女らのご家族の方も含め、色んなところに気持ちを注ぎつつ実現できたことでもあって。

高校生たちは、テスト期間でもあったのに、一生懸命練習してくれて、実現できたのだそうです。

そして配信ライブでのお話。

会場に来てくださってリハーサルをされている姿で、すでに泣きそうで。
ステージに上がらせてもらって、みんな緊張してたから、どうでもいい、しょうもないことをたくさん言って、よろしくお願いしますって。

その時に僕が言ったのが

『みなさんと同じ思いで過ごしてる方がほんとにいっぱいいらっしゃって。

僕なんかが、その気持ちに寄り添おうと思っても、近くまでは寄り添えない。

でもみなさんだったら、その気持ちにほんとに深く寄り添えるから同じ気持ちでいる人達の思いも背負って、心を一つにして一緒に楽しんでセッションしましょう。』

と。そんなふうにお伝えしたんですよ。

そしたらもうみんな、顔がキラッキラで。

「みんなが同じ思いをしてる人の気持ちを背負って、演奏してね!」

と言ったあと、会場の空気、オーラがぶわーっと変わった。

ほんとにキラッキラでしたよ。

で、その中でフラワーを歌わさせてもらって、泣くのこらえて。

また絶対何か機会があったら、一緒にやろう。

今日はほんとにありがとう。

人生ほんとに一回きりやから、自分らしく生きてってください。

って伝えて、その場を離れました。

楽屋に戻り次のスタンバイをしてたら、もう大人(スタッフさん達)みんな、ボロボロに泣いてて、泣き崩れてて。

キラキラしていてピュアなものを目の当たりにした時に、関係なく人は泣くんです。

ほんとに花咲徳栄高校のみなさんに、僕らの方が「ありがとう」と言わないとと思ったし実際そう言ったけど。

再度改めて伝えないといけないぐらい、たくさんのその場にいた人達が、彼ら彼女らの存在や演奏により、こんなに救われたという。

これはほんとに感謝しかないです。

花咲徳栄高校のみなさんも、思いがけずそこで吹くという時間が繋がって、自分たちにも救える人たちがいる、自分にも救える力があるという自信につながると思うし、いい経験になったと思います。

そして、みなさん以上にプロの僕たちが、こんなに感動する時間を与えてもらって、ほんとに感謝しかないなと思ってます。

 さらに。

その時ステージで、この中でプロになりたいと思ってる人いますか?と光一が質問したら、何人か手が上がり。

オーケストラの方々に、昔自分が吹奏楽ブラスバンドやってらっしゃった方いますかと聞いたら、またたくさん手を上げられて。

オケの方々からすれば過去を見てる感じがするし。

その子たちからすれば未来を見てるような感じがして。

『過去と未来が混在しているこの今、なんて感動的なんだ!!』と、自分で言いながら、また泣きそうになって。

歌わなアカンねん、オレはと思い。

配信を通して、自分たちがファンに勇気や希望や笑顔とかをあげたいと思って開催しているのに、自分が感動をもらってて。

情けないと思いつつ、この出会いをいただけた、番組や柳沢さんにも感謝だけれど、ほんとにすべての人に感謝の気持ちになった。

こういう大変な時代の中に、別れも多かったと思います。

それと同時に出会いもあって、どちらも大切にしながら共に生き続けて行きたいです。

☆2021年1月4日 

光一さんが日経エンターテイメント誌でこの配信ライブに至るまでの話に言及してたので、少しだけ引用させていただくと。

球児たちはもちろんだけど、この子たちも練習の成果を発表する大舞台を改めて逃したんだ…と思い至って。

「だったら何らかの形であの子たちとまた共演できないかな?」って収録帰りの車の中でマネージャーに打診したんですよ。

それが実現し、一緒にコンサートを作ってもらう運びとなりました。

 そして光一さんの想いが語られた部分の抜粋。

配信なら何万人という人に彼らの姿を見てもらえます。

部員の中にはプロを目指している子もいるだろうから、一流のバンドマンやオーケストラと共演することは大きな経験となるだろうし。

実際共演したのは80人余りだけど、全国に数えきれないほどいるであろう、同じように悔しい思いをした子たちがこの配信ライブを見てくれたら。

「あ~あ、2020年何もなくなっちゃった」ではなくて。

何かそこから生まれるものもあったねって受け止めてもらえればいいなと、そんな願いを込めました。

こんな風に語ってました。

☆2月8日、剛さんのどんなもんヤ!では…  

まずは、配信ライブの感想メールが読まれました。

『先日キンキのクリスマスコンサートの配信見させていただきました。

ブンブブーンでご紹介のあった花咲徳栄高校の吹奏楽部との共演で有言実行の剛さんに嬉しくなりました。
というのも私は花咲徳栄高校の卒業生で初めてキンキのコンサートに行った時も在学中でした。このような形で母校とキンキさんが共演してくださったこととても感慨深いです。ありがとうございました。

徳栄の卒業生の方でした。

そしてさらに、徳栄の吹奏楽部の保護者の方

今回はこのような演奏の機会を与えていただき本当にありがとうございました。

剛くんがラジオで感想を聞かせてくれたことで音楽を通じてこんなに人に色んなことを伝えていけるんだと学ばせてもらいました。

私自身も演奏を聞きに行く機会がすっかりなくなってとても寂しい思いをしていたので、子供たちの頑張ってる姿を画面越しに見ることが出来て本当に嬉しかったです。

子供はすっかりキンキのファンになってしまったようでアルバムも購入しましたよ。

これを読んだ剛さんは「逆に僕がファンになってしまってるというか、あれはもう僕だけじゃなかったもんね。
あの場にいるスタッフ、演者、皆さんが思ってる何百万倍も感動してたんです、みんな、ほんとに。」

と言ってました。

そして。

それを見せていただいた時に、大の大人がみんな涙腺ゆるめて、泣いて、ねえ、感動したなあとか、いや、すごかったって…

そこを放送したかったっていうか(笑)くらい、みんなの目がキラキラしてて、ほんとに素晴らしかったです。

何かこう生きているということが、こんなにも美しいものなんだということを伝えていただいたし自分でもそう思ってはいるのですが。

こんな時だからなおさら、そういう気持ちが高ぶったというか、ほんとにご縁いただいたなと思います。

これも柳沢慎吾さんが、番組で企画として持ってきてくださったところから、また始まってますし、こうやって予期せぬご縁というものが色々重なって僕たちっていうものは成長していけるし、愛し合えるんだと思うんです。

だから、これからも皆さんとの出会いを深めながら、また何かご一緒出来たらなというふうにほんとに思っております。

ここですよ!ここ!!

せっかくこんな風に素晴らしい時間になったなら、裏側をぜひぜひまた、ブンブブーンで紹介してくださったらいいのになぁと思いました。

それで番組1回分ゆうに作れちゃいそうな気がします。

KinKiさん目線、生徒さんたち目線、スタッフさん目線、オケやバンドの音楽家目線…いろいろな視点に立ったレポのような特番が観れたらいいなぁとあらためてそう思いました。

さて。

このあと、剛さんは川口先生からの投稿を読み、生徒さんたちからの動画を見ることを経て、再びどヤで言及しました。

こちらが川口先生がラジオに送ってくださったメールです。

『クリスマスライブではキンキのお二人とオーケストラとバンドのみなさんと一緒に素敵な演奏が出来て夢のような時間でした。ラジオでも剛君が喜んでくれていて嬉しかったです。

みなさんからのアクセスで学校のホームページがパンクしました』

『私達は夏のコンクールを失いました。そしてまた今回の緊急事態宣言をうけ、3年生の部活卒業となる定期演奏会を2月に予定していましたがこれも失いました。

やっと歩き始めたのに。でも私たちは前向きに出来ることを頑張るしかありません。

ピンチはチャンスです。ライブの時になになに世代と呼ばれるとお二人がおっしゃっていましたが前回の休校中に

「私達は奇跡の世代です」「スペシャルな代なんです。」

と言ったのを思い出しました。

言葉が繋がってこれも奇跡だと思いました。

明るくて楽しいキンキさん、ほんと素敵でした。ありがとうございました。

そして新年のあいさつムービーを作りましたので是非見てください。

そして、その時のムービーがこれ。

『あけましておめでとうございます。花咲徳栄高校吹奏楽部です。クリスマスライブでは素敵な時間を一緒に過ごすことができ、とーっても楽しかったです』
『これからも応援しています。愛してます!!あいしてまーーす!』

僕も年を重ねたってことなんだなあというのもあるんですが、僕がみなさんと同じぐらいの時って、僕の心はどっかに消えてしまったんじゃないかっていうぐらいの時間過ごしてて。

たくさんの仲間と学校生活を送る時間も少なかったし、もちろんたくさんの人が助けてくれて、学校生活が送れていたのですが、でもやっぱり自分はもっと普通の高校生活をしたかったし、色んなことをしたかったというのがあって。

それができなかった人生で。

みなさんのお姿を拝見した時、あの頃の自分とみなさんの姿を重ねて。

その時に、その当時抱えてたストレスっていうのかな。

大人は理解してくれないとか、この今みなさんがバリバリ飛ばしてるこのピュアな純粋な気持ち。

これに否定的だったり、受け入れてもらえない時間場所が多くて、すごく息がしづらかったんです、僕は。

でもこうやってみなさんが自分たちらしく、こんな時代の中でも、奇跡とかスペシャルという言葉をチョイスして、この「今」と向き合っているピュアな気持ち、この主張が出来る時代。

あの場にいたみんな誰もが考えてたことなんだろうなとも思うし、それほどみなさんの絆とか、愛とかそういうものがとても深かった、大きかったからだと思います。

そうやって人の心を動かす演奏、人の心を動かすエネルギーみたいなものは、なかなかすべての人が出来るわけではやっぱりないから、とってもすごいことだなと僕は思ったんです。

またみなさんに、勇気や元気をもらって。

情けないなと思うくらい今普通に感動しているところでございます。
また一緒にやりたいですね、何かご一緒出来たらいいですね。

本来ならこの花咲徳栄高校のみなさんとここまで深く関わらなかったかもしれないのに、こういう時代だから、自然と運んだんだことでもあると思うんです。

なのでこのご縁は本当に大切にしたいなと思います。

夏のコンクールや3年生の定期演奏会がなくなってしまったとか、色々おありだと思います。

僕たちと比べるのも違うと思うんですけど。

やっぱりこう人生の中で一回しかないという行事をなくすっていうのはすごくつらいと思うんです。

僕らもライブが中止になったりとか、色々なことがあって。

僕の成人式も、忙しかった時期で、ちゃんと送れなかったなというのが心残りで。

お母さんとかと家族で写真館とか行って写真撮ってあげたら良かったのになあとかいまだに思います。

今ほんとに世代関係なく我慢しなきゃいけない、そんな時代でもあると思いますけど。

このみんなで我慢したことがね、大きい大きい幸せにつながるようにと、みんなで一緒に頑張っていきましょう。

たくさんの愛情、愛してますってメッセージでもいただきましたけど、こちらが愛してます。

ほんとにたくさんの愛をありがとうございました。

これからもね、この愛と愛でつながりあえていけたらいいなというふうに、本当に心から思ってます。

☆2月15日 光一さんが配信ライブの感想をどヤで。

花咲徳栄高校のね、みなさんと一緒にやらせていただいたのは、フラワーという曲ですけど、時期的にはちょっと夏っぽい歌なのでクリスマスとは関係ないんですが、でもやっぱり年末と言うのもあって、なにかこう2020年のある意味「象徴」という言い方が正しいかはわからないですけど。

なんだか世代を超えて、我々も含め、みんなが同じ気持ちを味わったというか。

披露する場所を奪われてしまった子たちでもあるし、もちろん花咲徳栄高校のみなさんだけじゃなくて、そういった子たちが全国にいると思いますけど、番組をきっかけにしてご一緒出来たんですね。

一緒にやらせていただいて、まあほんとにキラキラしてて、素晴らしいエネルギーを持ってて、上手いヘタじゃなくて、学生のみなさんが持っている音のエネルギーと。

ほんとに、無条件に演奏から涙が出てしまうような、そんな感覚になる演奏でしたね。

ほんとに素晴らしかったです。

全国に同じような思いをされたね、された高校生の方とか、中学生の子なんかもそうだと思います。

学生社会人問わず、同じ気持ちを味わったと思うので。

今まで歌ったなかでも、ほんとにフラワーという曲が心に刺さるような、そんな感覚でした。

ですから、2020年を締めくくる上でもステキな演出になるんじゃないかなあと思ってこういった形をとらせていただきました。

みなさんにも、それが伝わってればいいかなと、嬉しく思います。

 そして。

川口先生の投稿と動画を経てどヤで言及

挨拶ムービー?

え?・・・ヤバくない?

ハミングでやってんのかな?この子たち、ほんまに素晴らしい。

ありがとうございます。

ハミングでやってたんかな。

(感染対策で)吹くことが出来ないので、ハミングでマスクをしながら。へぇーー。いやぁ、嬉しいなぁ。

定期演奏会なくなっちゃったんですね。

2020年だけじゃなくて、2021年もまだまだやっぱりそういう厳しい感じですよね。

ここにも先生が書いてくださってるように、〇〇世代って呼ばれてしまう、なんか〇〇世代ってさ、なんかよくないことに使われてしまいがちですが。

例えばなかなか学校に行けない時期が多かった、そうすると学力低下が懸念されるとか、なんかそんな世代でしょみたいな風に言われるの、そんな言われ方イヤじゃない、イヤっていうか、変じゃないですか。

じゃなくて、そこを乗り越えた、うん、この先生がおっしゃってる奇跡の世代、乗り越えた世代なんだ、逆に強い世代だというふうな使い方が出来るとオレはいいなと思うんです。

まあでも、ものは考えようっていうのも、そうやって済ますのもよくないですけど、なにかこう、誰も経験したことのないような学生、の、生活になってると思うんです。

それを逆に先生がおっしゃるように奇跡というか、強みにしてくれるといいなあと思います。

なんかでも、今のムービーもそう、撮ってくれたやつもそうですけど、逆になんだろな、力をいただいてるような気がしてしまいますね。

ありがとうございます。先生もありがとうございます。

またね、何か機会があったらご一緒出来るといいですね。

それこそみんなが社会人になって、色んなそれぞれの道があると思いますけど、何かねご一緒する機会がもしかしたらあるかもしれませんし、そうなったらステキですね。

☆3月7日 花咲徳栄高校の定期演奏会

そして。

ここまでのなんやかんやがあって…

ここに至ったというわけです。

わたしにとっては地元にほど近いところにある高校でもあるし。

自分も吹奏楽部でクラリネットを吹いていたので、情報さえ知っていればきっと今回のこの一連の出来事がなくても、やっぱり見たいと思ったと思うのです。

でも、今年のようにリモートでなければ、きっとレッスンの都合だったり、会場の問題で見に行くことは叶わなかった気がします。

たまたまコロナ禍の今年で。

KinKi Kidsのファンということで、ファンネットワークで事前に情報も知れて。

本当にご縁があって、演奏会を観ることができたんだと思っています。

当日ぎりぎりまでは、私自身も地元の中学の吹奏楽部の子どもたちの、何もかもが中止になって悔しいという気持ちに心を寄せてしまっていて。

その件に関しては生徒たちがあまりに不憫で、泣き出したいような辛い気持ちでいたので。

正直、どんな気持ちで彼や彼女たちの雄姿を観ることになるんだろう?と心配だったところもあったのですが、まったくの杞憂で。

多彩なプログラムや豪華ゲストさんとの競演、とっても真面目なご挨拶まで、とても楽しめました。

(徳栄の演奏会の感想はひとつ前の日記へGO!!です。)

あれ以来、まだうちの生徒たちには逢ってませんが、彼女たちも先輩方の雄姿を観ることができたかしら。

ああ、ぜひぜひこの一連の奇跡の話が、どこかでまとまって番組として?ブルーレイで?観れるといいなぁと…再度希望を述べて、おわりにしたいと思います。

へたくそなまとめを長々読んでくださったみなさまに、心からの感謝を!!!

 

配信演奏会を堪能しました♪♪(吹奏楽とKinKiさん関連 2/3)

3月7日、久しぶりに配信で、吹奏楽の演奏会を観ました。

埼玉県の花咲徳栄高校の吹奏楽部の公演です。

時間になる前に夕飯のカレーは作ってあって「みなさんご自由にどうぞ!」と家族に言い置いて、とっとと部屋にこもってパソコンで…と思ったら、なぜかオットがウイスキーをロックで二つ作ってテレビの前にやってきて。

「せっかくだからテレビの大きな画面で観ようよ!」と言うではありませんか!!!

レ:えっ!?観るの?

オ:えっ!?観るよ…当然でしょ!

ということで(笑)

なぜかちびちびとウイスキーを吞みながら、ふたりで一緒に楽しむこととなりました。

思えばオットも剛さんが12月のラストのどヤで徳栄の話をした時に、一緒にそのラジオを聴いていて。

ええはなしやな~と言ってましたっけ。

うちのピアノの中学生の生徒の中に、現役の吹奏楽部の部員たちがいるし。

花咲徳栄高校の吹奏楽部ではないですが、近隣の高校の吹奏楽部に所属している、あるいは所属していた子たちはたくさんいて。

過去には甲子園のアルプススタンドでブラスバンドを率いて指揮棒を振った子や、吹奏楽コンクールで普門館に行った子たちもいるので、かつての生徒たちの雄姿を眺めているような気持ちになったかと思えば。

中学時代、わたしも山口県の片田舎の、100人から部員がいた吹奏楽部でクラリネットを吹いていたので。

コンクールに出たり、文化祭や学校行事、町のお祭りで演奏をしたり、楽しい思い出もたくさんあって、昔むかしの甘酸っぱい出来事も懐かしく思い出されました(笑)

数年前、中3の文化祭の時のカセットテープが発掘されて(照)

徳栄の演奏会のラストで、一生懸命に自分の言葉でお話をしていた男の子とそっくりのことを当時の親友だった副部長の友達が言っていたなぁなんて思い出したり。

わたしが吹奏楽に夢中になっていた頃は、もう40年以上も前のことですが、見ているだけでたちまち時間が秒で巻き戻ったり(笑)

いつの時代も一緒だなぁと思うことも。

逆にずいぶん変わったなあと思うこともたくさんあって。

たとえばマーチングという世界は当時まったく知らなかったので。

楽器をリズムに合わせて振りあげたり、楽しそうに踊りながら演奏する姿とか、ポロシャツに着替えてラフなスタイル、ラフな笑顔で演奏をするパートはとても新鮮で。

生徒さんたちが生き生きしていてとても魅力的だったし。

そのパートが挟まることによって、コンクールへ持って行くような曲たち、たとえば「『ローマの祭り』より チルチェンセス」や「富士山~北斎の版画に触発されて~」などは、逆にとてもその完成度や真摯な表現に惹きつけられて、演奏会全体として、緩急が素晴らしいなと思いました。

そしてそして、何よりも…配信だから1曲1曲が解説を挟みつつ、よどみなく丁寧に収録されていて、とても見やすかったです。

それにしても豪華だなぁと思ったのが「ローマの祭り」の時の音の厚み。

低音部だけでも何人いるの??という大所帯っぷりは、さすが私立の強豪校という感じ。

照明に反射してキラキラピカピカと輝く楽器たちから繰り出される重厚な低音。

やっぱり吹奏楽でも、ここのところの低音好きが炸裂してしまいました(笑)

居並ぶコントラバスやチューバの音に心底ワクワクしたし、次に(背がとか、手がとか、笑)大きく生まれ変われたら!?(笑)あの辺の楽器を極めてみたいとか思いましたのことよ。

「パプリカ」とか「青春の輝き」とか「トワイライト・アッパー・ウエスト」とか、あの辺のナンバーは本当に楽しかったです。

うちのご近所にも多分吹奏楽をやっている子がいて。

春から夏にかけての非常事態宣言の時、不器用ながら一生懸命パプリカを練習している音が聴こえていたものでした。

あのコも上手になったかなぁ??

さらに、これらの曲たちにはゲスト奏者さんやゲストの指揮者さんも加わって、なんと豪華なこと!!とあらためて(笑)

ただし、あれらのソロを生徒さんたちが演奏するところも聴いてみたかったかも。

圧倒的に練習時間もなかったでしょうし、やむを得ないところもあったとは思いますが…

そして特に近年、たまたまかも?だけど、「和」の色合いの濃い作品が多いような印象があって。

吹奏楽の楽器たちは西洋発ですが、日本の心をうまく載せて表現しているなぁと思ったり。

個人的な好みとしてはこれからのチームのみなさんが演奏された「富士山~北斎の版画に触発されて~」にすごく心惹かれました。

和旋法を取り入れてましたよね?それこそ、西洋音楽と和旋法の融合にワクワク。

ちなみに遠い昔わたしが吹奏楽部だった時の曲はドリアン旋法(教会旋法)で作られていて。

曲が生まれる経緯には、その時々、テーマや作家さんならではのさまざまなイメージを再現すべく、ななめ上からの挑戦が入ったりもするのかな?なんて想像してみたり。

そして、ひとつ前の日記にも書いた「宝島」です!!!

これをどんなに楽しみにしていたかは、一言では言えないくらいなのですが、心躍るとはこのこと。

実はこの曲の原曲世代で、原曲ファンでもありました。

T-SQUARE」がまだ「THE SQUARE」だったころから大好きだったわたしは、元々の原曲が大好きでよくスクエアのライブにも行っていて。

リリコンという楽器(電子系の吹く楽器)を吹く伊東たけしさんに強く惹かれてた思い出。

そんなわたしにとっては、とても懐かしくもあり。

吹奏楽の音楽会で演者さんみんながとても楽し気に演奏しているのを聴くたびに、無条件で心躍る大好きな曲なのでした。

娘くらいの年の友人が「この曲は演奏会のラストに演奏されることが多いから、名残惜しくてちょっとさみしくなる曲」と言ってましたけど。

それもわかるなぁ。実にそう!!!

楽しい時間ほどすぐに終わっちゃうものなのだ!!!

ひとつ前の「トワイライト・イン・アッパーウエスト」もまたスクエアの曲で。

もしかしたら川口先生あたり、スクエアのファンでいらしたのかしら?

(全然違うかもですが、地元の中学の吹奏楽部がピンクレディーばかりやるので謎だったら、先生が元大ファンだったということがあって、それを思い出しました、笑)

おかげさまで、配信演奏会を終えた後は、Spotyfyでスクエアの曲を着々と聴き込んでいます。

今回演奏された「宝島」は、この学校のために作られたオリジナルのアレンジだったそうですが、そういうのもとても素敵だなぁと思いました。

吹奏楽バージョンもまた聴けるといいなぁ。

総じて、どのパートもとても楽しく見ていたのですが、何より心躍ったのが、意外にも野球応援メドレーで。

何度も鼻の奥がツーンとしました。

コロナ禍と郷愁と。

野球部員や吹奏楽部員の夢と我慢と。

「こんなにがんばってる君がいる~♪」というフラワーの歌詞のような気持ちがないまぜになって、心がぎゅーぎゅー締め付けられました。

そしてまた定演が中止になったうちの生徒達のことを思い出して、せつなくなったのもこの辺り。

それにしても「だっただん だっだっだだん♪ だっただん だっだっだだん♪」の繋ぎのドラムマーチに心底心躍りましたのことよ。

そこそこ野球好きなので、時間が合えば高校野球をテレビ観戦してきましたが、あまり意識はしていなかったけれど、意外と応援ソングは耳に残っていて。

懐かしくて甘酸っぱくて、ものすごく熱狂するけど、どちかかが勝てば、必ずどちらかは負けるわけで、どっちが勝っても負けてもちょっと悲しくてせつなくて。

その気持ちの数々を引き受けてくれる応援歌たちの存在感は思ったよりずっと大きかったのだなぁ。

ラストの徳栄の校歌は、もちろん知っているわけではなかったけれど、あれが甲子園でいい場面で美しい音で演奏されたら…絶対に泣くだろうなと思いました。

常日頃「こんだーら」(思い込んだら~♪笑)を煽りそうな世界観は、極力避けて来たタイプですが、知らない校歌なのに聴いているだけで、生徒たちが重ねてきた努力とかプライドとかが染み入るように心に流れ込んできて…ヤバイ!!と思いましたのことよ。

そして今頃になってあらためて「野球の応援歌」に焦点を当てて番組にして欲しいと願った柳沢慎吾さん、本当にすご~い!!と思いました。

ああ、早くコロナが去って、たくさん観客がいる中で浜風に吹かれながら、高校生たちが試合をしたり演奏で応援ができる日が来るといいなぁ。

そしてそして。

我らがKinKi Kidsの曲たちも素敵でした。

ちゃんとブンブブーンやクリスマス配信で共演できたことにもナレーションで触れてくださってて。

彼らやスタッフへの感謝もコメントの中にちゃんと入っていて。

確かコメントのラスト「(私たちは)最後には笑顔の花を咲かせます!」と言ってらしたのがとても印象的でした。

そして曲が始まったら、見慣れたKinKiさんそれぞれのうちわや、ツーショットのわりと最近のうちわ、ペンライトを振ってる子たちがいたりして。

心憎い演出に、とてもとてもほっこり。

ご縁がつながって、彼らにとってもこれからは特別な曲たちになるであろうKinKiの曲たち。

昔の曲も色あせることなく、キラキラと輝いていて。

夏の王様」「ね、がんばるよ。」「青青の時代」「フラワー」の4曲。

隅々まで名曲揃いだなぁKinKi Kids!とあらためて思いましたのことよ。

ラストのフラワーでは、川口先生がKinKiさんのペンライトを指揮棒にして振ってくださり、そんなところもすごくお茶目で。

上からではなくて、生徒の目線までちゃんと降りてきて、みんなの心を掴んで一つにしていらっしゃるのだろうなぁと想像しました。

見ていて聴いていて、とても楽しかったです。

生徒さんのご両親世代にとってはきっと懐かしく、誰もが知っている曲たちだったことと思われます。

そんなことも誇らしく思いました。

この共演をきっかけに、生徒さんたちにとっても、これらの楽曲が辛い時の支えになるような、そんな曲たちになるといいなぁとしみじみと思いました。

なんといってもこの交流が、一方的に番組や大人によって与えられたものではなくて、世代や立場が全く違う番組スタッフとKinKiさん、高校生と先生が、心を寄せ合い、心を通わせ合って、信頼関係を築いたことによって実現したものだというのが素晴らしいと思いました。

観ることができて本当によかったです。

花咲徳栄吹奏楽部のみなさま、柳沢慎吾さん、KinKi Kids

みなさんに感謝!!

さて。

せっかくなので、ブンブブーンからこの配信までの経緯を3/3にまとめて、このエントリーを終了したいと思います。

実はこっそり前のエントリーから今日になって通し番号を振りました(笑)

悲喜こもごも…それでも楽しみな今夜の配信演奏会。(吹奏楽とKinKiさん関連 1/3)

2月のラストのレッスンで、中学生の吹奏楽部のピアノの生徒から、今年の定期演奏会がやっと開けそうなの!と報告を受けました。

昨年は3月31日に開催予定で、行く気満々でレッスン室のカレンダーに大きく丸をつけてあったのでした。

当時、うちの教室の吹奏楽部の子たちは一年生がふたり。

まだまだ楽器の腕は上達途上にあるものの。

ダンスパートやミュージカルパートもあるらしいとか。

一年生だけどソロで弾くところもあるとか。

いきなり難易度の高いピアノパートがある曲が課題曲になって、ピアノでAチームに入った子がいて。

譜読みからリズム克服まで散々レッスンで付き合ったし。

その演奏をぜひぜひ先生に聞かせたいなんて言ううれしい予告もされていて。

とても楽しみにしてました。

ところが、ご承知の通り、コロナウイルスの流行は拡大する一方で、昨年はあえなく中止。

その後も吹奏楽は感染のリスクが高い部活という認識になってしまったので、練習もなかなかままならず、時短で密にならないように練習して…

いやいやいや。そんな簡単にいくわけない!!(涙)

それでも一生懸命黙々と練習している姿に心を打たれ、精いっぱい応援していました。

そうこうしているうちにまた非常事態宣言が発令。

今年度は本当に不遇な一年だったね~なんて話していたので。

演奏会の開催は久しぶりに明るいニュースだね!と大喜びしている生徒と手に手を取り合いつつ喜んでいたわけです。

今度のレッスンの時にポスターも持って来るからさ!レッスン室に貼らせてね?と生徒。

歴代の生徒たちの定期演奏会は、その時々、吹奏楽部の生徒がいる時は見に行っていて。

うちの生徒たちの雄姿が観れるの楽しみなのはもちろんのこと、わたしも中学の頃吹奏楽をやっていたし、音楽そのものに触れることもとても楽しみにしていました。

観客も大勢は入れられないので、チケット制だそうで。

(先日泣く泣くやめることになった)Sちゃんが「ピアノの先生はわたしから招待するからね!」と断言してるから、チケットはすでに確保してあるよ!と言われて、鼻の奥がツーンとしたりもしていたわけです。

いろいろ大変だったけど、演奏会ができることになったんだものね。

やっと今年こそだね~なんて話していたら…

一転、緊急事態宣言が再延長されるかも?ということになって。

3月初っ端のレッスンでは「万が一緊急事態が延長になったら、定期演奏会はなくなっちゃうかも」とシュンとしていて、こっちまで胸がつぶれそうになりました。

なんということだ!!本当に彼女たち、ちゃんと真面目に自粛もして、楽しみにしてたのになぁ~

とはいえ、事情が事情だけに仕方ありません。

どうみても状況は楽観視できないことは生徒もわたしもわかっていて。

でもしばらく吹奏楽談義に花を咲かせたあとに(後半への布石、ダジャレにあらず、笑)…

この日のレッスンが始まる前から言うか言わないか迷っていた話を、やっぱり切り出しました。

その情報はこれ↓

花咲徳栄高校の吹奏楽部の配信コンサートのお知らせです。

わたしはたまたま知っていたけれど、きっとそこまで開催そのものが周知されてないのでは?と思ったのですが、やはり知らなかったようでした。

楽しみにしていた自分たちの演奏会が開催できないかもしれない…と言っている人たちに、今、このお知らせをすることがいいことなのか残酷なのか、正直言ってわからなかったのですが。

彼女たちは吹奏楽の魅力にもう十分にはまっているし、せっかく無料で家に居ながらにして、高校生の先輩方の演奏を見ることができる機会だし。

彼女たちにとってスタートの二年間はとても不運だったけど、今後どんな風に楽器人生、音楽人生が転がっていくかなんて誰にもわからないわけだし。

きっとわたしなら、教えて欲しいなあと思ったのです。

実は花咲徳栄高校は、地元から通っている子がわりとたくさんいる高校です。

そもそもが野球や吹奏楽の強豪校がいくつかある地区なので、いろいろな選択肢がありますが、その中の一つなので、過去の生徒たちの中にはここの学校に進学した子たちもいます。

と考えると、吹奏楽好きの中2の生徒たちからしたら、さらに親しみも湧くだろうし、先輩方がどんな演奏をされるのか、きっと見たいだろうし体感したいだろうと思ったの。

実際教えてあげたらとてもとても喜んでいて。

たまたま今日は県下の受験生、受験生予備軍が必ず受けるテストの日らしいのですが。

「6時なら確実に終わってるし、見る観る!!」

「(やめちゃった)Sちゃんや、顧問の先生や吹奏楽部のみんなにも言わなくっちゃ!」

と超ハイテンション。

日にちと時間、どこで見れるかをしっかりとメモって帰って行きました。

本当に言ってあげてよかったです。

曲目を見るとラストが「宝島」になっていて。

この曲先生大好きなのよ~ぜひぜひ聴いて!!な~んて話もしました。

今は動画ですぐに検索ができるからレッスン終わりに「この曲が好き」「わたしはこれ」と情報交換したり、一緒に動画サイトを見たりすることもあります。

いい時代になったものだなぁと思います。

さて。

あれっ!?レイン、あれについて書いてないぞ?と気づかれた方々!!(笑)

今晩に向けて大きなモチベーションになった話を、今回のエントリーでは故意に省いて書いています(笑)

その話は演奏会を見てからあらためて書きます。

吹奏楽部の生徒の片方はジャニーズWESTのファンなのですが、最近ひょんなことから実は先生の推しも同じ世界にいる…ということがばれてしまいました(笑)

なので、そこ絡みのちょっとおもしろい話や意外な展開もあるのですが、その話はいずれまた。

音楽を真剣に勉強しようという人がジャニーズのファンだと言うのは矛盾すること?恥ずかしいことなんだろうか?と思わされてる風だったので一笑に付してやりました(笑)

「本物を見抜く力さえあれば、恐るるに足らず!!」

と言ったら「先生が言うと説得力あるわぁ…」ですって(笑)(笑)(笑)

とりあえず、今日の演奏会に向けて、早めに家事やらご飯の支度を終えてしまわなくては!!!

久しぶりに配信での吹奏楽のコンサート。

とてもとても楽しみです!

O albumのこと その1 そしてSTARS。

個人的にここのところ、どんどんテレビ離れが進んでいたのが、今期は思いのほかおもしろいドラマがいっぱいあって、毎日追いかけられるようにドラマを見ています。

「俺の家の話」「監察医朝顔2」「その女、ジルバ」「にじいろカルテ」「ドリームチーム」あたりがほぼオンタイムで見ていて。

ゆっくり追いかけているものもあるし手一杯と思っていたら、久々に大河ドラマも見始めてしまい、結構今までにない新鮮な感じに惹かれてこれもか~!!となっているところです。

どれも本当に面白いです。

幸せな手一杯。幸せな忙しさ!!

気づけば2月もあと一週間を切り、急に気持ちが焦り始めました。

やっぱり二月は逃げていくなぁとしみじみ思ってます(笑)

とはいえ。

出張レッスンの姉妹が、お母さまがいよいよ出産とのことで来週からひと月間お休みになるし、もうふたり事情で一旦休んでいる子たちがいて。

3月は例年になく予定が空いて、時間ができそうな気配です。

相変わらず非常事態宣言下だし、予定通り解除されたとしても、急にバンバン出かけたりはしないと思うけれど、せめて昨年の3月の最初以来、一度も行けてない都内の実家に安心して行けるようにならないかなあ。

それが今現在の一番切実な願いであり、問題かも。

さて。

O albumです。

一昨日祝日の前の日だったので、久しぶりにオンタイムで聴けたどヤでTopaz Loveがかかりました。

「わぁ、このタイミングでTopaz Loveとは、相談者さんならずとも沁みるじゃないの♡♡」としみじみとうれしくなった時に

ちょっと待って!?このアルバムに全然日記で触れてなくない!?と、不意に思い出したのです。

これだけ毎日たくさんこのアルバムを聴いているのに、一体どういうこと??

ファンなのにあるまじき!!!(笑)(笑)

というわけで、今さらですが、ちょっとずつ書いて行きたいと思います。

(曲目が多くて今でも買えそうな通常盤を一応貼っておきます。)

全然触れていないからと言って、アルバムがイマイチなわけでは全然なくて。

むしろ歴代のアルバムの中でも、かなり好きな方です。

とりわけ好きなKinKiのアルバムは?と聞かれると、今まではDとNを挙げることが多かったわたしですが、これらと並ぶくらい好きかも。

現在進行形で、日々の生活の中に深く入り込んでいて、繰り返し聴いています。

今作は一つ一つの作品の完成度が高くて、歌い方やアプローチも様々で、1曲1曲がまるでとても良質な短編小説みたい。

作家陣をみれば超納得で。

堂島孝平さんをはじめ、久保田利伸さん、坂本真綾さん、マシコタツロウさん、松井五郎さんに織田哲郎さん。

松本隆さんに細野晴臣さん。吉田建さんに成海カズトさんに竹内アンナさんetc.etc.

そんなすごい作家陣の作品の中に、堂本さんたちの最強タッグ曲や、剛さんの自作曲もあって、バラエティーに富んでいることといったら。

でありながら、全体として聴いた時に、ちっともちぐはぐではないし。

これでもかと無理やり詰め込み過ぎな感じもなくて。

よもや豪華な主菜ばかりでしつこいよ!という風にもなってないし(笑)

呼び覚まされる感情や感覚は1曲ずつでぜんぜん違うから、まったく飽きがこなくて、聴くたび、曲が変わるたび、新鮮な新しい発見があります。

剛さんが「1日に何曲もレコーディングをして、情緒不安定になりそうだった!」と言ったというのもいかにもです。納得!!(笑)

そんなこんなで、多分ファン界隈広しと言えども、発売からこれだけ経って、いまだにこんなに聴いてるファンも珍しくない?と自慢したくなるくらい聴いてます(笑)

(同じようにLOVE FADERSは朝のルーティーンや車でオットと出かける時に必ず聴いているので、間違いなくここ一年で一番聴いているアルバムはこの2枚です。)

とりわけ夕ご飯の支度をする時は、フラゲ日以来ずっと、O albumをお供にすることに決めていて。

今は家族も最大の楽しみが食事ということで、わりとていねいにご飯を作っているので、ここだけでも毎日必ず一周は聴いている計算になります。

どこかのタイミングで、キッチンのステレオにCDを入れて、ウッドコーンのスピーカーを通して聴いてみたら、ひと味違うとてもいい音色だったので。

今はずっと、VictorのミニコンポにCDを入れて、スピーカーから流れてくる音たちを存分に味わいつつ、あれ?時代が巻き戻った?というスタイルで聴くのがお気に入りです(笑)

最初、このアルバムが出ると決まった時、ざっと曲目を見た時に、前作からの時間の中で、その間にあった出来事とその時にリリースされた曲たちを照らし合わせるまでもなく。

どうしても「テレ東音楽祭」で、突然に知らされた情報から始まった一連のひたすらに怖かった日々が思い出されてならず…

特に「The Red Light」「Topaz Love」「会いたい、会いたい、会えない」あたり。

あの辺のシングルの頃はどれも、聴き手としてのわたしの心がかなりこじれていて。

楽曲たちと正面から向き合うことを恐怖から拒んでたなぁと感じる瞬間も多々あって。

アルバムとしてまとまることで、過去の出来事が蘇って、またネガティヴな気持ちになりたくないな…とか、いろいろによけいな心配をしていたのが…

気がつけば聴き続けるにつれて自然とこれらの曲たちへのわだかまりや、過去と結びついたちょっと怖い気持ちは完全に消えていて、不思議でした。

剛さんのソロ曲の赤い鼓動のHeartの歌詞が思い出されます。

愛のあしたがきのうを愛にする

まさしくそういうことなんだろうと。

剛さんのなんとも不運な耳の病気。ジャニーさんを失ったこと。未曽有なウイルス。

次々起こるとんでもない出来事の中で、時間をかけてゆっくりと生み落とされたアルバム。

そこに込められたふたりの想い、あえて選んだであろう楽曲たち。

受け取ったイメージは限りなく誠実で真摯で。そしてとても温かくて。

それらにゆっくり毎日触れているうちに、愛のあしたの道筋が一本筋が通る形で信じられて。

気がつけば、きのうの愛もちゃんとすとんと腑に落ちていたというわけです。

取り越し苦労も甚だしい(笑)案ずるより産むが易し…です。

特に「Topaz Love」はこのアルバムに、この順番で入っててくれて本当によかったなぁと思う1曲でした。

シングルで発売された当時はどうしてもこの曲が生まれた経緯を目撃したこともあって、KinKiさんの私小説のように聴いてしまって苦しかったのが…

「会いたい 会いたい 会えない」のアウトロを経て、あのキラキラのイントロを聴いた時、甘酸っぱくてちょっとせつない元々の「作品としての」世界観が突然に見えたような気がして…

あれっ!?こんなキュンキュンする曲だったっけ?とはじめて本当のこの曲に出会えたような新鮮な気持ちになりました。

一旦感情の糸がほどければ、ふたたびこんがらかることもなく。

冒頭に書いた一昨日のどヤでは、相談者のピュアな女の子の気持ちを救い上げ、昇華させる曲としてこの上なくぴったりな選曲だと思えたし、何より「わぁ!ここでTopaz Loveだ!!」と喜んだ自分をとてもうれしく思うもう一人のわたしがいました(笑)

(だからと言って、あの曲ができた経緯や、横スタでふたりそれぞれに心を寄せて、哀しみとしあわせがないまぜになって揺さぶられた気持ちを否定するわけでもないです。

あの断面では「彼らの精一杯」がとんでもなく心に沁みたし、合作という形でもがきつつ一歩を踏み出した、あの一連の出来事も葛藤も、きっとふたりに必要なことだったのだろうと思ってます。

一方で作品そのものとしても、ちゃんとまじりっけなしに味わえてよかったという感情です。)

さて。

なんだか大きく逸れていっちゃいました。

O albumです。

好みの曲は全部と言ってもいいくらだし。

心を揺さぶられてならない「新しい時代」やら「Slash」やら。

明らかに分岐点だったであろう「KANZAI BOYA」やら。

なんでこのアルバムに入らなかったんだろ?と本気で思っていたら、Ballad Selectionに既に入ってたんだっけ!~な「道は手ずから夢の花」の話とか(笑)

堂島せんせはもちろん、織田さんや成海さんやマシコさん曲はやっぱりKinKiさんにばっちりハマるなぁとか。

久保田さん、二人それぞれの本質的な音楽的違いを生かしたスゴイの作られたんだなぁと唸ったりとか。

99%のすごい威力!?(笑)とか。

竹内アンナさんのみずみずしさが新鮮!とか。

他にもたくさんたくさん書きたい話はあれど…

ひとまず、この宝の山のアルバムの中で、わりと一見地味そうでいて、わたしがとても心を揺さぶられ、大好きな曲の一つについて書いておきます。

ラストの吉田建さんの作品の「STARS」です。

この曲を聴くと、とてもとても楽しかった「O正月」の配信ライブを思い出します。

この曲を歌っている時のKinKiさんの温かくてやさしい顔。

特に剛さんが、KinKiな現場の旧知の仲間たちに囲まれ包まれて。

無意識なんじゃ?といった感じに自然とふわっと微笑みながら、しあわせそうに歌っている姿はかなり久しぶりに見た気がして…

とんでもなく胸キュンでした。

作詞作曲は吉田建さん。言わずと知れた「チームKinKi Kids」のバンマスです。

とても近いところで若い頃からの二人を、そして二人の音楽性や人間性をも見て感じて来られた大先輩のおひとりが、彼らに向けて書いてくださった曲なのだなぁというのがしみじみと伝わるとても素敵な歌だと思います。

どうかすると建さんがKinKi に提供して来られた曲の中で、わたし的には一番好みかも?というくらい好き。

シンプルだけど、KinKi Kidsの魅力がすごく前面に出ていて。

「全部抱きしめて」「好きになってく愛してく」からの進化系のようにも感じます。

あの頃から経験値が格段にあがり、それぞれが実力をつけて持ち帰ったものを携えて、この曲が、そしてこの表現が生まれたかのようなイメージです。

Ah…青い星 世界の片隅で ボクを待ってる人がいる

この建さんの詞の「青い星」の例えは剛さんの詞の世界観にも近くて、いつもこのバンドを指揮している仲間の匂いを感じるし。

ひとつひとつ夜空に光る 小さな星のように

ひとりひとり哀しみの果てに 孤独は消えてゆくんだ

というこの詞も好き。

そしてキーワードのひとつ「Stand alone」の配し方もとても好き。

バックの音の数が、特に序盤はとても少なくて、ふたりの歌声の音色の美しさ、素敵さがしっかりと前に出すシンプルな編曲も今の彼らにこそぴったりな気がします。

たくさんの楽器の音や声で過度に彩らなくても「ふたつの声が一番の美しい音色の楽器」なのだなぁ。

そして後半、音の数が増え豪華さを増しても埋もれない強い歌声。

KinKi Kidsの歌手としての魅力が詰まっているなぁと素直にそう思えます。

大好き♡

この曲に限らず、アルバムのそこここに発見があるし、大好きなポイントはいくらでもあって、聴くたび新鮮な気持ちを運んできてくれるこのOalbumについて、余裕がありそうな3月にかけて、ゆっくり書いて行けたらいいなぁ。

何よりも、後々今の気持ちを振り返る備忘録にしたいのだ!!

今更かもしれないけれど、こういうのを突然に始めるのもまた、ふぇるまーたらしいのかも!?と自己完結して終わります(笑)

ENDLICHERI☆ENDLICHERI始動から15年の時を経て。

今からさかのぼること15年。

2006年の2月1日はENDLICHERI☆ENDLICHERIの初シングル「ソメイヨシノ」の発売日でした。

「思えば遠くへ来たもんだ~♪」と海援隊さんの歌を口ずさみつつ(笑)

今年の2月1日のわたしは、過去の「ふぇるまーた」を紐解いておりました。

堂本剛さんのソロ活動の一番最初のスタートから、ここまでの流れを軽くおさらいすると…

剛さんのソロシングルとしては、2002年(剛さん23歳)の「街」が最初で、その活動の流れでソロアルバム「ROSSO E AZZURRO」がリリースされ。

さらに2004年(剛さん25歳)に「WAVER」が出てアルバム「si:」がリリースされ。

その翌年の終わりごろ。

ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしてのスタートラインは2005年、12月3日(当時の剛さんは26歳)だと思われます。

このENDLICHERI☆ENDLICHERI名義のスタートと共に、剛さんの音楽活動はさらに即興的な要素が増し、FUNKへと大きく舵を切っていくきっかけになりました。

さて。

わたしは2005年12月3日の日記にこんなことを書いていました。

5時50分に起きて携帯をのぞいたら、すごいニュースが入っていました。

EDWINのHPを見ただけでは、具体的にどういうプロジェクトになるのか、まだ見当がつきませんが、なにやらすごそう(なことが始まるよう)です。

そして、自分の日記には触れていませんでしたが、仲良しさんのブログによれば、この日原宿で行われた「広告サミット」というイベントで。

プログラムの中に、ゲストは「TD」だけ書かれたプログラムがあって。
出演者について事前にいっさい告知もなく。

誰が出て来るのだろう?と思っていたら…
広告クリエイターの箭内道彦さんとEDWINの安藤氏。そして我らが堂本剛さんが3人で登壇。

ファンに向けてではなく、広告業界の方々の前で対談を行ったそうです。

その流れの中でEDWINとのコラボレーションや「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」始動の発表がなされ。
原宿のEDWINのビルのてっぺんに剛さんがギターを弾いている人形が「そっと」置かれて。

(最初「あれはなんだ?」という一般の反響から始まり、告知はひと騒ぎ起こったあと、少し時間を置いてからだった記憶!)

3日間、EDWINとの限定コラボTシャツが販売されたりもして…

原宿からは微妙な距離感があるわたしは、情報だけを追ってワクワクしていたわけですが、それでも十分にとても大切な歴史のひとこまに立ち会っているという実感がありました。

そして翌日の日記には…

昨朝見た「EDWIN」のページにほかならぬ「ジャニーズエンターテイメント」(レコード会社)がリンクされていたことにはすぐに気がついて、これはもしや??という期待があったのですが、その日のうちに歌声まで聴けるとは、想像の範疇をはるかに超えていました。
 「めちゃいけ」でCMを見て、その歌声に触れたときにテンションがマックス状態になりました。

もしや夢?というくらいはかない感じでしたが、どうやら夢ではなく、昨日今日と、30秒だけ流れた歌声を何度繰り返して聴いたことでしょう。

「めちゃいけ」の中で、噂のEDWINとENDLICHERI☆ENDLICHERIがコラボしたCMが流れたのです。

これが多分実質、わたしがENDLICHERI☆ENDLICHERIと、ソメイヨシノという楽曲に触れた初邂逅だった気がします。

さらに、その辺りを詳しく書いた日記が見つかりました。

これです。

fermata.hatenadiary.jp

その中で、この衝撃的だったCMについて、こんなことを書いていました。

静かな水槽に立ち昇る泡粒。

底のほうで、ただただそこにいるだけなのに妙に存在感のあるENDLICHERI?らしき魚。

ひたすら静かな画面を見るでもなく見ているわたし。

画面を凝視しているようで、実は耳はただただ彼の歌声だけを追いかけていることに気がつきます。ああ、しみじみ好きな声です。
30秒たつとプチッと唐突に終わってしまうので、何度でも聞いてしまいます。何度も聞けば、まるで続きが聞けるかのように。

この続きにどんな詩やどんなメロディーが隠れているのでしょう?!聞いてみたくてなりません。

「こういう歌詞」にぴったりと馴染むこの声を・・わたしはずっと待っていたんだなあとしみじみしてしまいます。

どんな曲を歌う彼も好きですが、やはり自分の作った詩を自分で歌う時の彼は特別です。

そして。

感想らしきものを書いているのがこんな感じ。

「そめいよしの」で始まる(多分CMで流れた部分がそうだったのかと!)この歌は、数ある「桜」をテーマにした曲のどれとも似ていない気がします。不思議な想いを抱かされる曲です。
 そういえば「桜」について、つよしさんはいろいろな場面で折に触れて話題にしています。お母様と車で桜を見に行った話。愛犬とのエピソード。「ぼくの靴音」でも桜をテーマに書いていましたっけ。それらを考えると、はじめて聞いたこの新しい曲のテーマが「桜」なのはとても自然なことのようにも思えます。「いつかは桜について書くと思っていたよ」な〜んて口からでまかせを言ってしまいそうになります。
 たった30秒、途中までなのに「はかなさ」とか「せつなさ」がそこはかとなく漂ってきて、なんともいえない気持ちになります。多くの人が見逃してしまいそうなほんのちょっとの心の動きをふくらまして言葉にするのが、この人はとってもうまい気がします。

30秒分の歌詞にも、金曜からの告知のそこここにも、彼らしさがちゃんとエッセンスとして入っていて、堂本剛の匂いがちゃんとするところが、すごいなあと思います。

どこにもない強烈な個性。

ENDLICHERIが誰なんだか何なんだか全く知らずに読んでも、もしかしたら「ドウモトツヨシ」を感じたんじゃないかと思うほどです。なんだかなつかしい友達に久しぶりに会ったような気持ちになります。
 KinKi Kidsのアルバムが出たばかりで、かのアルバムで、彼の歌声をこれでもかと聞いているのにこんな気持ちになるということは、きっときちんと彼個人の歌手活動とKinKi Kidsとしての色が区別(・・というより差別化かな?)されているということなのでしょうね。どちらかひとつを選ぶこともできないし、すでにわたしにとっては、どちらもなくてはならないものになっています。こんなにHアルバムを聞き倒しつつ、このCMを一度見ただけでこんなにこちらの世界にも焦がれている・・そんな自分の心の動きがまた面白いなあと思うのです。 

さて。

この一連の過去を振り返っていた流れの中で…

15年前のふぇるまーたのある日記に、なんと時を経て、最近時々コメントをいただくようになった「すずなさん」から、新しいコメントをいただきました。

なんてしあわせなことでしょう!!!

ことの始まりは先日このツイートです。

(日記本編やすずなさんがふぇるまーたに下さったコメントへはツイートからのリンクで辿れます。)

2月1日の朝、15年も経って今と言ってることがほぼ一緒過ぎて進歩がないわたし!と笑ってしまったのですが。

一方で、新しいファンの方々の中には当時のファン界隈の雰囲気を知りたい方々もいらっしゃるかも?と思い、あえて記念日に懐古ツイートをしました。

貼り付けた日記は2006年、1月29日。ソメイヨシノが発売される直前のものでした。

一部抜き書きすると。

この曲の発売は2月の最初ですが、CD発売後、リピート三昧して一度この曲の魔法にかかっても、それはある意味かりそめのマイブームで、本当の意味ではこの曲はすぐには効いて来ない気がします。

カプセルがじわじわと胃に入って初めて浸透していく薬のように、あとから大きな波がやって来そうな気がします。

それはもちろん桜の季節になるのでしょう。染井吉野が街にあふれる頃、満開になった桜を見たら否応なしにこの曲を思い出して、胸がちくちく痛くなる気がします。
バロン(今は亡き我が家の愛犬です。)と二人で桜が舞い散る土手かなんかに座り込んで、あらためてじっくりこの曲を聞いたりする自分を想像すると、それだけで泣いてしまいそう。

世間的にも、パ〜ッと話題になっておしまいではなくて、息が長い曲になってくれるといいなあと思います。

季節の移り変わりの中で繰り返すたびに、違う味わいが出てくる曲になりそうな予感があります。 

こんなことを書いてました。

そして今回、コメントをくださったすずなさんの文章の中で、核心部分をあえてご本人の了承をいただき、引用させていただくと…

ソメイヨシノ発売から15年目の2021年2月1日にコメントしています。
今日はファンの方々が「#祝ケリー15周年」のタグでお祝いしてますね。

私がソメイヨシノを聴き始めたのは2020年の春です。

これまで当たり前だったことがどれだけ大切だったのかと思い知らされた年…
マスクしてソメイヨシノをみるのも多分人生初だった気が…

そんな年にこの曲に捕らえられ何度も聴いていました。発売からは14年もたってたのですねー。

私以外にも最近聴き始めてる人はきっと沢山いると思うので、レインさんが息の長い曲になったらいいなと記していた事は叶ってるのでは…⁉︎と思うとなんだか不思議な感覚で面白いです。

こうしてブログを通して当時の空気を感じさせていただけるのは嬉しいです(^^)

なんて素敵な15年ぶりのコメントでありましょう!!

しみじみとうれしく思いました。

15年の時を経て、15年前のわたしの気持ちに共感してくださる方がいてくださって。

その方は昨年のコロナ禍の中で、初めてソメイヨシノに触れ、心を強烈に捉われたとおっしゃるのです。

そんな方々が「今」新しくいらっしゃる心強さ。

ラジオでも10代の方や、新しくファンになられた方々が多いことに驚かされますが、それが肌で感じられて、同じアーチストが大好きでずっとその音楽を追いかけている身として、お仲間が格段に増えたことをとてもうれしく思いました。

そして15年前に日記に書いたこの部分。

世間的にも、パ〜ッと話題になっておしまいではなくて、息が長い曲になってくれるといいなあと思います。

この部分が「叶ったのではないですか?」とすずなさんがおっしゃってくださったのです。

15年ぶりに答え合わせができたこと、新旧ファンの皆さまとも分かち合いたいやりとりだと思ったので、今回ブログにさせてただきました。

最近懐古モードなの?と思われる方もいらっしゃるかもですが、そういうわけではなくて。

しばしば新しいファンの方々と出逢い、ご自分がファンになる前で、知らなかった間にどんなことがあったか知りたい。読ませてもらいたいという反響をいただくことが増えました。

わたし自身鳥頭(とりあたま)なので、すぐに忘れてしまうのですが(笑)

幸いにも備忘録としてのふぇるまーたで思い出すこと、そういえばそうだった!ということも多々あって。

小さくでもお役に立てるなら、それはそれで光栄なことだと思い始めました。

どちらにしても個人の記憶頼みなので、もしかしたら間違っている時もあるかも?ですが、多分大筋や、その時に抱いた思いは本当のことなので、これからも少しずつ折に触れて紹介できたらと思います。

すずなさんが「tankってよく15周年タグやみなさまのお話に出てきますが、いつ頃のどんな活動のことなんですか?」と聞いてくださって。

ケリーの活動が始まって15年。

新しいファンが増えたと実感している昨今だから、そういう方々がほかにもいらっしゃるはずと気づきました。

ENDLICHERI☆ENDLICHERIのプロジェクトが始まってややしばらく。

3月にアルバム「Coward」を引っ提げて、100公演にも渡るライブ活動がスタートします。

その時に、横浜のみなとみらいに建てられたENDLICHERI☆ENDLICHERI(剛さん)専用の箱が、お魚のエンドリケリーが自由に泳ぎ回る場所ということで、ウォータータンクと名付けられました。

その後お台場にもtankが組み立てられ、大量のライブが繰り広げられ。

その後、仙台では確かLAKEと称した倉庫を改造した箱でのライブもあったと思います。

折しも最新のENDRECHERIの円盤が出て、今は時間がある時にあっちからこっちから見ています。

今にして思えば、なんと魅惑的なツアーであったことか!!

そしてプログラムやそこで歌われ、演奏されている数々の曲たちの素敵さよ!!

15年の時を経て、今尚進化を続ける剛さんの活動の今後が、今も心底楽しみです。

最初に戻って…本当に「思えば遠くへ来たもんだ~♪」です。

そして剛さんの「Super miracle journey」はまだまだ続いて行くのでしょう。

15年前の日記にも書いてましたが、KinKi Kidsがあって堂本剛さん個人の活動があって。

薄々とは感じてましたけど、最近どんどん、わたしには推しが「別々に」二人(正確には3人、笑)いるような感覚になってきました(笑)

超美形で時として超愛らしい二人組アイドルで、ちゃんと音楽的ビジョンを持ち、ふたつの脳みそをフルに回転させ、融合させることができ。

時に境目がわからないほど溶け合う声を持つアーチストで。それぞれがちゃんと自分の場所も持っているKinKi Kidsと。

FUNK界隈でもその名が轟き始めた、妖艶でサイケデリックで、匂い立つような佇まいと魅惑的な歌声と。

この人、この仲間たちでしかありえない印のついた極上の曲や演奏と、生き物のようなグルーヴ。常に立ち止まることなく、進化を続けるENDRECHERIと。

どちらもわたしにとってはなくてはならない人(たち)で音楽なのだなぁと思います。

これからもきっと、こんなスタンスでいくのだと思われます。

「かたよらず こだわらず とらわれず」がモットーのふぇるまーたなので。

これからも、どうぞお好きなように出入りして、趣味趣向に合うものを選んで、てきとーに流し見していただけたら。

Special  Thanks すずなさん!!

うれしいコメントに感謝させていただくと共に。

15年前の記録を整理するきっかけもいただきました。

心から、ありがとうございました。

自粛期間継続と生活の行方

緊急事態宣言がさらにひと月延びました。

前回と違い、学校やジムや塾などは普通に開いているので、ピアノ教室も今のところ継続してやっています。

うちの生徒さんの中に、中学の先生がいらっしゃるので、県の学校に対する対策の指針を伺ったり、生徒たちに聞くと他の習い事もほぼ継続しているようなので、一応足並みをそろえた形ですが、毎回ながら、常に迷いながら動いています。

我が家には65歳以上の家族がいるし、出張先の生徒たちのママはただいま妊娠9か月。

オトートのように身体にハンディがあってリスクもきっと高いであろう家族もいるしで、とても気をつけながら暮らしています。

というか、我が家は家族全員がわりと感染対策には神経質な方かもです。

手洗いうがいはもちろん。

買い物してきたものはすべて、かなり薄めた塩素希釈液で拭くのは昨年からずっとやっていて。

家族全員の日常的な習慣になっているし。

都内の会社へ行く人は、帰ってきたらお弁当箱から持ち物、上着、カバンまでスプレーしたり、アルコールで拭いたりして、一応消毒してから家に入ります。

幸いにも子どもたちの会社もオットの会社も会食や忘年会などは無し。

あんなにライブ好き、秋葉好きだったオトートも今はすべて封印して。

会社との往復以外は、ほぼ健康を保つための散歩のみ。

ライブや飲み会はすべて週末、オンラインという徹底ぶりです。

アネはもともとリモートでまったく問題ない職種だし、友人達とも週末ごとにオンラインでなんやかんややっていて。

オットは感染が増え始めた頃からマイカー通勤の許可をもらったので、安全に通勤できるようになって、本当にありがたいです。

そんな生活の中、唯一わたしが我が家のレッスン室に常に生徒たちを招き入れているので、万が一わたしが持ち込んだら?…と思うと、怖いなぁと思っています。

先日日記にも書いた1月いっぱいの生徒は、想像を絶するがんばりを見せてくれて、用意したメニューをすべてクリアして。

「どの曲もすごく上手くなったよ。ラストスパート素晴らしかったね。ひと足早いけど、立派に卒業!」

「うん、ほんと超楽しかった!先生ありがとね♡」

こんな会話をして、恒例のお手紙を渡して…お別れしました。

そうそう、こういうのがしたかったんだ!と思いました。おねえちゃんの時は突然に「明日から行かせません!!」と言われたので、それができなかったわたしが成仏し損なっていたのだなぁ(笑)

今回ばかりはお母さまに「ありがとう!」と思いましたのことよ。

そうはいってもコロナ禍で、事情が変わってやめることになった子がいたり、とうとうオケのオーディションにこぎつけたホルンの子がしばらくお休みになったり。

いよいよ受験体制になるので、レッスンが月2回ずつに変更される子もいて。

一方で、昨年来、元生徒たちからの紹介で、4人ほど問い合わせもあったのですが…

この日にお試しでも?なタイミングで緊急事態宣言が発令されたり、感染者が激増したりもして。

なかなかお試しレッスンすら形にならず。

そうは言っても、今は新しいご縁を結ぶのに適した時期ではない気もするし。

自然と人数が減って、今はこれくらいでちょうどいいかもなぁ?と思いながらレッスンを続けています。

以前は生徒に教える予習のためにピアノを弾く時間が圧倒的に長かったのですが、今は自分の練習のためにピアノを弾く時間が増えていて。

ほぼ休まずに細切れにでも一日2時間くらいは自分のためのピアノを弾いています。

いろんな実験をしたり、ただただ遊んだり、オンラインで講座を受けたりもしていて。

この、半分自分の娯楽の意味もあってやっていることが、またいつかの布石になって、新しい人達を迎えられるといいなぁと思います。

さて。

光一さんのSHOCKの舞台がいよいよスタートしました。

昨日は、朝からテレビで最新の動いてる光一さんの姿を見て、幾分ふっくらしている?と思ったら、衣装のパンツが避けてる映像があって、思わず爆笑してしまいました。

元気そうでよかったです。

これからまた痩せて行くのでしょうし、今くらい蓄えておかないとね。

妹とわたしは、昨年みたいなことがあって、チケットが取れたにも関わらず行くか行かないか?みたいな葛藤をすることになったらせつないから、今年はあきらめよう…と早々に決めました。

残念だけど、今県をまたいで都内へ行くのは憚られるし、行ったら行ったでやはり感染が心配だし、残念だけど仕方ないよね…ということになりました。

一方で、ずっと迷っているのは映画の方で。

実は昨年の緊急事態宣言以来、一度も映画を見に行っていないのです。

いくつも見たい映画はでてきて、オットとも「どうする?」という話にまではなるのですが、結局は「やめとこうか」とあきらめてきました。

映画どころか、外食も夕方以降は一度もどこへも行っておらず。

お昼も滅多に外で食べないし。

お出かけと言えば、お墓参りと。

車で半日くらい千葉の神社にお参りに行ったのが2回くらいあるだけで、あとはひたすらにイオンかドラックストアくらいしか行ってないかも(笑)

昨年から考えても…

地元の友人たちと、かなり悩みつつ、対策して昼間ちらっと会ったのが数回。

都内へ最後に出たのはいつだっけ?と考えたら昨年の3月でした!!

よもやこんな日が来ようとは?…です。

家にいることが苦でもないし、やることもわりといくらでもあるタイプなので、そこまで困ってはいないですが、情報を追い始めると暗澹たる気持ちになるし。

日々、ほぼ3度の食事の心配ばかりしているしで(笑)気分転換がむずかしい辛さはあります。

今年から玉置さんのシンフォニックのコンサートも始まっていますが、そちらもやはり申し込みの時点であきらめました。

この状況下、さらに出かけることが怖くなって「SHOCK」の映画は急行で一駅の映画館でもやっているのですが、今のところ迷いつつ、やはり行けないでいます。

ああ、この時期じゃなかったらなぁとか。

せめて緊急事態じゃなかったらなぁとか。

ひと月くらいやっててくれたらなぁとかいろいろ思うところはありますが…

万が一、あれ以来初めて出かけた映画で感染して…なんてことになった時に、想像する感情がむずかしすぎて。

光一さんや剛さん、KinKiさん絡みの感情は、自分的に、よもやこじらせたくない大切な場所だし。

そんな事態にはなりたくなくて、やっぱり今のところ行けないかなぁ…(悲しい、涙)

どうぞコロナが去った後に、再び映画が公開されますように!!

もしくは、円盤化もされますように…そう願ってます。

だからと言って、映画に行く方々に「なんで行くの?」とはちっとも思っておらず。

Twitterとかでファンや、ファン以外の方の感想を見かけるとうれしくなって追いかけたり。

対策をしつつ行ってくださった方々には「盛り上げてくださってありがとう!!」と心底思っているのですが…

かと言って「みなさんもっと行きましょうよ!!」とRTしたり宣伝するのも、この状況下やっぱり憚られて。

ほんとに複雑な感情を生むこのご時世にも、ひとつずつ立ち止まっては考え込んでしまう自分にも辟易しています。

演者さんたちはもちろん裏方さんたちも劇場の関係者も、そこに関わっているすべての方々が、少しも気を抜けない毎日だと思いますが。

まずは、どうぞみなさまご無事で!!とそれだけを祈ってます。

さて。

もうひとつ。緊急事態と共にやめていたことに、筋トレがあります。

お店自体は開いていたのですが、仕事以外は少しでもリスクを減らすべく、やっぱり自粛かな?と考えていて。

週3回コンスタントに行っていたものが、急に無くなってひと月。

どうも身体が重いし、ストレスなんだかなんなんだか、いつもよりも食べ過ぎてしまったりもして。

さらに不健康になった気がしていました。

そこで仕事まで減って急に時間が生まれたら、どうもメンタルがヤバイ気がしてきました。

実を言うと筋トレは好きでやっているというよりも、行かないとダメだから行ってるくらいの気持ちだったのですが、行って運動している間は少なくとも心がからっぽにできていたし、身体もほどよく疲れていい睡眠へと繋がっていたのかも?

困ったなぁと思っていたら、ちょうどそのタイミングでお店から「いらっしゃいませんか?」と連絡をもらい。

どうもピークタイムを避ければ、混雑もしていないらしいし…ということで。

今週から筋トレは再開しました。

そもそもお店で淡々と運動だけして帰ってくるタイプだし。

マスクしたまま運動できるし。

換気や消毒も頻繁にやっていることはわかっていました。

怖々行ってみたら、混雑もさほどでもなく、かなりストレスが解消されたので、時間帯を選びつつ、今しばらくは続けようと思い始めました。

本当はそろそろ10年だし、筋トレはおしまいにして、ホットヨガのお試しを考えていたのですが、今は大きく動く時でもないかもと思うしで。

慣れていて、コーチ陣ともコミュニケーションがちゃんと取れる今のジムに、ややしばらく通うことにしました。

それにしても早く感染者が減らないかなぁ。

医療従事者の方々や保健所の方々がさらに疲弊しきっていて、本当に気の毒だし。

医療の逼迫もまた心底恐ろしいです。

そして。

エンタメ関連もぎりぎり限界だと思われるしで、光一さんが一生懸命に守ろうと闘っている現在(いま)にも心からエールを送りたいです。

他にも数限りない業種の方々が、今本当に困っているのだと思うし。

町のおかあさんたちも本当にストレスばかりが増えて大変そうで。

先週から3人続けて、生徒のご家族からお子さんの普段の生活や、学校から受けた注意由来の「ピアノ教室ではうちの子、どんな風ですか?」と相談を受けたりもしました。

話を聞いているうちにおかあさまが思わず涙になったり、メールを返したら号泣しましたとかえってきたりして、本当に誰もが今はギリギリなんだなぁとせつなくなります。

子どもたちも大変だけど、親御さんも大変なのだと実感します。

我が家的にもできうることはほぼやっていると思っているし。

両親とももう昨年の春以来一度も逢えておらずなので、一日も早い収束を願ってます。

「にじ」&「にじいろカルテ」&はいだしょうこさん

 今日の日記はよかったらひとつひとつ、動画をご覧になりながら読んでいただけたら。

同じ歌でも歌い手さんによってこんなに違うんだ~というのが実感できることと思います。

さて。

先週の出張レッスンで、昨年買ったわたしの小学生用の歌本を繰っていた一年生のMちゃんが「にじ」という歌で手を止めて、これが歌いたいと言いました。

作詞新沢としひこさん。作曲中川ひろたかさんです。

このコンビと言えば「世界中の子どもたちが」も子どもたちとよく歌う楽曲です。

ちなみに「にじ」は、夏休み明けの9月ごろ、小学校の朝会で歌う「今月の歌」だったんですって。

うちの生徒たちは、なぜか頼めばわたしが知らない曲でもなんでも弾いてくれるものだと思っていて。

毎度毎度「わたしだってまったく知らない歌もあるのよ!?」と思うわけですが(笑)

そうも言っていられないし、今小学生が好ましいと思う新しい歌を知れるチャンスでもあるので、実際、まったく知らなくても断らないでやってみることが多いです(笑)

その歌本の楽譜にはコードネームがついているので、テンポこのくらい?早い?遅い?ちょっと最初のとこだけ歌ってみて?とか。

大雑把に確かめて、超テキトーに弾きます(笑)

この曲は弾いているうちにすでに「おや?」と思うほどいい曲で。

正直始めて触れた瞬間から「じーん!!!」としました。

で、生徒も大喜びで歌い終えて「来週もまた歌いたい!!」といい。大満足のうちにレッスンを終了しました。

こりゃ彼女のみならず、今後のレッスンでも使えるかも?と、家に帰って動画検索してみたら、すぐに作詞家さんご本人が弾き語りをしている動画を見つたのがこれです。


にじ【新沢としひこ 35th Anniversary Request Night】アンコール #1

この新沢としひこさんバージョンの、味わい深くてなんて素敵なこと!!

表現がさすが作詞家さん!!という感じ。

言葉を大切に歌ってらして、心がじんわり温まる歌声です。

そんなこんな、ますますこの歌に惹きつけられました。

その後、翌日来た別の小学校の2年生の生徒に「知ってる?」と聞いたら「知らな~い」と言うので。

一緒に歌ってみる?と誘ったら、彼女がまたこの歌をえらく気に入るという出来事がありました。

そんなこんなで、先週は来る生徒来る生徒、みんなに紹介して。

ほぼ全員の生徒とこの歌を歌いました。

幼稚園でも歌っているらしく、幼児の子たちはみんな知っていて。

高学年以上の生徒は「ちょっと幼くない?」とか言うかなぁ?とも思いましたが、誰もそんなことはまったく言わず。

しあわせそうに快く一緒に歌ってくれたのは、みんな多かれ少なかれ、自粛やら緊張感のある生活やらで、心が疲れていたのかも!?

というか、そんな風に思ったのはわたし自身もとても心が疲れていたからで。

「癒しって大事よね!!」

心から実感していたら…

 なんと、木曜日に始まった「にじいろカルテ」というドラマの中で、この歌が歌われたのです!!

「ええーーっ!?」

知ったばかりの歌の不意打ちに、思わず声が出ました(笑)

ちなみに、このドラマは大好きな脚本家、岡田恵和さんの作品で。

キャストもあらすじもとてもよさげだったので、以前からきっと見ようと思ってました。

実際始まってみたら、ファンタジックだけれど薄っぺらな感じでもないし。

大好きな田舎の景色はどこかわたしの好きな奈良の山の中とも近い雰囲気だし。

出てきた路線バスは、まるで下市口駅から天川村へ行く奈良交通のバスのよう。

ジブリ実写版のような作りと、心温まるストーリーで、とてもとても癒し系。

すでに開始5分でわ~ん大好きかも~♡♡♡と思っていたら…

なんとストーリー半ばで、わたしが生徒と毎日歌っていた「にじ」が出てきたではありませんか!!

なんという偶然!!

さらに…

ブログに書こうとちょろっと検索していたら、こんなものも見つけてしまいました。


#にじうたってみた 【にじいろカルテ🌈】

にじいろキャストによる「にじうたってみた」動画です。

きゃーっ!!!

このドラマキャストのみなさまの歌声もまた、とてもとても癒し系でした。

高畑さんの透明感あふれる美しい歌声。

北村くんもDISHとして歌番組にご出演のところを何度か見たことがありますが、とてもいい声だなぁと思っている方のおひとりで。

2人の横で照れながらいらっしゃる井浦氏は、そもそも存在そのものが癒しだなぁ♡

この動画との邂逅にも驚いたわけですが、実を言うとわたし、日曜日の夜、まったく別の「にじ」の動画を見ていたのでした。

それははいだしょうこさんが歌う「にじ」です。


はいだしょうこ「にじ」- きっと明日はいい天気(フル)〈公式〉

はいだしょうこさんが歌っている動画は、元々大好きなものがたくさんあって、時々見ていました。

コロナ禍にあって、暗澹たるニュースなどを見て疲れてしまった時に、よく彼女が歌っているさまざまな動画に触れようと、動画サイトを訪れます。

この「にじ」はさすが元、歌のおねえさんだけあって、なんて表情たっぷりに心を掴む表情と歌声なのだろうと感動してしまいました。

しばらくリピートしていたら、どんどん他の動画も観たくなって、はいださんの作品めぐりの旅に出ました(笑)

オススメの作品は?と考えたら、たくさんたくさんあります。

ひこうき雲とか、秋桜とか、ハナミズキとか、LOVE LOVE LOVEやPRIDEもとても素敵です。

元々カヴァーは大好きなのですが、ジャンルを問わずどんな歌も自分のものにして歌ってらして、魅力的なんてもんじゃない!!

この方が歌のおねえさん時代に「おかあさんといっしょ」を見るお年頃で。

たくさんの曲に触れて大きくなった子どもたちは幸せだなあと思います。

そして子どもの歌のみならず、どんな歌を歌っても彼女の清らかなハートと、真摯に歌に向き合う心意気のようなものが伝わるなぁと思うのです。

きっと素直で清らかな歌声の歌手が大好きな父も好みだろうなぁと思うので、父にも教えてあげなくては!!

というわけで、時節柄、なるべくやさしくてポジティヴな気持ちを運んできてくれる曲を二つ貼っておきます。


はいだしょうこ「PRIDE(プライド)」- 今井美樹(フル)〈公式〉


はいだしょうこ「ハナミズキ」- 一青窈(フル)〈公式〉

それにしてもはいださん、なんて歌が上手なんだろうと思っていたら、歌のおねえさんになられる前は、宝塚の娘役でいらして。

そのもっと前はわたしの母校の音高で声楽を勉強されていたそうで。

お父さまはピアニスト。(動画でたくさん親子共演されてますよね!)

お母さまは声楽家なのですって。

(なんという、超サラブレット!!)

さらにさかのぼると、9歳からあの中田喜直先生の門下で、師の秘蔵っ子だったのだそうではありませんか!!

いろいろ納得!!と思いましたのことよ。

そして。1979年生まれ!!ややや、誰かさんたちと一緒!!

光一さんと剛さんの間の3月生まれ。

いつかどこかで共演とかしないかなぁ?

うちの画伯(言わずと知れた光一さん!笑)とお絵かき対決も楽しそう~♪

そんなこんな、いろいろと転がるままにごった煮の日記になってしまいました。

どれも癒し系の動画たちなので、よかったら飛んでご覧になってくださいませませ~

それにしてもです。

次から次へ、頻々といろんな方が歌う「にじ」が短期間に目の前に現れて、びっくりでした(笑)

そして「虹つながり」と言えば…「RAINBOW☆ ENDLI9」さん!!

(ちと強引、笑)

すでにして初回も通常も配達中のメールがやってきています。

手に入る前に、いろいろとやるべきことをやってしまわなければ!!

楽しみだ~♪♪