ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

自粛期間継続と生活の行方

緊急事態宣言がさらにひと月延びました。

前回と違い、学校やジムや塾などは普通に開いているので、ピアノ教室も今のところ継続してやっています。

うちの生徒さんの中に、中学の先生がいらっしゃるので、県の学校に対する対策の指針を伺ったり、生徒たちに聞くと他の習い事もほぼ継続しているようなので、一応足並みをそろえた形ですが、毎回ながら、常に迷いながら動いています。

我が家には65歳以上の家族がいるし、出張先の生徒たちのママはただいま妊娠9か月。

オトートのように身体にハンディがあってリスクもきっと高いであろう家族もいるしで、とても気をつけながら暮らしています。

というか、我が家は家族全員がわりと感染対策には神経質な方かもです。

手洗いうがいはもちろん。

買い物してきたものはすべて、かなり薄めた塩素希釈液で拭くのは昨年からずっとやっていて。

家族全員の日常的な習慣になっているし。

都内の会社へ行く人は、帰ってきたらお弁当箱から持ち物、上着、カバンまでスプレーしたり、アルコールで拭いたりして、一応消毒してから家に入ります。

幸いにも子どもたちの会社もオットの会社も会食や忘年会などは無し。

あんなにライブ好き、秋葉好きだったオトートも今はすべて封印して。

会社との往復以外は、ほぼ健康を保つための散歩のみ。

ライブや飲み会はすべて週末、オンラインという徹底ぶりです。

アネはもともとリモートでまったく問題ない職種だし、友人達とも週末ごとにオンラインでなんやかんややっていて。

オットは感染が増え始めた頃からマイカー通勤の許可をもらったので、安全に通勤できるようになって、本当にありがたいです。

そんな生活の中、唯一わたしが我が家のレッスン室に常に生徒たちを招き入れているので、万が一わたしが持ち込んだら?…と思うと、怖いなぁと思っています。

先日日記にも書いた1月いっぱいの生徒は、想像を絶するがんばりを見せてくれて、用意したメニューをすべてクリアして。

「どの曲もすごく上手くなったよ。ラストスパート素晴らしかったね。ひと足早いけど、立派に卒業!」

「うん、ほんと超楽しかった!先生ありがとね♡」

こんな会話をして、恒例のお手紙を渡して…お別れしました。

そうそう、こういうのがしたかったんだ!と思いました。おねえちゃんの時は突然に「明日から行かせません!!」と言われたので、それができなかったわたしが成仏し損なっていたのだなぁ(笑)

今回ばかりはお母さまに「ありがとう!」と思いましたのことよ。

そうはいってもコロナ禍で、事情が変わってやめることになった子がいたり、とうとうオケのオーディションにこぎつけたホルンの子がしばらくお休みになったり。

いよいよ受験体制になるので、レッスンが月2回ずつに変更される子もいて。

一方で、昨年来、元生徒たちからの紹介で、4人ほど問い合わせもあったのですが…

この日にお試しでも?なタイミングで緊急事態宣言が発令されたり、感染者が激増したりもして。

なかなかお試しレッスンすら形にならず。

そうは言っても、今は新しいご縁を結ぶのに適した時期ではない気もするし。

自然と人数が減って、今はこれくらいでちょうどいいかもなぁ?と思いながらレッスンを続けています。

以前は生徒に教える予習のためにピアノを弾く時間が圧倒的に長かったのですが、今は自分の練習のためにピアノを弾く時間が増えていて。

ほぼ休まずに細切れにでも一日2時間くらいは自分のためのピアノを弾いています。

いろんな実験をしたり、ただただ遊んだり、オンラインで講座を受けたりもしていて。

この、半分自分の娯楽の意味もあってやっていることが、またいつかの布石になって、新しい人達を迎えられるといいなぁと思います。

さて。

光一さんのSHOCKの舞台がいよいよスタートしました。

昨日は、朝からテレビで最新の動いてる光一さんの姿を見て、幾分ふっくらしている?と思ったら、衣装のパンツが避けてる映像があって、思わず爆笑してしまいました。

元気そうでよかったです。

これからまた痩せて行くのでしょうし、今くらい蓄えておかないとね。

妹とわたしは、昨年みたいなことがあって、チケットが取れたにも関わらず行くか行かないか?みたいな葛藤をすることになったらせつないから、今年はあきらめよう…と早々に決めました。

残念だけど、今県をまたいで都内へ行くのは憚られるし、行ったら行ったでやはり感染が心配だし、残念だけど仕方ないよね…ということになりました。

一方で、ずっと迷っているのは映画の方で。

実は昨年の緊急事態宣言以来、一度も映画を見に行っていないのです。

いくつも見たい映画はでてきて、オットとも「どうする?」という話にまではなるのですが、結局は「やめとこうか」とあきらめてきました。

映画どころか、外食も夕方以降は一度もどこへも行っておらず。

お昼も滅多に外で食べないし。

お出かけと言えば、お墓参りと。

車で半日くらい千葉の神社にお参りに行ったのが2回くらいあるだけで、あとはひたすらにイオンかドラックストアくらいしか行ってないかも(笑)

昨年から考えても…

地元の友人たちと、かなり悩みつつ、対策して昼間ちらっと会ったのが数回。

都内へ最後に出たのはいつだっけ?と考えたら昨年の3月でした!!

よもやこんな日が来ようとは?…です。

家にいることが苦でもないし、やることもわりといくらでもあるタイプなので、そこまで困ってはいないですが、情報を追い始めると暗澹たる気持ちになるし。

日々、ほぼ3度の食事の心配ばかりしているしで(笑)気分転換がむずかしい辛さはあります。

今年から玉置さんのシンフォニックのコンサートも始まっていますが、そちらもやはり申し込みの時点であきらめました。

この状況下、さらに出かけることが怖くなって「SHOCK」の映画は急行で一駅の映画館でもやっているのですが、今のところ迷いつつ、やはり行けないでいます。

ああ、この時期じゃなかったらなぁとか。

せめて緊急事態じゃなかったらなぁとか。

ひと月くらいやっててくれたらなぁとかいろいろ思うところはありますが…

万が一、あれ以来初めて出かけた映画で感染して…なんてことになった時に、想像する感情がむずかしすぎて。

光一さんや剛さん、KinKiさん絡みの感情は、自分的に、よもやこじらせたくない大切な場所だし。

そんな事態にはなりたくなくて、やっぱり今のところ行けないかなぁ…(悲しい、涙)

どうぞコロナが去った後に、再び映画が公開されますように!!

もしくは、円盤化もされますように…そう願ってます。

だからと言って、映画に行く方々に「なんで行くの?」とはちっとも思っておらず。

Twitterとかでファンや、ファン以外の方の感想を見かけるとうれしくなって追いかけたり。

対策をしつつ行ってくださった方々には「盛り上げてくださってありがとう!!」と心底思っているのですが…

かと言って「みなさんもっと行きましょうよ!!」とRTしたり宣伝するのも、この状況下やっぱり憚られて。

ほんとに複雑な感情を生むこのご時世にも、ひとつずつ立ち止まっては考え込んでしまう自分にも辟易しています。

演者さんたちはもちろん裏方さんたちも劇場の関係者も、そこに関わっているすべての方々が、少しも気を抜けない毎日だと思いますが。

まずは、どうぞみなさまご無事で!!とそれだけを祈ってます。

さて。

もうひとつ。緊急事態と共にやめていたことに、筋トレがあります。

お店自体は開いていたのですが、仕事以外は少しでもリスクを減らすべく、やっぱり自粛かな?と考えていて。

週3回コンスタントに行っていたものが、急に無くなってひと月。

どうも身体が重いし、ストレスなんだかなんなんだか、いつもよりも食べ過ぎてしまったりもして。

さらに不健康になった気がしていました。

そこで仕事まで減って急に時間が生まれたら、どうもメンタルがヤバイ気がしてきました。

実を言うと筋トレは好きでやっているというよりも、行かないとダメだから行ってるくらいの気持ちだったのですが、行って運動している間は少なくとも心がからっぽにできていたし、身体もほどよく疲れていい睡眠へと繋がっていたのかも?

困ったなぁと思っていたら、ちょうどそのタイミングでお店から「いらっしゃいませんか?」と連絡をもらい。

どうもピークタイムを避ければ、混雑もしていないらしいし…ということで。

今週から筋トレは再開しました。

そもそもお店で淡々と運動だけして帰ってくるタイプだし。

マスクしたまま運動できるし。

換気や消毒も頻繁にやっていることはわかっていました。

怖々行ってみたら、混雑もさほどでもなく、かなりストレスが解消されたので、時間帯を選びつつ、今しばらくは続けようと思い始めました。

本当はそろそろ10年だし、筋トレはおしまいにして、ホットヨガのお試しを考えていたのですが、今は大きく動く時でもないかもと思うしで。

慣れていて、コーチ陣ともコミュニケーションがちゃんと取れる今のジムに、ややしばらく通うことにしました。

それにしても早く感染者が減らないかなぁ。

医療従事者の方々や保健所の方々がさらに疲弊しきっていて、本当に気の毒だし。

医療の逼迫もまた心底恐ろしいです。

そして。

エンタメ関連もぎりぎり限界だと思われるしで、光一さんが一生懸命に守ろうと闘っている現在(いま)にも心からエールを送りたいです。

他にも数限りない業種の方々が、今本当に困っているのだと思うし。

町のおかあさんたちも本当にストレスばかりが増えて大変そうで。

先週から3人続けて、生徒のご家族からお子さんの普段の生活や、学校から受けた注意由来の「ピアノ教室ではうちの子、どんな風ですか?」と相談を受けたりもしました。

話を聞いているうちにおかあさまが思わず涙になったり、メールを返したら号泣しましたとかえってきたりして、本当に誰もが今はギリギリなんだなぁとせつなくなります。

子どもたちも大変だけど、親御さんも大変なのだと実感します。

我が家的にもできうることはほぼやっていると思っているし。

両親とももう昨年の春以来一度も逢えておらずなので、一日も早い収束を願ってます。