というわけで、やっとラストまで来たところなのですが…
最初にやろうと思っていたことを今頃思い出しました。
それは公式さんのダイジェスト動画を貼らせてもらうということで。
今ごろか?という感じですし、そもそもあれを見ながら感想を書けばよかったのでは?という疑問が(時すでに遅し、笑)
というわけで、もしかしたらこれを貼ることで記憶が怪しいのがバレる可能性もありますが、やっぱり貼っておきます。
万が一、この動画とわたしのつたない感想でちらっとでも興味を持たれた方がいらしたら、どうぞENDRECHERIのサブスクとかをお聴きになってみてくださいね。
一ファンとしてではありますが、クオリティーは保証いたします。
最後の方にオマケとして、アルバム「GO TO FUNK」を手にしたばかりの頃に書いた文章をくっつけました。
(ああ、あれか!という方もいらっしゃると思いますが、どうぞご勘弁を、笑)
さて。
2度目のMCから書きます。
まず真っ先に「202021」というタイトルは、2021で終わってくれ!という願いを込めて作られたという話がありました。
そして。
ここからがこのMC的本題
「12歳の天才ドラマー CHITAAちゃんです!」
と一人のかわいらしい少女が紹介されました。
妖精さんのように小さくて、でもとてもおしゃれ、かわいらしい女の子です。
CHITAAさんに「敬語は止めて」と剛さんがわざわざ言ったのに、ついつい敬語になってしまうCHITAAさん。
終始とてもしっかりした受け答えでしたが
「コロナが明けたら何したい?」と剛さんに聞かれて
「マスクを取って外で思いっきり走り回りたい」と言っていて。
ああちゃんと年相応な日常を過ごしているんだなぁと思いました。
CHITAAさんに「カッコいいよなぁ」と剛さんが言うと…
CHITAAさんからも「剛くんもカッコいいよ♡」と返したりもしてて。
この辺のやりとりもまた悶絶するほどかわいかったです。
CHITAAさんは(お仕事中の)人の前を通る時にかがんだり、ちゃんと気を使えているのを見てさらに感心したと剛さん。
「コロナが明けたらCHITAAちゃんのおうちに遊びに行くね!」と言っていて。
この辺、小学生同士みたいな会話でほっこりしてました(笑)
「それにしてもとんでもない(プレイをする)12歳。しっかりしてるね~」と剛さん。
「ありがとうございます。」ととても礼儀正しいCHITAAさん。
「僕の12才のときあんなにしっかりしてなかった」という剛さんの言葉に
渉くんが「うんうん」と頷いてて。
「渉、12歳の頃の俺は知らんやろ?」と突っ込まれる仲良しトーク♡
CHITAAさんも叩く前はあまり食べないのだそうで、このライブの前もミニトマト1Pしか食べてないと言っていて。
剛さんが「リコピンCHITAAちゃん!」と言ってました。
CHITAAさんに自分のライブでドラムを叩いてもらえたことが心底うれしそうだった剛さん。
「こんな日が来るとは思わなかった」と何度も何度も言ってて。
とても実感がこもった幸せそうな様子でした。
大人とか子どもとかセパレートしないで、キミとボクの関係でいたい。
CHITAAさんのような子と出会えて、生きててよかった!!とも言ってました。
剛さんはCHITAAさんの動画とかも見ているらしく、ドラムもやってるけど歌とかも歌ってるよね?と言っていて。
CHITAAさん的にはあまり歌は自信がないそうですが。
わたしも家に帰ってから彼女が歌っている動画を見たら、それもまた素敵でした。
剛さんが彼女の動画やプレイにとても心惹かれたのが、よくわかったような気がしましたよ。
CHITAAさんのご両親は剛さんと同世代で、とても素敵な方らしく。
剛さんがもしCHITAAさんの親だったら娘のこんな凄い姿を見たら泣くと言ってました(笑)
お父さんと剛くんのスニーカーがお揃いらしく
「紫が入ってるスニーカーだし、剛さんの色だから履けないと」
とおっしゃってたのを(あえてお願いしたのかな?)この日は履いてきてくださったそうです。
ツインドラムもいやもうほんと凄いから!!と自信満々に言ってましたが、実際パフォーマンスが始まってみると、想像をはるかに超えて凄かったです。
オーディエンスの皆さんには「わたしにもこんな頃があったな」と思い出しながら見てくださいと言ってましたが「こんな(天才的な)頃」はどうみてもなかったです(笑)
早くからうんと多才でうらやましい限りです(笑)
「FUNK 一途 BEASTS」
ダブルドラムの音圧にひれ伏しつつも、ちっともうるさくないし、バンドとの調和も取れていて流石でした。
一度目、真横から見ていた時、ラップ部分の歌詞を見ながら聴けるのがとても新しくてありがたかったのです。
ああ、こんな風に言ってたんだと答え合わせができた感じもあり。
竹内さんと剛さんのラップが「キメ!キメ!」のたびにユニゾンするところが、すごくカッコよかったです。
声と声とが合わさって、魅力倍増なのはラップも同じなのだという新鮮な驚き。
「Get out of 地球」
初っ端のCHITAAさんのドラムの素晴らしかったことと言ったら。
彼女は小学生ですが、あの魅惑のプレイを聴いてしまったら…よもやチタちゃん!なんて軽々しく言えなくなりました。
エネルギッシュで生命力のかたまりと言った感じで。
凄い大人だらけの中で、まったく臆することなく。
かと言ってかけらもひとりよがりではないのです。
ちゃんと周りの音を聴き、みんなを見ながら演奏していて。
しかもとても楽しそう。
剛さんやバンドのみなさんを魔法のように笑顔にしつつ…
何より凄かったのは、そのプレイで周りのオトナたちの本気にしたことじゃないかと思いました。
一流の音楽家たちが、CHITAAさんの音に触れ、一斉にキリキリとねじを巻いた音がしました(笑)(笑)
そういう意味でも彼女のプレイがいい刺激になって、さらにバンドの進化を促すのだろうなと思いました。
そもそも音楽に大人も子どももないんだなぁというのは、日ごろから頭ではわかっていることですが、今回心底実感しました。
本当に素晴らしかったわけですが…
一方でMCで剛さんとちょいちょい話をしている姿は、うちの小学生の生徒たちとほとんど変わらずな感じで。
そんなところはとても微笑ましかったです。
なんとかCHITAAさんの敬語を取っ払ってくつろがせてあげたい!と願い、対等な付き合いをしたいと奮闘する剛さんはかつてのジャニさんを彷彿とさせました(笑)
すぐに敬語に戻っちゃうCHITAAさんに「敬語いらんから」と繰り返す剛さん。
かつての自分はもっと子供らしい子どもだったって言ってたけど。
大人の表情に敏感だった剛さんもまた、きっと敬語な子どもだったんじゃないかな???
大丈夫!敬語でも全然打ち解けてもらってたと思うし、かわいい二人でしたよん(笑)
Wedding FUNK
この曲は断然生がいいです。
確かこの曲の前に最後の1曲ですと言っていて。
お名残惜しいことは間違いないのですが…
曲が始まるとともに「なんてhappyでpeacefulなライブの終わりなのだ!!」と心から思いました。
楽しい怒涛のファンクナンバーからのラストなので余計にそう思ったのかもしれないですが、wedding funkは同じFUNKでも、凪いだ海のように穏やかで和やかです。
ステージの上も客席も、黙ったままでも…
誰もが笑顔になる素敵なラストです。
ラジオでもよくこの曲がかかりますが、この曲をかけたいと思う気持ちが今回のライブでとても実感できた気がします。
その一因はきっと歌詞です。
モニターに映し出される歌詞を見ながら聴くと、その言葉が実感をもって心に流れ込んできます。
「Happy me for meeting you」
「Lucky me for meeting you」
なんだかとびきり楽しいのにウルウルしちゃいそうなそんな感じです。
ノリノリで身体をゆすりながら「ほんとうにね~ありがとうだよ、剛さん」とこっちもにこにこしてしまいます。
これらの歌詞の言葉が血液に乗って全身に巡り…
やっと「ココロ」にも血が通い始めたかも?という感じ。
あたたかくてやさしい気持ちに包まれて、とても感動しました。
「You me love, keep on funky love」
「Keep this funky feeling forever」
さらにHAPPY度が増して幸せな気持ちになれるではありませんか。
大好きな「ワーグナー」の結婚行進曲が重なってくる辺り
「ファーシ♭レ ミ♭-レド シ♭ーラシ♭ドー♪」
の辺りをホーン隊が再現してくれてて。
喜びのファンファーレ。
すご~くテンションが上がりました。
ひゃーっ!わたしのためにありがとう!みたいな…←違います、笑。
で、ゆったりとしたテンポで、ゆったりとしたソロ回しがまたとても素敵でした。
このラストはとても平和的で、穏やかな未来への希望をつないだようなイメージでしたよ。
そして、すべての演奏が終わった後、心地よい余韻の中で、いつものようにくーさんのお話を聞きながらゆっくりと帰り支度をして。
しっかりとした規制退場がありましたが、昼の部でもあったせいか、慌てて帰ろうとする人もなく。
最後まで穏やかでhappyなムードのまま、ディズニーのお膝元、夢の国を出て現実へ。
駅まで少し距離があるので、切り替えの時間もあってよかったなぁと思いました。
トンネルを抜けて、現実世界へと戻ってきた気がしましたよ。
☆おまけ
これはライブに参加してきて、さらに新譜を聞き始めたばかりくらいのタイミングで別の場所(mなSNS)にこっそりあげた文章です。
ついでにアルバムをゲットした辺りの感想をと思ったのですが。
今当時の感覚を思い出して書くよりも、あの頃に書いたこれを引用した方がよほど臨場感があると思ったので、自分で書いた過去の自分の文章を転載いたします。
ライブ後の軽い感想としても書いたので、重複している部分や表現もありますが、あえてそのままにします。
↓
今回の新譜は、バラエティーに富んでいて。
どこから聴いても飽きがこなくて、リズムや韻や歌詞は遊び心に満ちてて。
文句なく楽しめるアルバムに仕上がっていますが…
一方で、よ?く聴き込むと「今だからこそ」の要素もまたいっぱい。
世相が大いに反映され、コロナ禍における苦しみや痛みとか
政治に対するシニカルな観察眼も漏らさず入ってて。
それらの悲しみや痛みは、心地よいリズムやグルーヴ、16の刻みに散りばめられた韻や遊び心で昇華する…
まさしく(オリジナルな意味の)FUNKらしさに満ちたアルバムに出来上がった感じがします。
今回、わたしはたまたまアルバム発売より先に舞浜のアンフィシアターで聴いてしまったもので・・・
いつもの方々との超分厚い音の洪水を存分に浴びてしまったせいか、生で聴いた音もまた現在もまだ耳の中でずっと鳴り続けていて、そちらもとてもとても恋しくて…
ただいま、不思議な感覚に陥ってます。
(あのホール、音が抜群にいいです!)
週末になってやっと封を切って、ひたすらアルバムを聴いてますが、聴き込むほどにライブで聴いた音が遠ざかっていくのはちょっとさみしい気持ちです。
とはいえ・・・アルバムバージョンのように、Gakushiさんと二人で打ち込みの形もまたおもしろくって。
同じ素材でも、ライブのように大人数で生音でドドーンと聴かせるのも全然ありだったし…
(というか、やっぱりそれもまた強烈に求めていたものの一つで、生音に触れた途端、久しぶりのライブ過ぎて、幸せ過ぎて・・・涙目になりつつ見てました、笑)
ダンス円盤のように、sayaさんやダンサーさんたちと思いっきり踊るバージョンも魅惑的だし。
(女性とふたりで踊る剛さんにもドキドキですよね~笑)
歌声だけで聴かせる曲も、どれもこれでもかと惹きつけられ。
やはり彼が持つ最高の楽器は歌声なのだなあと思い知ったりもしました。
そしてアンフィシアターでのライブ中に、サイドの画面に流れてた歌詞を同時通訳のように追っていたら、既存の曲も「こう言ってたのか?」という所が多々あって、さらに心をがっちり掴まれて、国語的な探求もさらにやってみたくなりました。
相変わらず剛さんがギターやベースや鍵盤で鳴らす音は、歌声に負けず劣らず雄弁で魅惑的でした。
そして今回、渉氏のシンセベースもまたベースに負けず劣らずすばらしかったです。
ベーシストがベースを置いて、思いっきり身体をゆすりながら鍵盤を弾いている素敵。
(鍵盤弾きのはしくれとしては、食いつかずにいられませんでした、笑)
あまりに剛さんが、バンドのみなさまが多才過ぎて、心を奪われ過ぎて…
ライブ後、ずっと未だ抜け殻で無口になってます。
何より久々にライブで見た剛さんのビジュアルが最高で、超カッコよかったです。
二の腕や顔はかつてないくらい細いけど、筋肉はつくべきところにちゃんとついてて。
全体としてキュっとしまっていて、不健康な痩せ方には見えなかったです。
何より最初から最後まで、イヤモニだけでとても自然に歌っているように見えたし。
歌うのがキツそうとか、音圧が苦しそうとか、音程を追うのが大変そうとは思わなかったです。
もしかしたら大変なところもあったかもですが、少なくとも長年ライブで聴いてきたファンの一人として、あれっ!?と思わされたところはなかったです。
そして小学生のCHITAAさん。
(あの魅惑のプレイを聴いてしまったら…よもやチタちゃん!なんて軽々しく言えなくなりました、笑)
彼女の生音のすさまじかったこと!!
エネルギッシュで生命力のかたまりと言った感じで。
凄い大人だらけの中で、まったく臆することなく、かと言ってかけらもKYじゃなくて。
とても楽しそうで、みんなを笑顔にしつつ…
何より凄かったのは、そのプレイで周りのオトナたちの本気を引っ張りだしたことじゃないかと思いました。
一流バンドマンたちが、CHITAAさんの音に触れ、一斉にキリキリとねじを巻いた音がしました(笑)(笑)
そういう意味でもいい刺激になって、さらにあのバンドは進化するだろうなとも思いました。
本当に素晴らしかったわけですが…
ちなみに全体として感染対策にはとても気を遣っていて、あの「喋るペンライト」でほぼコミュニケーションは完璧に取れていたし(笑)
誰も声をあげる人もなく、規制退場も整然としていて、ストレスはなかったです。
なので、これから平安さんやツアーに参加される方も、自分もちゃんと感染対策をして、気をつけて行けば、必要以上に怖がらなくても大丈夫だと思いましたよ。
とはいえ、ひとつ間違えると多方面に迷惑がかかるから、緊張感をもって臨むことも大切だというのも感じたので、平常時とは違うという感覚は大事だとも思いました。
そんなこんなで、わたしはあまりにも我が家から往復の条件がよかった舞浜だけの参加で。
大好きな平安さんもさすがに今年はパスだし、今後のツアーはお留守番ですが。
このライブの思い出とアルバムさえあれば、これから先も乗り切って行けそうなくらい満足しました(笑)