ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 モクセイとカトレアと

「今年はキンモクセイの日記を書きませんでしたね!毎年楽しみにしてたのに〜レインさんがキンモクセイに触れてくれないとさびしいです。」と言う拍手コメントをいただきました(笑)
そういえばそうでした。
特に今年は、久々に我が家のキンモクセイも咲いたので、ぜひぜひ日記にしたいと思ったのですが。
というのも、キンモクセイの香りと冷たい空気はわたし的にはセットになってるはずだったのに、今年は暑いうちにキンモクセイが咲き始めて(というより、なかなか秋らしい気候にならなかったという方が正しいのだと思いますが、笑)どうも、イマイチ浸れなかったのです。
キンモクセイが咲き出して、外を歩くと空気がひんやりして、思いきり吸い込みながらせつなくなる…という流れが大好きなのですが、今年はせつなくはならなかったなぁ(笑)
そして、台風が来て、あっという間に散ってしまいました。
ああ…画像も撮ってない…となって慌てて撮ったのがこれ。

花びらが散ると、オレンジのお星さまの絨毯みたいになるのです。
例年ならもっと綺麗に花びらが広がる年もあるのですが、今年は風が強くてあっという間に散らばって綺麗に撮れなかったのが残念。
ちょっと前に「金色の野辺に唄う」という本の感想を書きました。
この本は読むと色が強烈に浮かぶ本でしたが、キンモクセイもまた金色と言えないこともないような美しい花の色で、この本を読みながら実はキンモクセイのこともちょくちょく思い出したりしてました。
キンモクセイ沈丁花、くちなし…香りでその存在を教えてくれる花が大好きです。
今年もあっという間にその時期を過ぎました。
さて。
キンモクセイと交代で台風以降我が家の家の中に置かれていたカトレアがあっという間に咲き始めました。
するするする〜っとシーズが伸び始めてから、意外と早いです。


そういえば、マレーシア在住の頃にあった日本人会の婦人会の名前がカトレア会という名前でした。
どうでもいい豆知識ですけど(笑)
南国の花というイメージだったカトレアですが、日本でもよく咲きます。
ハイビスカスも日本で一年中見かけるようになったし、やっぱり日本の気候もどんどん変わって来ているのかしら。
この花が咲いていると、部屋の中がとても華やかです。