ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 何度めかの復活の狼煙!!

前の日記を掲げてから…いえいえ、もっとその前から…スターやら拍手コメントやら拍手やらメールやら…本当にたくさんいただいてます。
いただいたコメントやメールにはまだ全然返信しきれていませんが、もちろんすべてのコメントには目を通させていただいてます。
お返事はメールや本文でさせていただくつもりですが、ひと足先に感謝の気持ちを伝えておきたいと思います。
いつも反応してくださって本当にありがとうございます。心からの感謝をこめて。
やっとさまざま落ち着いてきたので、とりあえず復活の狼煙をあげておきます。
前の日記の後の土日に、義母の葬儀関係は滞りなく取り行われました。
この週末は実家の両親がたまたま妹の家族と旅行に出かけることになっていて、妹は「もちろんお葬式に行っていいから、旅行はキャンセルして」と言い、オットやわたしは「いやいや、旅行は前から決まっていたのだし、今回はちゃんと伝えておくから旅行に行って」と言ったのですが、両親はどちらを取るのもしのびないということで、両方の顔を立てて、土曜日に日帰りで妹の家族と一緒に軽井沢まで行き、そこで引き返して翌日ははるばる茨城県までお葬式に来てくれました。
何よりうれしかったのが、実家の母が葬儀の日の早朝、我が家の晩ごはんをお弁当にして作ってきてくれたこと。煮物と炊き込みご飯のおにぎりがたっぷり入った大きな箱を渡された時は、うれしくて涙が出そうでした。
「いろいろあちこち気を遣ったり動き回ったり、ごはんにまで気が回らないだろうから…作ってきたわよ!これを食べて今日はゆっくりしなさいね。」と母。
細やかな心遣いが得意だった亡くなった義母もだし、うちの母もですが、弱っている時にこういう心遣いをしてもらうと、やっぱりまだまだ「おかあさん」にはかなわない。どうぞいつまでもお手本になってね…と心底思います。
わたしだってもう20年以上も母親業をやってるけれども、きっとこんなことは考えつかないな(笑)自分も前日軽井沢だったのだし、きっと帰りも遅かっただろうに。ああおかあさんの偉大なこと。
実家で独身で母に作ってもらって当たり前の頃には気がつきもしなかったことですが、誰かにお料理してもらえるしあわせ。心配してもらえるしあわせ。
ああ、お義母さんの代わりがわたしに務まるかしら。絶対ムリ。
義母が亡くなって更にその背中の偉大さを噛みしめています。
土曜日は、午前中仕事をしてから車で何時間もかけてお通夜に行ったこともあって、帰り道は本当にぐったりでしたが、それでもちゃんと家に帰ってつよしさんのBAY FMのラジオも、深夜のNHK FMのKinKiさんラジオも両方オンタイムで聴きました。
この方達にもどれだけ癒してもらったかを考えると、ほんとに好きな人たちがそばにいてくれて(勝手に思っているだけにせよ、笑)よかったなぁと思います。
特に夜中の生Familyの沁みたこと…じーーーん!!きっと音が聞こえたに違いないくらいです(笑)
ふたりの心底楽しそうな笑い声やまったりとしたおしゃべりに癒されたこと、癒されたこと。しかも2時間もKinKiのおしゃべり三昧。歌三昧。
ラジオの中身についてはあまりにもステキだったので別途触れたいですが、起きていてオンタイムで聴けて本当によかったと思いました。
そしてふとんに入ってからふと思い出した奈良の美しい夕陽。
水声ライブの翌日、大阪のお友達が運転してくださって、仲良しの友人たちと総勢6名で天川村に連れていってもらったのですが、帰り道夕焼けの時間にぶつかって、それはそれは綺麗な夕陽がものすごく長い間見えていました。
まさしく「カケタオイカケタ」な感じで(実際には天川村から奈良市に向かって北上してたわけですが、笑)夕陽を左手に見ながらひた走っていたのですが、奈良は障害物が少ないのでいつまでもいつまでも夕陽が見えるのです。
カーステから流れるつよしさんやKinKiさんの歌を誰からともなく口ずさんだりしながら「奈良の夕陽、なんて綺麗…」とうっとりと眺めたことが不意にまざまざと思い出されて、一瞬ココロが奈良に飛びました。もしかしたら実際にだれかさんみたいに離魂してたかも(笑)
こうやって弱っている時にふと思い出せる景色、記憶の中で共にいてくれる友人たちがいるしあわせ。
そしてもちろんこんな状況下、何度もやさしいメールをくれて、細々とあれやこれや心配してくれた友人への感謝。
そして翌日、葬儀も何もかも終わったあとにオットが言ったひとこと。
「おふくろはあんな風に晩年せっかくこれからって時に、具合が悪くなって存分に動けなくなっちゃってさ。本当にかわいそうだったから、おまえはさ、奈良でもなんでも機会があったらまた絶対行けよ!!」
ああ、こんなことを言ってもらえる資格があるのかな?言ってもらえるだけの妻としての仕事をちゃんとしているのかしら?と思いましたのことよ。
そしてまた1週間が始まり…また月曜日からレッスン漬けの毎日が始まり、毎晩9時半まで。
土日にフルで動いてしまったあとの月曜日からがあまりに過酷だったので、思いきってしばらく日記をお休みしました。
結果としてしばらくネットから離れてみたら、少し心のゆとりが戻ってきて、ちょっと前みたいにギスギスしすぎて疲労困憊したり、パソコンを開いているのにぼーっとしたり…ということがなくなりました。
それじゃなくてもここのところ、いろいろなことを取りこむばかりで、未消化のものばかりが増えていたのでした。
溜めに溜めたレシートを整理していたら、行った場所、見たもの、味わったこと、味わったもの…いろいろと未整理のこと、未消化のこと、あんなに感動したのに忘れかけていたこと…たくさん思い出しました。
こんな事じゃダメだなぁとつくづく思いました。
なんてもったいない日々の過ごし方をしていたんだろう。大切なことがもうちょっとで忘却の彼方へ行ってしまうところでした。
そういうことも義母が思い出させてくれたような気がします。
これからはもうちょっとちゃんとマイペースを守っておだやかな日常を送りたいです。
というわけで、わたしは元気です。
日曜日には「MUSIC JAPAN」もあったし、堂本兄弟では「危険な関係」のオンエアもあったし、何よりアルバムがそばにあったので、常にそばにおいていろいろな場面でKinKiさんたちに支えてもらいつつ、月曜からはいつも通りの日常が戻っています。
受験生の生徒は、今日明日が本命校の二次試験で発表は来週の金曜日だそう。あんなにふたりでがんばったんだもの。受かっているといいなぁ。これだけ毎日一緒に勉強していたので、まるで自分が受験するような気持ちになっていて胃がしくしくしています(笑)
わたしが受験の時の先生方もそうだったのかしら。反対の立場になって初めてわかる先生の苦労(笑)
ご心配くださったみなさま方、本当にありがとうございました。
今後ともふぇるまーた共々、どうぞよろしくお願いします。