ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

さようなら今年のSHOCK!!

前々から考えていたとおり、SHOCKの返金2回分をそのまま郵便局から日赤に送金して…やっとわたしの中で今年のSHOCKが本当に終了した気持ちになりました。
「ひと時の感情でそんなことをしたら、後で後悔するよ。」「KinKi用に取っておきなよ?」とか「せめて半分残して来年に回したら?」とか「つよしさんのソロだってあるかもしれないのに〜」とか言われたりもし、もっともだとも思ったのですが、今年のSHOCKのお金はやっぱり今年のSHOCKだけのためのもの…という気持ちがどうにもぬぐえなかったので、だったら「行ったつもりで何か有意義なことに使おう」と思いました。
前半の方に3回観劇した友人が「あのね、今年のSHOCKは見るたび本当に進化するんだよ!すごいの!!」と言っていました。
「1週間経って次を見に行くと、もう1週間前とは雲泥の差なの!」と興奮気味に話してくれました。
「同じ舞台を何度も見てるのに、マジ泣きさせられたのは今年が初めてかも。気がつけば、舞台の人たちも絶対に泣いてるという瞬間が何度もあったし」と言っている友人もいました。
ああ、見たかったなぁ…今年のSHOCK!!というのがわたしの底の底にある正直な気持ちです。
一方で、あそこまでの震災があったのですから、どうすることがベストだったのか?というと、やっぱり中止がベストだったと思う…と冷静に思っているわたしもいて。
たとえば公演中に余震でもあって、コウイチさんやお客さんに何かがあったら…そんな「もしも」は想像するのも怖いことだし。
ただでさえ、この舞台の緻密さは半端ないと思うし、万が一公演が続いたとして、座長以下スタッフさんまで心労は半端ないだろうし、やらなくてさびしい人、行きたくてたまらないのにどうしても行けない人、いろいろな人がいて、どうやったって賛否両論はあるだろうし…今年はこれでよかったんだと思う…と感じたのも事実で。
いろいろと心残りはありましたが、きのう募金したことによって、なんだか気持ちがとってもすっきりした気がします…あくまでもわたしはね…(ちなみに郵便局の窓口から送ると手数料がないのです。)
もちろんこの舞台に関わった方たちの気持ちは「そんな簡単なもんじゃない」だろうと思うし、それが当然だと思います。語り尽くしがたい葛藤や気持ちがたくさんあったことは忘れてはいけないとも思います。
その上で、あえて朗らかに言っておこう…次回こそはご縁に恵まれて楽しく観劇する機会に恵まれますように。