ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 東京ドーム3日間を経て その2(追記あり)

このエントリーは下のエントリーの続きですので、下から順にどうぞ。
さて。前書きのさらに前書きで終わっていた話しの続きです。
ほんとは順を追ってゆっくりと感想を書き出したいところなのですが、この年始のバタバタの中、どこまで書けるものやらわからないので、とりあえず一番書きたいことを一番最初に書いておきます。
今回のライブは、「FRIENDS」や「せつない恋に気づいて」など思いっきりなつかしいものから、わたしがKinKiさんの音楽をやっと自由に聞けるようになった反動でめちゃくちゃ聞きまくっていたCアルバムDアルバムあたりの曲(1995年から1999年の3月までは日本にいなかったので)
大画面に映し出される歌詞の断片と共に強烈な印象を持って迫ってきた自作曲シリーズから、比較的新しい「これもあった!これも大好き!」と心躍ったすてきシングルたち。
そしてどどーんとセンターに「Family」。バリバリとダンスを入れながら世界観を余すところなく表現したカップリングの2曲…とものすご〜く盛り沢山でした。
どこを切ってもものすご〜く濃厚で、しかもひとつひとつがバラバラな感じもなく、不思議な統一感があって、KinKi Kids初心者や連れて来られたおとうさん、ジュニア時代からふたりをずっと見守って来られたベテランファンのみなさんまで、誰でも楽しめる内容だったと思います。
だからこそ尋常じゃなくいつまでも抜け出せないし、どれが一番とか選べないし、ひとつひとつの楽曲は必ず何かの個人的な思い出とリンクしているし…久しぶりにドカーンとKinKiにやられてしまったわけです(笑)
さて。3日間のライブの最後に、彼らが「もう新曲のレコーディングは終わっている」という話から、珍しく自分たちの声について、楽曲について語ってらっしゃいました。
ふたりの声は元々声質や波長が全然違うのに、更に最近似てきた…という話を力説されてました。
レコーディングし終わった自分たちの歌を聴いて、ふたりでさえ、自分たちの声がひとつの声に聞こえることがあるのだそうです。あれ!?それぞれ歌ったはずなのにおかしいな〜と思うそうです。
その話の中で「ふたりで一緒にスタジオに入って…」という話もされていて、これが出来上がっていると言ったシングルの話なのかアルバムの話なのかよくわからなかったのですが、ふたりが一緒に楽曲に関わりながら何かが進行していることもよくわかりました。
3日間のMCの間には、シングルの発売が二転三転した話や、アルバムももうちょっとで出そうなところまでいったけれどもふたりが納得するクオリティーにならず見送ったという話や、作品が出来上がってからもいろいろなことがなかなかクリアーにならず、「Family」は様々な意味で難産だったという側面もあるようです。それは昨日のLFでも語られてました。
彼らの音楽作りについて語った話の流れで、自分たちにはものすごくふたりの声が溶け合う『音域』がある…という話もコウイチさんがしてました。
これは先の声が溶け合う話とはまたちょっと趣が違います。確か「時々ガシっとはまる時がある」だったかな。
声が重なって聴こえるっていうのは意図したわけじゃなくて、自然とそうなっているわけですが、音域に関しては、彼らが意志を持って聴き手にアピールできるポイントを見つけたということですから。
散々自分たちの声の相性がいかに素晴らしいかについて熱弁をふるったあとで「でもだからってふたりが仲良しだとは限らないけどね…」的なことを言ったコウイチさん。
「あれさ〜すっごく語っちゃったからあとから恥ずかしくなっちゃって、テレ隠ししちゃったよね」な〜んて打ち上げの席でも話題になっておりましたよ。うふふ。
いずれにしても、KinKi Kidsが自分たちが今後リリースする楽曲は、今までよりも更に自分たちの良さを冷静に見つめつつ、積極的に世の中に推して行こうとしているような決意のほどがにじんでいるような気がして、あれっ?っと思いました。
今までは自分たちの売り上げのこととか、結果についてはどこか育ちが良すぎて遠慮がちなような感じもあって…(これは勝手なファンの想像ですけれども、笑)
そんなところもKinKiさんたちの素敵なところだと思っていたのも事実なのですが、おっとりな印象があったのです。
でも、今までとはちょっと違うふたりだぞ!?という感じを受けました。
そもそも『LOVE LOVEあいしてる』で、ギターや曲作りについて大御所の皆さま方から手取り足取り教えてもらった経緯を持ち
譜面を読んだり書いたり、サウンドに様々な楽器を入れたり、曲やステージを作り上げていく過程を誰よりも本格的に専門的に勉強する機会に恵まれたグループでもあるわけで。
すでにソロの世界では、おふたりのどちらもそれぞれが確固たる自分の世界観を持って堂々とセルフプロデュース的なこともなさってらっしゃいますが、今後はKinKiの世界においても、彼らがもっと積極的に関わりながら展開して行くのかもと思いました。
もちろん今までもそうしてきたのでしょうけれど、今回のライブには、いつにも増して彼らのKinKiらしさを生かしたステージ作り、作品としてのライブへの『本気』があちらこちらから垣間見れた気がしたのです。
自分たちの創り上げた楽曲に自信を持ってシングル「Family」をリリースして、この渾身のシングルを高く高く掲げ、引っ提げてツアーに臨んだ感じがプンプンしたのです(笑)
一方で、ついこの間紆余曲折の末にリリースされた「Family」は、彼らのみならず、レコード会社も大満足な成績をあげることができたとも語ってました。
この方たちが今本気で自分たち『ふたり』で創り上げる個性と向き合い、自分たちを最高に魅せる聴かせるための曲作りや曲選びを始めたのだとしたら…
今年出てくるものは、今まで以上に素晴らしいものになっているに違いない…そんなことを確信しました。
何よりも彼らの『本気』を強く感じたので、そのことは一番先に書いておこうと思いました。
新曲はどうやら提供曲かな?この曲について語られた言葉をまとめておきます。
「今までにない感じになってます。えっ!?これほんとにKinKi Kids?!ってな感じ。 最初は地味で単調に聞こえるかもしれませんが、聞けば聞くほどハマります!」 とコウイチさん。
「この曲はね、歌ってる声の聞こえ方がおもしろいんです。部屋で大音量で聞いていただきたいですね」とつよしさん。
それってどういうのかな!?たとえばPerfumeみたいなテクノでピコピコな感じとか!?アネがしょっちゅう聞いているボーカロイドっぽいヤツ!?…とかね。
それとも「Love is the mirage...」的な声に何層も重なりがある感じかしら?「iD -the World of Gimmicks-」も確かめまぐるしくふたりの声が入れ替わったり重なったりした気がする…とか…まぁいろいろと予想妄想はしてみましたが、どんなのが来るんだかとっても楽しみです。
ちなみにこれらの曲は「いつ発表出来るかわかりませんが、急にお知らせ出来るかもしれません」とのことでしたので、同志のみなさま、いいコにして待っていましょうね。
「実現したらすごいことがいっぱいある。そのためにはみなさんのご支援が必要です。」ともおっしゃっていたので、『Family力』が試される時が間近に迫っているかも。
なんにせよ2011年は楽しい年になりそうです。
わくわくしながらスタートしたステキな年に乾杯!!
追伸1:
ちなみに、このあともライブについてもうちょっと詳しく書きたい気は満々なのですが、3日分の混濁した記憶をうまいこと別々に引っ張り出せるかどうかという問題もあるし、家の中のことや仕事も年の初めにうまいこと滑り出したいという気持ちがあるし…
もしかしたら、オリスタさんでも見ながらのんびり続きを書いて行くかもです。
メモ帳だけは殴り書きで23ページ(1ページ足りなかった〜、笑)もあるので、生かせるだけの時間がねん出できればなんとかがんばりたいところです。
次の「彼ら」関係のエントリーは昨年からの宿題だと思っているつよしさんエントリーの予定です。
きのうの「LF」を見てやっぱりどうしても書きかけた文章を形にしたいと思いました。これは夏頃からずっと温めていたテーマなのですが、うまく書けるかどうかはともかく、素直に思いの丈を語ってみたいと思います。
追伸2:
ライブの前後にお会いできたみなさま方、本当にありがとうございました。
今回体力的にいっぱいいっぱいで、ちょっと守りに入ってしまったので、ご連絡をいただいた方としかお会いできなかったのですが、それでもずいぶんたくさんの方々に声を掛けていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ここからは個人的にいろいろ書きましたので、お会いできた皆様方、読んでやってくださいね(笑)
みかんちゃ〜ん!(って勝手にまた呼び始めてしまいました!だってかわいいんですもん、笑)手作りのお菓子ありがとう!超おいしかったです。そして声を掛けていただいて、ほんとうれしかったです。
Nさま〜前から食べてみたかったおいしいデザート、とってもおいしかったし、そもそも久しぶりにお会いできたことが何よりうれしかったです。
Dさん、鹿さんパズル、早く組み立てたいです〜♪
Sちゃん、ソースせんべいうまかったです!
さとさ〜ん、しあわせのおすそ分けありがとう。ぴかぴかのお顔が何より語ってましたわよん。
そらちゃん、sakuraさん、めぐちゃん、毎年この時期にお会いできるしあわせを思います。来年も逢いたいです(もちろんその前に会えればもっとうれしいです、笑)
偶然の一致が他にもいっぱいありそなRさま、またご近所でお会いしましょうね!!
お疲れさま、でもこの日参加できてほんとによかったね!なかわいらしい名古屋ママのIさん。
ゲートの前でばったりして、またマトリョーシカをいただいちゃった、さくちゃん!
そしていつも仲良し、あきこちゃん、ショコラさん、bonyarihitsujiさん。
お揃いチャームな遊びにノリよく参加してくださったみなさま方。大阪ドームコンでもよろしゅーに。
最もフレッシュな高校生にして、しかも誰よりも正統派KinKiさんファンのルーキー!!Mちゃん。
いつも一度は一緒に見れて、これが恒例なのがとってもうれしいいもうとさん。
みなさん、ほんとうにお世話になりました。そして、どうもありがとう!!
今回お会いできなかった皆様方とも、今年またあちらこちらでお目に掛かれますように。