ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

妖艶


 いや〜ん、エッチぃな大根さん。すでに切り刻まれて豚汁の具になりました。今晩の食卓に上がります。
 日曜日におとなりのおばちゃんから助っ人を頼まれて、車で30分のところにある農家にお手伝いに行きました。
 おばちゃんちの親戚のおばあちゃんがやっている畑なのですが、突然に畑の主が身体を壊してしまい、収穫する人がいなくなってしまったのだそうで、収穫を手伝ってくれたら安く野菜を譲るから…というのです。
というわけで、トモと近所の友達もうひとりとともに行ってきました。
白菜を50個ぐらい、不思議な形の大根を10本ぐらい、ねぎをふた畝、ブロッコリー少々、小松菜とほうれん草を採れるだけ収穫して猫車(手押し車)に乗せて運んだのですが、たった1時間少々の作業で腰は痛くするは背中はがちがちになるは、散々(笑)日頃の運動不足がたたりました。
特にねぎをまっすぐに上に力をこめて引っ張る…という何気ない作業が腰にきて、日曜日の午後は思いきりお昼寝しちゃいました。日頃この畑をやっているおばあちゃんは70代後半ですが、ひとりで全部やられるのだそうで、尊敬の念を覚えましたのことよ。
 種代としてひとり500円だけ置いてきて「あとは山わけしていいわよ。白菜はひとり10個くらい持っていっていいから」と言われたのですが、超へたれなので3個だけいただいて帰りました(しかもその中の二つは速攻で新聞にくるんで車庫の奥へ格納、笑)
その他にねぎを20本くらい(こちらは庭に埋めておくと結構もつので多めに、笑)ほうれん草と小松菜は袋いっぱい。
大根は「エッチそうなヤツはレインにあげる」というので、とびきり妖艶なのをいただいてきたのがこれです(笑)
スーパーの大根にはない形ですが、味は普通でした(そりゃ、そうでしょ。)ねぎは甘くてしっとりでとてもとてもおいしくて、バターで炒めてみりんと酢としょうゆで味付けしたら5本くらい一気に食べてしまいました。不意ないただきものにどうやって消化しよう!?と一瞬途方に暮れましたが、毎日なんやかんやと楽しく新しいレシピにチャレンジしています。