ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 休日返上!!

 今日明日は5週目の月曜日と火曜日です。
 明日はいっぱい振替レッスンが入っていますが、珍しく本当に珍しく今日はひとつもレッスンがなかったので、昼間は出かけていて、夕方もゆっくり買い物をして花に水を撒いたり花がらをつんだりのんびり過ごしてました。
 たまたま家族みんな帰りが遅かったので、8時になってもまだ夕飯を作る途中で、鼻歌交じりに肉を焼いていたら、なぜかピンポ〜ン!!と音がして、高校生の生徒が立っていました。
 驚きを隠しきれず、「え〜っ!?Yちゃんのレッスン、今日だった〜!?」と控えめに聞いたら、「そうです!」とあまりにも自信に満ちて言うので、ものすごく当惑しました。
 なぜ?どうして?彼女は火曜日のレッスンのはずなのに!!
 彼女を送って来られたおかあさまの車はもうとっくに帰ってしまっているし…頭の中にいっぱい疑問符を浮かべながら、とりあえずレッスン室に入ってもらいました。
 レッスン室にはエアコンすら入っておらず、蒸し風呂みたいでしたが、とりあえず練習していてもらって、「10分待って!10分!」と言い置いてものすごい勢いで肉を焼き終わり野菜を炒めてじゃがいもの煮物を完成させて、オトートに「あとはよろしく〜♪」と言ってレッスン室に入ったのですが、なぜ彼女が来ているのか、どうしてもわかりません(笑)
 もう一度だけ「今日のレッスンはYちゃんの都合だっけ!?」と聞いたら「違います。」とだけ彼女。え〜っ!?
 ってこた〜わたしの都合!?アリエナイ。だって今日はお休みを死守したかった5週目の月曜なのです。
 というわけでおなかがぺこぺこのまま9時頃までレッスンをしたのですが、「もしやわたしってばとうとうボケがきた!?」とか、ふとそんなことが頭をよぎって、途方もなく暗い気持ちになっていたのです。
 わたしは元々かなりボケてる方ですが、仕事柄どんなに振替が立て込んでもレッスンの予定だけは絶対に忘れない自信があったのです。ああ、そろそろ引退の時期かしら!?(暗)
 さて。帰り際、来月のレッスンの予定を書こうと思ってレッスンノートを開いた時に初めて気がつきました。なんのことはない、わたしが今月のレッスンのところに「6月2日(火)」「6月9日(火)」「6月23日(火)」「6月29日(火)」と書いていたのでした。正しくは「6月30日(火)」なのに。単に日付の書き間違い。なんだ、そういうことか…と心底安堵しました。わたしが知らない間にボケが進んだのではなくて、本当によかったです。
…にしても、今日はいつものレッスン日ではない月曜日なんだし…なんでよりによって、日付の方を信じて今日来ちゃったんでしょう!?
 日付と曜日が違っていたら、いつもと同じ曜日の方の火曜日に来ないかなぁ!?せめて確認の電話をして来ないかなぁ…!?と、非常に不思議だったのです(笑)
 とはいえ、ものすごく練習好きでレッスン大好きの彼女なので、教え甲斐があるし、予定外のレッスンもそんなに苦ではなかったのですけれど(笑)
 それにしても、せっかくオフの月曜日。休みじゃなくなっちゃって残念なことをしました(笑)夜はゆっくり縫物をするつもりだったのに。
 彼女は太田胃散のCMソングにもなった「前奏曲7番イ長調」の宿題にうっきうきしながら帰って行きました。
 ちなみにこの曲の「イ長調」の「イ長」は「胃腸」とかけてあるんだそうです。CMソングに使われるきっかけがダジャレ的発想なんて、とってもおもしろいです。