ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良 漫遊記 4月10日編 その3

帰りの新幹線は前回と同じく夕方6時35分、京都発でした。「逆算すると5時くらいの特急で西大寺から乗って京都に向かえば余裕だね!」と毎度話すのですが、結局場バタバタになる不思議(笑)
 にゅうめんの昼食を済ませたわたしたちは、荷物を預けてある奈良ホテルに「ころころ」を取りに行き、そこで絵ハガキとか「春日野の朝」と書いてあって野原と鹿たちが映っているクリアファイル、鹿サブレなんかを買いました。
 そこでふと、午前中にならまちの郵便局で買い物をしたもののことを思い出しました。
 何を買ったかというと「ならまち」郵趣会と書いてあった絵入り葉書6枚セットと「若草山山焼き」の絵が入っている50円切手です。

こんな感じです。
 ちょっと前に「ふるさと切手シート 奈良」を買ったばかりのわたしたちは、郵便局で売られる切手やはがきをとっても注意して見るようになっていて、「ならまち」の郵便局をのぞいて見つけました。
 奈良ホテルの敷地内に景観に溶け込む素敵なチョコレート色のポストがあります。そこから手紙を出してみたいと思っていたので、これは絶好のチャンス!ということになって、ふたりとも自分宛てに奈良の絵葉書に若草山の切手を貼って投函してきました。

 自分宛なので「平成21年 4月10日 剛紫ライブ ならまち 薬師寺 春日大社 他」なんてとりとめのないキーワードだけを書いて投函したのですが、家に帰って2日後に届いたハガキの消印に4月10日と奈良が刻印されていたのがとてもうれしい。もちろん自己満足なんですけどね(笑)
 更にこの切手は旅でお世話になった方々へのお礼のハガキに貼ったりしてもう半分くらい消費してしまいました。ここのところとっても手紙好きになっているので、もうちょっと買っておけばよかったです。地元の郵便局で買えないかなぁ。
 さて、荷物を転がしながら近鉄奈良駅に行く途中で、友達が切望していた「鹿せんべい」を買いました。1度目に行ったときから「おみやげは鹿せんべい」と毎度言っていたのですが、どうやら本気らしいと気がついて購入。春日大社寄りの売り場では、「しかせんべい」を買うやいなや囲まれて、ぜったに鹿にやらずには帰れないところですが(西野くんも然り、友人M嬢然り、笑)目抜き通りの鹿はマナーがいいのか(笑)この日があまりにも暑かったので食欲が減退していたのか(笑)鹿せんべいは簡単に持参したジップロックおよびプチプチに収まりました。
 ふと横を見ると、用水路に鹿が何頭か降りて水を飲んでいてびっくり。暑い季節にはこういう光景が頻繁に見れるのでしょうかね!?ショコラさんは激写してましたが、わたしは暑さにやられて断念(笑)ふらふらしながら西大寺に向かいました。
 西大寺では、前の日記でも触れたとおり、薬師寺西大寺に再び行ったのですが、その前にもうひとつだけ、「秋篠寺」にも行きました。

 大きなお寺や神社ばかり回っていたので、秋篠寺はちょっとこじんまりとした印象ですが、落ち着いていて静かで、とても心安らぐところでした。
 画像は苔むしたお庭ですが、ビロードみたいになめらかで深い緑。なんて美しいのだろうと息をのみました。女性に人気があるそうですが、わかる気がします。そういえば、つよしさんも大好きなお寺だとおっしゃってました。わかるような気がします。
 目ざす伎芸天さまは本堂の中にいらして、ほの暗い中でほんのりと微笑んでいらっしゃいました。包み込むような包容力のあるそのお顔で、他にもたくさん立ち並ぶ仏さまの中、やっぱりひときわ目をひいてました。
 この伎芸天さまは「東洋のミューズ」とも呼ばれていて、芸術や芸能に強い神様だと聞いていたので、アネのことやら生徒たちのことやら、自分のことやら…そして応援している人たちのことやら…欲張りにいろいろとお願いしてきました(笑)
 ちなみにお札もいただいたのですが、これは自分の腕で身を立てるべく第一歩を踏み出したアネへのおみやげにしました。
 そこからタクシーで薬師寺へ。薬師寺からは西の京まで歩いて再び西大寺へ。
 前の日記でも触れたとおり、一生懸命戻ってきたものの、またもや拝観時間が終わるぎりぎりの時間になってしまい、西大寺の中を見ることはできませんでした。残念!
 時間が中途半端なので、結局またケーキを食べに行ってしまうわたしたち(笑)「ガトー・ド・ボワ」さんには今回本当にお世話になりました。
 ちなみに奈良で最後に食べたケーキはこれ。抹茶味のものをいただきました。

 お店の中はもちろんつよしさんのファンだらけで、そこここから「つよしさん」とか「ライブ」とかって言葉が聞こえてましたが(笑)おとなりだけおじさんふたり組で、後々もしかしたらこの方々は友達のお知り合いの方々だったかもしれない!?疑惑が起こり、そうだったらおもしろいのになぁなんて思っています。とはいえ確かめる手段がないので、そうだったに違いない!と思って楽しんでいるこの頃です。
 結局最後の最後はやっぱりバタバタになって、飛び乗るようにして京都に向かい帰途についたわけですが、奈良への旅も3回目の今回は、ぎゅっと中身が凝縮されたとってもしあわせなものとなりました。
 お世話になったみなさん、旅先でライブ会場でお会いできた皆さんには、本当に心から感謝したい気持ちです。いろいろとありがとうございました。
 また、こんなに長々個人的な旅の記録ばかりを載せてしまったのに、たくさんの方が拍手や拍手コメントで、また、わざわざメールで反応してくださって、ありがたくてなりませんでした。
 みなさんが反応してくださらなければ、きっととっくに全部書くのをあきらめていた気がするのですが、おかげさまでなんとか最後まで書くことができました。お友達のNさま。うれしい拍手コメントをありがとうございます。そうなんです。「奈良ホテルは建物もさることながら、まわりの景色や景観も含めて奈良ホテルなんですね!」というところ、まったくそうだと思います。ついでに言えば働いている方々も、かなぁ。穏やかで温かいところでした。
 その他お名前は書いてありませんでしたが、何度ものぞいて励ましてくださったみなさまも本当にありがとうございました。「いいお友達をたくさん持っていらっしゃるんですね!」と言ってくださった方、本当にそうなんです。わたしがしっかりしていないので、友達はみんなしっかりしたいい方ばかりなんです。まったくです。
 またお友達のきょんさんにも温かいコメントをいただいたので、横浜で会った時にでもちゃんと本人に伝えますね!
 いつも中途半端で終わってしまうので、今度こそと思っていたのです。
 これを書き終えたので、次はやっと「赤坂」について書こうという気持ちになりました。
 メールに関しては、数日以内に返信させていただきますので、もうちょっと待ってくださいね。