ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良 漫遊記 4月10日編 その2

 
朝のお散歩の帰り道でバスに会いました。この鹿のロゴが入ったバスを見ると奈良に来たんだなあと思います。

 こちらは、裏側から見た奈良ホテルの遠景です。桜がとても綺麗でした。
ホテルの敷地まで戻ってきて、また撮影。この日は風があったのかはらはらはらはら桜の花びらが散っていてとてもきれいでした。

 9時前にホテルに戻って、そのまま部屋に戻らずに朝食を食べました。
 過去2回は「茶がゆ」を食べていて、ショコラさんは今回も茶がゆを食したのですが、わたしは前夜ケーキしか食べていないので、あまりにも腹ぺこだったので洋食をチョイス。
 これがびっくりするほどボリューミーでグレープフルーツジュース、コーンフレーク、食パン2枚、スクランブルエッグとかりかりベーコン、コーヒー…おいしかったですが、食べきれずおなかがあきれるほどいっぱいになりました(笑)海外のホテルで食べた朝食を思い出したのですが、そういえばここは海外からのお客様も多いところだから…外人さん向けのボリュームなのかも(笑)
 朝食後はホテルの中の長い廊下を通って部屋に帰るのですが、ちょっとだけ「らしい場所」を激写!

天井が高くてもちろん建物の作りは古めかしいですが、きちんと手入れが行き届いていて心地よいです。毎回あまりにもスケジュールを詰め込み過ぎて最小限しかホテルライフを楽しめないのですが、いつかこのホテルのバーとかにも行ってみたいです。
 さて、早々にチェックアウトしたわたしたしは、昨日に続き再度「ならまち」へ。
 今回は買い物というよりはお散歩を目的にして、shi:ちゃんにいただいた地図を頼りにぷらぷらといっぱい歩きました(shi:ちゃん、ありがとう。とってもわかりやすかったです。)
 ならまちは、小さい路地がたくさんあって、曲がると何が出てくるのかとってもわくわくします。民家もたくさんあるのですが、格子の窓や土壁のある家々の風情があって、気持がいいです。
 吉田蚊帳さんの中に入っていろいろと見せてもらったり、画像の「砂糖傳 増尾商店」さんではおいしい水あめを試食させていただいたりもしました。これはおいしくてすっごくほしかったのですが、今回はあきらめました。小さい頃に食べたことがあるような素朴でやさしい味がしました。(店から出てきたら人力車がちょうど止まって「ここもつよしさんがFINE BOYSの取材で訪れたところですよ!」という声がしました。お仲間発見!)

その後、元興寺の入口を入ってしばし休憩したのですが、ここの桜の木の下に70代くらいのおばあちゃんたちが集っていらして、あまりにも楽しそうでしあわせな気分になりました。
みなさん車座になって世間話に花が咲いていたのですが、「うちなぁ、あそこに行きたいねん!」とか「いややわぁ!」とかキャイキャイ言い、少女のようにさざめき笑いながら何か食べていらっしゃいました。春の日差しの中でひときわ華やかなみなさんでした。

 帰り道に春鹿さんにもう一度寄って、「ときめき」ストラップとお猪口を買ってから近鉄奈良方面へ。(この日も春鹿さんやカナカナさんは大盛況でしたよ!)
奈良に来ると必ず寄る鹿Tのお店近辺を散策してから軽くごはんを食べようということになって、小さなお店に入りました。

ここで食べたのがにゅうめんと古代米?が入ったおにぎりだったかお焼きだったか。(すいません、忘れました)にゅうめんはコシがあってしこしこつるつるしていてとってもおいしかったです。
 この時もまた、隣に70代くらいの4姉妹が座られて(会話があまりにもまる聞こえだったので、姉妹とわかりました、笑)それはそれは楽しそうでした。
 たまたまかもしれませんが、印象として地元のおばあちゃんたちがとってもにぎやかで楽しそうに見えます。東京界隈で見かけるおばあちゃんたちは静かで、声が聞こえたりすることはほとんどありませんが、奈良ではあちらこちらで集っているおばあちゃんたちを見かけましたし、みなさん少女のようにほっぺを赤くしてテレビの話や親族の話、嫁や息子の話など言いたい放題言ってはけらけら笑ってらして、楽しそうでいいなぁと思いました。
 食後は近鉄奈良駅から西大寺へ。
 多分あとひとつエントリーして奈良旅行編はおしまいです。