ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 33分探偵

 先日コメントの返信にも書いたのですが、ここのところオトートが野球三昧で、なかなか普通のテレビを見せてもらえない我が家です。アネは仕方なく「ニコニコ」が友達状態だし、初音ミクにも超はまっているみたいで、複雑怪奇で不思議、刺激的な歌をいっぱい聞かせてくれます。
 高校野球は終了しましたが、高校野球もやっていた頃は、朝から晩までこれでもかというくらい野球の試合を見せられました。夕方になると今度はプロ野球が気になるし、もちろんオリンピックの星野JAPANの試合ははずせないし、ついには画面を2分割にして右も左も野球ってどうよ!!しかも手にはいつも刺し子を持っていて(ここが笑えるでしょ、笑)時折大声を張り上げつつ見ているから相当変(笑)
 (ちなみに高校野球が終わってもまだまだ続くスポーツ三昧。ソフトボールもあればサッカーもあればなでしこJAPANもあるので、HDDにためてあるドラマもリピートしたいものたちもなかなか見せてもらえません)
 そんなオトートにとっては、先週の土曜日の夜は本当に後味が悪い試合だったらしく、ドラマに備えてうたたねしていたわたしにもはっきりと「負けたな!」とわかるくらいのローテンション、不機嫌さで、怖〜いオーラを身にまといつつベッドへと消えて行きました。
 ところが、33分探偵が始まって5分もしないうちに、「あまりにも頭にきすぎて眠れない!!」と降りてきて、こんな不機嫌な人と一緒にテレビを見るのはイヤだなあと思っていたら、一緒にドラマを見ること5分。おもいきり下ネタの「う○こだなー!!う○こなんだなーっ!!」シーンあたりでゲラゲラ笑いだし、とうとう最後まで見て「ああ楽しかった〜♪」とご機嫌に去っていきました。「33分探偵」効果、威力抜群です(笑)
 オットはオットで、3話で殺された先生が飲んでいた日本酒の瓶に「じねんりゅう」と書いてあったと言い張るので笑ってしまいました。巻きもどして静止画にして見てみたら、確かに「ねんりゅ」あたりは読めるのですが、「ね」の前の文字は「ん」にも見えるような!?
 ことの真偽はともかくとして、ファンのわたしより先に「スシ王子」のキーワードと結びつけて見ちゃってるあたり、オットも相当毒されてます(笑)こういう小ネタを探しながら見るのが大好きなオットは、パソコンを開いたままドラマを見ていたりすると「ちゃんと見ろよ!ちゃんと!」と叱られます(笑)
 さすがにわたしと違ってオンタイムでは見ていませんが、日曜日の朝一番に家族全員でリピートというのがパターンになってきました。
 回を重ねるごとにどんどん楽しくなっているのは、「繰り返し効果」もあるのでしょう。同じ絵本や紙芝居、おとぎ話を寝る前に何度も何度も読んでもらいたい子どもと一緒の感覚なのではないかとひそかに思っています。「次はこのシーンがくるぞーくるぞー!」とわかっていて期待して待っている感じがたまらなく楽しいし、「やっぱりきたきた!」とにんまり。肩が凝らずファン的ツボも満載で、リピートするのが楽しくてなりません。
 なんといってもこのドラマ、今までのドラマと違って後味がよくて、涙ながらにやるせない思いでみたり(こういうの多かったですよね、笑)、どっちの子にするのかはっきりしなさい!!(某元カレ、笑)とムキーっとならずに見れるのがうれしいです。見終わった後気持ちよくぐっすり眠れるドラマ。深夜はこうじゃなくっちゃね!!
 いつもこっそりのぞいてる玄人好みのオトナなドラマサイトがあるのですが、今回のドラマはそういう系統じゃないし、お呼びじゃないかな?と思っていたら、そこに集う皆さんが「なるほろ〜っ」とか「なんやかんやはしょせんなんやかんやだから」とか言葉の端々に「見てますね!!」というしるしがついていて、笑ってしまいました。
 今回のドラマは再現ドラマの演者さんたちとか、常にハイテンションの戸津さんとかがとってもおもしろくて、主演のつよしさんは、まわりの俳優さんたちをうまく引き立てながら、六郎くんのニュートラルなキャラをうまく演じているなあと思います。
 常日頃から、共演した俳優さんやバラエティーの畑の皆さん、244ライブのときのバンドのメンバーさんとか、自分が主となっていても自分が自分がにならず、共演者の素敵なところを引き出して引き立てるのがとっても上手だなあと思うことが多いのですが今回も本領を発揮しているなあと思います。そういうところも含めてつよしさんという人がとっても好きだなあと思うこのごろ。
 ここのところ日記で触れたいことがありすぎて、どうもまとまらずに終わってしまうことが多いのですが、なんとか時間を見つけていろいろと書いておきたいです(笑)