ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 特訓の成果! 

 なんだか変に仕事に燃えていて、しなくてもいい特訓を入れてしまったりしていて、益々時間を食われているレインです(笑)
 うちの生徒たち、なぜか特訓好きです。「ちょっと!どうして練習してこないの。そんなんじゃ特訓するからね!」なんて脅すつもりで怖い声で言うと「いいの〜!?(はあと)」と大喜びするんですけど。あれ?風向きが変!失敗した〜!?と思いつつ、レッスンに来たがってくれるのはうれしいので、別の曜日の空いている時間に押し込みます。
 ボランティアなのでたかだか10分か15分程度の時間で、ただ「ピアノの練習のことを思い出してね」という程度の意味合いのものですが、普段のレッスンよりなぜか嬉々としてやってくる彼女たち(笑)
そんなこんなで土曜日にやってきたYちゃんは、木曜日ちっとも弾けなかったバイエル23番も、オルガンピアノ2巻の「パパのお誕生日」もアキピアノの「タップダンス」も全部弾けて帰って行きました!ブラボー!たった10分、されど10分。特訓に行けると思っただけで練習できたんですって(笑)「だ〜か〜ら!特訓は罰なんだってば!!わかってないなぁ!」と言いつつわくわく彼女を待っていたわたしもまた、変な先生なのかもね(笑)
 この時期になると、昨年4月に入った子たちとの絆ができてきて、とってもやりやすくなる反面、そろそろ卒業間近の生徒たちの動向が気になり始めます。
 特に中学入学組は、続ける決心を固めていても、たまたま入った部活によって両立できなくなるパターンが往々にしてあって今年の春は手塩にかけた生徒がきっぱりやめてしまい悲しい思いをしました。
 そんなこんなで進学組のピアノが継続できるかどうかとても心配なのですが、だからと言ってわたしが「この部活にして」なんて言うわけにもいかないし。あとは運まかせという感じです。
 そんなことを考えると、今のうちに新しい生徒を募集するべきなのでしょうけれど、せっかく絆ができてきた生徒たちと、もうちょっと余裕を持ったスケジュールでとことんつきあいたい気もしてすっごく迷っています。ライブもあるし、お金はちょっとでも貯めたいところですが(笑)そこはとってもジレンマです。
 少し前に「いけすかなく思い始めた!」なんて言ったRちゃんとも、ちょっとしたトラブルを経て今ではすっかり仲良しです。やっぱり「雨降って地固まる。」は本当で、表面的に仲良しごっこをしているだけじゃ近づくことはできません。痛い怪我ぎりぎりのやりとりをしたり、否応なしに本音を引き出される「ムッと!」な瞬間があれば、必ず仲良しになれるという持論がまた証明されてしまいました。