ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 キンモクセイの香り

 何年か読んでくださっている方ならご存知のことと思いますが、毎年季節の変わり目にすご〜く気にしているのが、香りのする植物のこと。
 たとえば沈丁花、たとえばくちなし、たとえばキンモクセイ。最近は季節の変わり目があいまいになって、暦と季節がどんどんずれていっている気もしますが、それでも季節は確実に動いているんだなあと実感するのが楽しみです。
 さて、昨日ピアノのために県内ではありますが、東から西へ、電車の距離にして1時間分くらい移動しました。そうしたら、ほのかに漂うかぎ慣れた香り。わずかにキンモクセイの花が咲いているのを発見したのです!!びっくりしました。まだ、夏の終わりという気持ちになれない猛暑続きなのですから。我が家の庭はもちろん、地元周辺ではまだ全く気配がありません。
 それどころかうちの庭では、なんと石楠花(しゃくなげ)の花が咲いていて、これは確か春の花のはず…ととてもびっくりしているのです。(間違いなく狂い咲きだと思います)
 そういえば、胡蝶蘭もただ今シーズがするすると伸びて来ているし、カトレアも花芽が出ています。たくさん花が咲くのはもちろん大歓迎ですが、なんだか不思議すぎる我が家の庭です。
 ちなみに気温予想は今日も34度。午前の生徒さんのために、早めにエアコンを入れなくては!!
 さて、明日はインカ・マヤ・アステカ展に行きます。前からとっても興味があったのですが、なかなか機会がありませんでした。今回たまたま行きたいという友人に便乗させていただくことになって、今からわくわくしています。上野に行くのもとっても久しぶりです。お隣の東京文化会館にも最近行ってないなあ。
 秋になるとなぜか、編成の小さな室内楽を聞きたくなります。特に弦楽器の音が聞きたいなあと思うこのごろです。とはいえ、この暑さはちっとも秋のものじゃないし…こんなことでは身体の方も、暦どおりの感覚で過ごせばいいのか、体感温度で判断すればいいのか、迷ってしまうのではないかしらん。