ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ふんだりけりー★ふんだりけりー(パクリ!?)

 ちょっと前に自分のレッスンから戻ったのですが、今朝電車に乗ろうとしてびっくり。財布が入っていなかったのです。たまたまレッスン代を入れた封筒に、先生にお渡しするお中元も買ってから行こうと思い、よけてあった5000円が入っていたので、家まで取りに帰らずには済んだのですが、電車に乗ってからバックの中身を確認したら、更に驚くことが…。入っていたものは、飴玉とi-Pod、楽譜と手帳とボールペン、そして妹に渡すつもりの浴衣の着方というコピーのみ(笑)
 口紅もハンカチもなし、ティッシュもなし、もちろんポーチひとつ入っていないし、文庫本も忘れて、更にバックはというと前に「si:」のライブの時、グッズを入れるのに大宮で300円で(笑)買ったヤツだったので、ポケットひとつありません!!!
 というわけで、ひとまず5千円をくずして千円分のパスネットを買ったものの、JRの駅で切符を買った後は、小銭をじゃらじゃらポケットに裸で入れてるし、自転車のカギやらなにやらはバックの底で滅茶苦茶になってるし、それはそれは悲惨な状態でした。
 そのまま妹と会ってランチする約束だったので、このままじゃ妹にお金を借りるようかな?と思っていたのですが、手帳を開いて思い出しました。この間KinKiコンのグッズ代他として取り分けてへそくってあった1万円が手帳の間にはさんであったのです(笑)
 というわけで、予備の1万円で急に気が大きくなって(小さいなぁ、笑)その後はいつも通りの手順でなんとか事が運びました。(結局1万円はくずしたくなかったので、若干先生にお渡しする予定のお中元費が削られました、笑)
 レッスンでは、指の筋肉について、力を入れたり抜いたりの加減について、とってもおもしろい話を聞かせていただいたり、ドイツ人が作った音楽が、いかにドイツ語の発音に影響を受けて音楽的アクセントが創られているかなんていう話にまで発展して、ものすごく中身が濃いレッスンを受けることができました。
 さてさて、このレッスンで習ったことをまずはわたしが消化して、更にわたしが教える相手にうまく伝えられるかしらん!?
 こうやってピアノにおけるほとんどのことが、実は人から人への「口づて」にて成り立っているということをふと実感すると、ものすごく不思議な気がします。スキルやコツとおぼしきものが、うまく順序立てて説明されている教科書などはほとんど存在しないわけですから。そう考えると、優れた先生の頭の中には、積み重なった知識や身体が覚えこんだスキルがあふれんばかりに詰まっているのだろうなあ・・・とか。先生が弾いてくださった音楽を頭の中のハードディスクに保存しておいて、後から何度も再生をしつつ練習したいとか。(わたしの頭のハードディスクはポンコツなので、すぐに容量オーバーになります、笑)
 レッスンの後は約束どおり妹と会ってランチをしつつ、この間の「39」でのお互いしか見えなかったエピソードなんかを交換して、とても楽しい時間を過ごしました。妹は一階スタンドだったので、ステージからはわたしより圧倒的に近かったわけですが、一方で正面ではなかったので、彼らがステージに立ってしまうと、その姿を生で見るのはむずかしかったのだとか。でも、一度最初に超至近距離でふたりを拝めたそうで、いかにふたりがカッコよかったか!!なんて話も聞けました(笑)他にもドラマ話とか、お互いの家族話からお金の話まで・・・本当になんでもあり(笑)やっぱり身内は楽でいいです。最後には財布代わりに小さなポーチまで貸してもらって、今帰って来たところです。ありがとね。いもうとさん!
 というわけで、これからは7時まで、今度はお仕事の方のレッスンが続きます。
 後でパソコンが貸してもらえたら、「MORE」について書きたいです。