ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「Love Event HIGHER in JAPAN」25日 感想その2

 昨日の感想文には、過分なたくさんの温かいコメントや拍手、拍手コメントをいただき、恐縮しています。ご期待に沿える文章が書けるとはとても思えないのですが、いろいろな方に助けていただきながら、続きを書いてみます。昨日の日記でも助けてくださった方が何人かいらして、今日になってからちょっとずつ色を替えて付け加えていますので、ご覧になりたい方は再度、色が違うところをご覧ください。
 さて、今日はあまり時間がないので、順不動で、箭内道彦さん(風とロック)とのトーク部分について、覚えていることを簡単にまとめてみました。記憶力がホントに乏しいので言葉は正確ではありませんし、誤解を受ける文章にならないように気をつけているつもりではありますが、後はニュアンスだけ受け取っていただければと思います。
 ラジオコスモロジーで、2回分に渡って散々素敵なトークを聞いていたのもあるのですが、この方とケリーの生のおしゃべりが聞けて最初は単純にうれしく思いました(笑)
 出て来られてすぐ、ケリーが箭内さんのことを「いつもは電飾みたいに派手なのに今日は地味」みたいなことを言って、「剛くんにだけは言われたくない」と箭内さん(笑)確かにね(笑)とうけつつも、軽口を叩き合える素敵な関係なのが伺われてほっこり。
 箭内さん自身は2日間あの場にいらしたものの、今回ステージに上がるつもりは全然なく、金曜日も頼まれたけれど出演は断ったのだそうです。でもイベントを見ているうちに「ぜひステージの上から言いたくなったこと」がいろいろ出てきて、25日は上がって来られたそうです。このトークで、ただステージを眺めているだけではわからないイベントの舞台裏のすごさや、知りたかったことをずいぶんわかりやすく簡潔に話してくださいました。とっても興味深い話ばかりです。ここからは例によって箇条書きで書いていきます。
・オノヨーコさんからの映像は、このイベントのために作られた撮りおろしだそうです。
金曜日の時点で、そのことについて説明がなかったので、見ている人は過去映像だと思ったのでは?と納得いかなかったそう。「わざわざこの方がイベントのために撮りおろしてくださったということが、どんなにすごいことかわかる?」みたいに客席に向かって力説。いい人です。
・ケリー表紙の「風とロック」を求めているのに手に入らない人が大勢いるというを知っていらっしゃるようです。そこで手に入れ方のレクチャーを。
 渋谷に「風とロック」のオフィスがあって、そこへ行けばどなたでももらえるそうです。この冊子はすごいことにほぼ、箭内さんの自費で作られ、無料で配っているそうで、それを何千円も出してオークションで買わないで!とのこと。
 また、冊子だけを地方に配送することはできないそうですが、「風とロック」のサイトの通販で何かを購入すると、「風とロック」はもれなく入ってくるという裏情報もありました。ご参考まで。
(「風とロック」の小冊子はわたしも近くで手に入れられず、渋谷まで行って苦労して手に入れたのですが、本当に濃くて深いインタビューで、一見わかりにくいケリーの哲学がとってもわかりやすく誤解なく伝わる内容でした。とてもとても長いインタビューが、途中でぶったぎられることなくていねいに文章に起こされていて、ケリーの日常から花粉情報、10代の頃の病気とそれを自分で克服した過程など、今まで知らない話もたくさんあって、何度も何度も読み返しました。迷っていたり、ほしいのに手段がないとあきらめかけている方がいたら、これらの方法を参考にされるといいかもです。)

・福山さん、オノヨーコさんなどとは、箭内さん自身も独自のつながりを持っているそうなのですが、ケリーが今回のイベントでこの方々と手を組もうとしていることを、箭内さんはご存知なかったのだそうです。
誰かのコネも使うわけでもなく、こんなに短期間に、ケリーが自分でこれらの縁を手繰り寄せたことにものすごく驚いてました。「縁を形にする堂本剛がすごい!」だったかな?!そんな言葉でおっしゃってました。
「ケリーは参加してほしい皆さんに(オノヨーコさんは除く)自分で手紙を書いてオファーしたんだよ」とおっしゃってました(彼女だけは、先方から先にいただいたお手紙がきっかけのご縁だったそうです・・・それはそれで、考えられないくらいすごいです。)

・これだけ長時間なのに、そんなに豪華ゲストが大勢いるわけでもないのに、飽きなくてずっと楽しいイベントが「ケリー単独で」できることに驚いた、みたいなこともおっしゃってました。また、ひとつひとつのパフォーマンスは一見統一感がないのに、不思議と全体を通してまとまっている感があるのもすごい。と。

・エイプリルテン(誕生日が4月10日という共通点で結成された!?箭内さんとケリーのユニット名みたいなもの)企画の確認。「絶対にいつか、箭内さんとケリーで、一緒に番組をやりましょ!」と言ってここでも言霊を飛ばしてました(笑)
 
 箭内さんについては、この間の情熱大陸での特集を見たり、ラジオでのおしゃべりを聞いたりするにつけても、なんて頭のいい方なんだろうと思ったり、ユニークな感性が素晴らしいと思ったりしていたのですが、この方がENDLICHERI☆ENDLICHERIを支えてくださる一員だということが、とってもうれしいし、すごいことだなあと思いながら終始聞いていました。
 前日の感想の最後の方にちらっと、ペンキだらけになってハグしていた箭内さんとケリーについて触れたのですが、そのハグにはとっても心がこもっているのが伝わり、一緒に大イベントを成功させた喜びに満ちていたし、形だけじゃない、心からの信頼が感じられて、見ているだけでなんだか胸がいっぱいになりました。
 今後も類まれなるユニークさと開拓者精神を持った「April 10」のふたりが生み出す、誰にも考えつかないようなアイディアに驚かされたり、翻弄されたりしたいなあとつくづく思ったこのコーナーでした。