ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ていねいに暮らしたい。

 土日はというと、ほんとにのんびりしてました。家族揃ってのんびりのんびり。その上、わたしは今週の水曜日が自分のピアノのレッスンなので、そろそろお尻に火がついて、ちょっとの時間を見つけてはレッスン室に立てこもり、あたふたと指を動かしておりました(笑)
 出来事という出来事もなかったのですが、一番がっかりだったのは土曜日に部屋干しで乾く寸前まで行った洗濯物を全部びしょぬれにしたこと(笑)
 朝起きたら豪雨だったのに、昼過ぎにはカンカンに日差しが出てきたので、バロンの散歩から帰ってから外に出したのが大間違い!!午後3人目の生徒がやって来て、1時間のレッスンをしている間にどうやらまた、土砂降りになっていたようで、まんまとやられてしまいました。防音室というのは、音を遮断する空間なので、外の音が全く聞こえないのです。雨が降っているなんて夢にも思っておりませんでした。
 洗濯物もさることながら、一番呆然としてかわいそうだったのは生徒で、意気揚々と有名子供服ブランドの上下を来て自転車でやって来たのに、レッスンが終わったと思ったら、前が見えない程の雨降りに変わっていたのですから。初めての中間試験が終わったばかりで、ピアノのあと友達と約束していたそうなのですが、とりあえずとても自転車に乗れないくらいの雨だったので、傘を貸してあげました。友達とは会えたのかしらん?!
 そんなこんなで、こうしたら?ああしたら?と生徒としばらくやっている間、洗濯物はアネかオトートがとっくに片付けてくれているはずとタカをくくっていたのですよ。アネもオトートも家にいたのですから。
 ところがこれが大間違い。洗濯物の干してある部屋へ行ってみたら、土砂降りの中で洗濯物がはたはたと揺れてました。「窓際で」学校の課題をやっていたアネは、集中しすぎていて、全く雨の気配に気がつかず(このヒト、本気で集中してしまうと、隣で何が起こっていようと全く聞こえなくなるのです、笑)一方のオトートはオトートで、突然の雷鳴にバロンが走って来て、力まかせに強引にしがみつかれたらしく、腕に2本線のみみず腫れを作りながら仏頂面で抱っこ中。
 「ちょっと〜!!洗濯物は〜?!どういうこと?!」と怒りにまかせて聞いたら「この手の傷を見ろよ!この状態で動けると思う?だいたいちょっとぐらい晴れ間が出たって、普通この天気で外に出さないでしょ?!天気予報見てないの?バカなのはおかあさんじゃん!!」と逆にオトートにけちょんけちょんにやりこめられてしまいました。(沈!)
 尚悪いことに、オトートの部屋の窓が全開で、ベットシーツと羽毛布団が半分以上びしょぬれになっているし。ひえ〜っ!!洗い直しやら布団乾燥機やらっていろいろな物を出して来て、大騒動に発展。あ〜あ!!
 子どもたちもだんだん一人前になってきて、どうかすると逆に言いこめられたり、たしなめられたりする機会が増えています。どうみたってわたしの方が正論であったとしても、言い負かすことになんの意味もないことに、最近やっと気がついています。(それでも無駄にやりこめてしまうこともあるけれど、笑)
論理だけでは物事は片付かない、論理的に正しいということはさほどのことでもない」とおっしゃったのは、数学者の藤原正彦氏(国家の品格より)ですが、最近実感的にその考え方の肝がわかる気がしています。
 さて、そんな不運な出来事の合間にも飛んでいって癒されたのが、最近とってもお気に入りのともさかりえさんのブログです。
 彼女のブログには、ていねいに暮らしている家庭の生活の匂いがちゃんと感じられ、すごくやさしく温かい気持ちになれます。
 先日も、息子さんのために作ったそれはそれは手のかかった愛情弁当の画像があって、な〜んておいしそうと目を見張りました。お仕事も充実しているみたいなのに、お子さんとの日常の時間も充実しているようで、そんなページを読むのも楽しいです。 彼女のお人柄なのか、忙しい毎日でしょうに、お子さんとの時間はとってもゆるゆるとナチュラルに流れていて、ちゃ〜んと親子の心が通い合っているのが伝わって来ます。なにより今がしあわせそうで、そういう人の日記を読んでいるだけで、しあわせのご相伴に預かれる気がするから不思議です。
 書いてある内容は全然違いますが、ブログランキングでいつも1〜2を争っている若槻千夏嬢のブログにも、やっぱり気持ちを大いに和ませてくれる何かがあって、ここもまたわたしの憩いの場所になっています。
 まだまだ他にも書きたい話題はたくさんあるのですが、どうもこのところ、まとまった時間が取れません。とりあえず明日はピアノなので、せめて午前午後と1時間づつくらいは弾きたいのです。後回しにするとレッスンの子が来てしまい、時間切れになることが多いので、とりあえず自分の練習をしてきてから、徐々に日記も整理していけたらと思います。