[ドラマ][本] のだめカンタービレ
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
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というわけで、ドラマについて。
我が家は全員「のだめラブ」なので、わたしはもちろん、オットからアネオトートまでみ〜んな楽しみにしていたのです。
結果、我が家としてはもろもろ、全然アリな感じでした。1話からほとんどセリフを覚えているくらい、よく読みこんでいるコミックなので、イチイチ場面が浮かぶのですが、よくぞここまでというくらい、かなり細かいギャグや擬音まで忠実に作られているのがわかります。だからと言ってショートコントの羅列には見えなかったのは、原作の話の流れを知っているからでしょうか?!全く原作を知らずに見たら、どんな感じだったかは見当もつきません。ホントに繰り返し読みすぎたコミックなので(笑)
一番心配していた「のだめ」のイメージですが、上野樹里ちゃんが全然違和感なく演じているのにびっくり。最後の方では、コミックの「のだめ」が上野樹里ちゃんに変換されそうな勢いでした。ピアノを弾く姿勢まで、イメージ通りののだめだった気がしました。
千秋も見ているうちにだんだん千秋そのものに見えてきたし、なんといっても真澄ちゃん!!あまりに姿といい、立ち居振る舞いといいコミックそのままで、一家で涙が出るくらい笑いました。
個人的には、好きな曲や自分がチャレンジしたことがある曲満載で、楽しくてなりません。そこら中で音が鳴っているキャンパスがとってもリアル。あんな風でした。時に声楽の学生の発声練習が悲鳴に聞こえたりして、すわ殺人事件?!おばけ?生霊?とぞっとしたこともありましたっけ(笑)
楽譜に指を置いて、ものすごい速さでエアーピアノ(なんて言わないけど)で予習っていうのは、本当によくやったものでした。のだめと千秋のデュエット曲だったモーツァルトの2台のピアノのためのあの曲は、わたしもやったことがある奴でしたし・・・いろんな思い出も蘇えりつつ、とっても楽しかったです。(千秋せんぱいみたいな人とは、現役音大生時代にはついぞお目にかかれませんでしたが、笑)
ひとつ引っかかったのは、シュトレーゼマン。谷岡先生やらハリセンやら、あそこまで原作イメージに忠実にするなら、シュトレーゼマンももうちょっとリアルでよかったんじゃないかしらん?!ビエラ先生もイメージとイマイチ違ったし、そこいらがちょっと残念でした。
我が家は手放しで楽しんだのですが、賛否両論ありそうだなあとも思いました。「我が家のお点が高いというのがそもそも不吉じゃない?!」とオトート。失敬な(笑)でも、違うともいいきれないのがつらいところです(笑)
さて、先週は「Dr.コトー診療所2006」と「僕の歩く道」も見ました。あと明日の「役者魂!」は見たいです。迷っているのが「家族」。ハードディスクに入っていて未見のものが、「セーラー服と機関銃」と「アンフェアスペシャル」です。
見た2作については、双方ともとっても気に入ったので、今後も見ると思います。感想を書きたいところですが、今日は何時間も運転してくたびれたので、また明日。というわけで、こんなところが今のところのラインナップです。