ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ENDLICHERI☆ENDLICHERI ライブ 7月12日

 おとといちらっと触れたとおり、昨日はとっても会いたかった方Tanuki Nikkiのtanukiさんと一緒にライブに参戦しました。わくわくのご対面の後、ふたりで軽く夕飯を食べながらしゃべっていると、いつも偶然お会いする桜子さん(なぜか彼女に会えると、飼い主を見つけた犬のようにただただうれしくなってしまう、不思議なわたし)からお電話が。「今日、確かtankよね!」と声を掛けていただいたので、彼女とも合流して、しばし談笑しました。
 いつも日記上ではしょっちゅう行き来しているとはいえ、こんな風に日記で行き来している方2人と、3人で話をするなんていう事態は初めてで、なんだか不思議で、ちょっと興奮した時間でした。なんだかんだで時々会う友人たちより、ずっとお互いの日常に詳しいし、全部言わなくてもだいたいの事情はわかりあっているという・・・話が早いし、なんてったっておもしろいです。
 その後tanukiさんとは、席についてからライブ開始ぎりぎりまで、そして帰りの電車の中でも(東京駅までご一緒しました。)限りのある時間を惜しむように、でもぶきっちょに(笑)ちょっとずついろいろな話をしました。
 つよしさんの話はもちろん、子供たちの年も近くて、共通の話題も多いものですから、気がつけば初対面の方に話す話ではないような深く入りこんだ家庭の話や、身近な友人にさえも言えないような打ち明け話にまで発展。今後につながる、とてもとても充実した時間を過ごせて、本当にうれしかったです。彼女が小柄で声も姿もかわいらしく若々しい方だったので、同世代としては、そんなところもうれしかったです。わたしも見習ってもっと素敵になれるよう、自分を磨こうと思ったり(笑)
 ライブ本編については、もう触れなくてもいいかなあと思っていたところ、何人かの方にリクエストをいただいたので、ここからは箇条書きで簡単に書いていきます。

 D2ブロックの真ん中よりだったのですが、段差万歳!チビのわたしたちにとっては、ありがたくよく見えました。
 この位置からだと、タップダンスのところの足の動きがはっきり確認できて、ドキドキ。このタップは楽器で、表現の道具で、ダンスのお供で・・・そしてどれにもケリーの印がついているって感じ。「らしさ」にあふれているのです。大好きな場面です。

  • 表現衝動の塊のようなケリー

 歌で、ダンスで、タップで、ギターで、パフォーマンスで。すべてが個性的で素晴らしく、いつも前回よりパワーアップしたと思わせてもらえるのがすごいです。
 同行のtanukiさんは、ステージがあまりに別物になっていたので、プロデューサー&クリエーターケリーの才能にただただ感嘆していたようで、御伽話あたりで、「もう飽和かも〜!」なんて言ってました。
 今回初めて、ケリーが曲と曲の間に音の入らないマイクのようなもので、スタッフに指示を出しているのを見ました。完全に音楽のみに入り込んでいるようで、一瞬冷静沈着なスタッフの顔になったという感じ。実は一方ですごく冷静に全部を見ているんだなあと実感しました。

  • MC復活

 アンコールのソメイヨシノの後に、少しだけ復活してました。以前と比べて明らかに前向きになったような印象がありました。今も曲をいっぱい作っているそうで、今後はシンプルな言葉や音で、まっすぐに思いを伝えたいのだそうです。

  • SASUKEさん、竹野さん

 わたしが前回行った回と違ったのは、このおふた方。幕が上がり、真っ先にSASUKEさんを確認してしまいました。伸びやかな動きやダイナミックなトロンボーンの音色。いてくださってうれしいです。ずっとではないけれど、常にチラチラ追いかけているのです、彼を。
 竹野さんのソロも大好きです。にこにこと穏やかな顔をしていてそこにいてくださるだけで、なんだかうれしくなってしまうのですが、楽器の音はとっても熱くてテクニックも抜群で、同じようなリード楽器をかじったことがある身としては(わたしがやっていたのはクラリネット)、尊敬のひとことです。

 ブルーベリーのダンスは、おふたりのコーラス件ダンサーさんを率いてちょっとティポちっくでかわいらしく、途中で変拍子のフレーズがはさまって、その辺りの跳ねるダンスがゲームのキャラみたいで、とってもテンションが上がります。(気がつけば、変拍子が大好きになっています。うちの生徒たちにもこの楽しさ、伝えたいな!)
 それに対して御伽話のダンスはとってもアダルティーで目のやり場に困る〜!と思いながらもいそいそと双眼鏡を取り出すわたし。これ1曲だけでもDVDにしてほしいな(笑)できればスローにしたり、一時停止にしたりして、何回もじっくり見たいです(笑)
 彼のダンスはしなやかで曲線的で、流れがとても綺麗です。KinKi Kidsのダンスともまたちょっと趣が違っていて、すっかり虜になっています。ここぞという見せ場のダンスシーンだけではなく、さりげなく音楽のリズムに合わせてステップを踏んでいるだけでも、目が足に腰に引寄せられて離せません。これから参加される方は、特に新しくなった「御伽話」要チェックです。

  • 耳を澄ますと・・・

 「実は名越さんのギターやウエケンさんのベースが、冴え冴えとカッコよく、音楽を支えているのがわかるね」とtanukiさんと話ました。西川さんの音がとっても派手なので、どうしてもそちらに引き付けられますが、実はこの方々の音も素晴らしく、ものすごくいいグルーブ。カッコイイです。

  • バンド紹介はバックメンも大盛り上がり

 スティーブは、バンド紹介の後半あたりから、なぜかモップでお掃除というパフォーマンス。ステージの端から端まで、リズムやメロディーに乗っかりながら、すい〜っ!すい〜っ!とすべって行きます。ギター4人が揃いぶみでパフォーマンスを繰り広げているところでは、彼もモップで参加。一見浮きそうでいて、音楽にも場のノリにもちっとも違和感がないのが不思議。あまりに斬新なのでゲラゲラ笑いつつも、実はちょっと尊敬してしまいました。その自由さに乾杯!
 一方、先生も大暴走。ピンクのふりふりのマフラーみたいなの(光一さんの溺愛ロジックの時みたいな奴)を首から下げて、お立ち台でダンシング、ダンシング。ケリーはもちろん、ホーン隊も大喜び。思わず吹き出しつつノリノリの皆さん。この辺りのどこかで、名越さんが顔いっぱいの笑顔になってケリーに何か言っていて、びっくり。いつの間にか、とっても溶け込んでいらっしゃいます!素敵です。
 こんな風に誰彼ということなく、突然暴走したりノリノリになったり、アドリブでどんどん変化していくのが息が合ったバンドっぽくてとても素敵!誰かがどう出ても、他の人たちもあわてず騒がず応戦していくのが楽しくてなりません。みんなが主役でみんなで作っている感じ。もちろん、ライブが本筋に戻ればそこはケリー一色の世界にあっという間に塗り替えられます。それがまた鮮やかです。

  • パワーアップ これだけの日を跨いできたのだから

 この曲、追加でますます好きになりました。アカペラ部分が本当に素晴らしくて心が震えます。クラシック一辺倒だったら、この歌声には、この表現力には出会えなかったと思うと、自分のミーハーに乾杯!
PS というわけで、例によって長・・・以下省略(笑)下書きは、早い時間から出来ていたので、もっと早くアップしようと思っていたのに、絶妙のタイミングで邪魔が入りました。言わずもがな、お得意の「電話連絡網!」(またかよ!)でも、へっちゃら。充電されたケリーで、しばらくは無敵でいられそうです。
 tanukiさま、桜子さま、勝手に散々名前を出してごめんなさい。この場をお借りして、日記ご出演のお礼とおわびを(笑)