ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 あろうことか、嵐に夢中??・・・なんだろか。

 わたしはKinKi Kidsのファンですが、ジャニーズ事務所のタレントさんみんなを万遍なく好きというほどではありません。もちろん嫌いではありませんが、あまり興味がないというのが実際のことろだったのです。先にKinKi Kidsファンがあって、彼らがらみで、時として他のジャニーズのタレントさんのことも知るというスタンスだったのですが、最近ちょっとした異変が起こっております。どうしてこんなことになっているかと言うと、ピアノの生徒のお母様と、大人の生徒さんご本人という二人の方に「潤くんがね」とか「嵐って良いわよ、せんせ!」と日常的に吹き込まれているから・・・と言うのもあり、「まごまご嵐」にはまっているからというのもあります。とにもかくにも、気がつけば立派なお茶の間ファンになりつつあるかも。昨日もたまたまテレビをつけたら花まるマーケットのゲストでいた松本くんを発見して、ガン見してましていましたし(笑)、FNSでも彼らが出てしばし大喜びのわたし。
 ここのところに限定すると松本くんが気にかかっていたのは、「花より男子」に出ているからと言うのもありますが、先週、先々週の「まごまごボート部」で、不器用だけれどまっすぐな一面を見せられて、なんとなくキュンとしたというのがあるのです。一生懸命練習しているのに、ちっともうまくいかなくて「もういい」と思わず立ち去る彼、ひたすら考え込む彼、理詰めでなんとか答えを出そうと必死な彼、涙ながらに訴える彼。一般的なイメージとは違うかもしれませんが、「ああ、この子もジャニーズの子らしい子だな。生真面目さ、不器用さを持ったいまどき珍しい好青年のひとりだなあ」という気がしたからでもあります。
 KinKi Kidsのファンになって、ジャニーズ所属のタレントさんたちに対して、その外見の派手さとは好対照なイメージを持つようになっています。みんな礼儀正しくて、裏では驚くほど地味でがんばりやさんというイメージです。「花まる」での話題も、スターのエピソードと言うよりは、家族との温泉旅行のことや、お食事会のことなど普通の男の子のエピソードが多くて好感が持てたし、嵐みんなと本当に仲良しだと言うエピソードもほほえましかったです。
 「嵐」に関しては、満遍なくみんな好きで、特定なお気に入りはいませんが、まごまご嵐を見ていると、松本くん以外の子たちも、みんなそれぞれに印象的なエピソードがたくさん出て来て、そのたびに「がんばれ〜!」と素直に応援してしまいます。ボートではコックスの二宮くんが前に痛めてしまった手のことで、コンプレックスを持っていること、そのためにコンサートでもかなりの努力を強いられているなんて言うエピソードもありました。
 とうとう爆発してしまった松本くんを見て、影で「アイツ、ドラマ中だから大変なんだ!」なんてスタッフに訴えてかばうエピソードもありました。誰かの異変に、いち早く気がついてあげる誰かがいます。みんながそれぞれのことをよく見ているし、みんながお互いを素直に思いやる仲良しグループがそのまま仕事仲間にもなっているみたいな関係性が、とても自然でステキです。
 だからと言って、コンサートに行ってみようとか、ファンクラブに入ろうとかっていうほどの熱いファンにはなりそうにありませんが、テレビに出ていると応援したくなるし、一生懸命な彼らを見ていると「がんばろっ!」という元気をもらえる気がしています。
 今週の「まごまご」では、合宿をしていました。本当にボートの試合に出るのは大変そうです。タイムだってがんばっているのに、非情にもそんなに期待通りには伸びてくれません。もちろん、彼らはボートを漕ぐことだけが仕事ではないし、ここで力を使い果たすわけにもいかないでしょうし、ジレンマは常にたくさんあることでしょう。でも、手を抜いたりせずいつも全力投球の彼らはとてもまぶしいなあと思うのです。KinKi Kidsファンとして言わせてもらえば、こんなステキなバラエティー番組を持っている嵐と彼らのファンの人は幸せだろうなあと心から思います。うらやましいです、心から(笑)