ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

深紅 (講談社文庫)

深紅 (講談社文庫)

 ついに、本格的な読書の秋に突入したかも。読むのが楽しくて仕方ありません。ここのところ読んだ本の中で、昨日読んだこの本は圧倒的におもしろかったです。ミステリーなのであえて筋をだらだら書くのはやめておきますが、最後まで一気に読めて、どういう終着点なのかちっとも見当がつかないまま、とうとう夜中までかかって読みきってしまいました。久しぶりに、理性がどこかへ行ってしまって、寝不足になったら・・・なんて考えもせず、ただひたすらページを繰ってしまいました。
 この本に興味を持ったのは、この間「しんどい」で主演の内山理名ちゃんと水川あさみちゃんが、映画化されたこの話の番宣をしていたからです。そこで一瞬見た映像に興味を惹かれ、映画について調べて見ると内山嬢のイメージで、今は亡き野沢尚氏が書いたお話だというのをどこかで読みました。読んでいると、なるほどと思わされるシーンもたくさんあります。彼女のイメージにぴったりかも。野沢氏が脚本を書かれたドラマは、大好きなものがたくさんあったし、映画も見てみたいのだけれど。(そんなことばっかり言ってるな、最近。)