ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 冬のコンサートとちょっと辛い話。

 コンサートのお知らせが出たとかで、あちらこちらで大騒ぎになっています。オットに「クリスマスと正月なんてスケジュールどう思う?あんまりじゃない?!」と愚痴ったら、「アンタが行くのは毎度東京だし、いつも通りでしょ?」と行くのが当然と言わんばかりのありがたいお返事をいただいたので、こっそりとオットの背中に手を合わせておきました。ありがたや、ありがたや(笑)
 ところで・・・きのうドラマファン友達からメールが来ました。彼女は中越嬢のファンで、日曜日の堂本兄弟についてどう書かれているのか気になって、KinKi Kidsのファンサイトやブログを覗いたら、あまりに「中越って誰?そんな人知らない。なんでそんな人がゲストなの?」との反応が多かったそうで、半ば怒り、半ば悲しんでいました。KinKi Kidsファンってそんな人ばっかり?と大変怒っていました。わたしはたまたまゲストをこき下ろすサイトは見ていなかったし、「そういう反応ばかりじゃないと思うよ。たまたまいやなところに当たっちゃったね。そんなこと思わないよ」とあわててメールを返しました。
 わたしは実際、彼女の出ているドラマも結構見ている方だと思うので、「誰それ?」という反応のほうにびっくりしています。彼女が主演をした朝ドラの「こころ」はずっと見ていましたし、最近では「大人の夏休み」の蔵田優ちゃん役(最後の方はかわいかった)、大河ドラマでの建礼門院徳子さまは、見せ場があったばかり。素の彼女は不思議な人だ〜という感想は持ったものの、特に彼女に対して否定的な気持ちにはならなかったよ、と思った通りを返信しました。
 人によって興味がある分野はそれぞれだと思うし、誰かについて知っていても知らなくても、どう感じようがそれはその人の自由だと思います。でも、今回のことで、誰に対してであれ、なにについてであれ、あまりに配慮の足りない文章を書かないようにしないと、とんでもないところで誰かを傷つけていることもあるんだと実感しました。
 わかりやすく言えば、わたしたちだって、たとえばKinKi Kidsがゲストで出た番組でかかわった人たちのファンの方のサイトを見に行くことがあるし、そこで彼らについてボロクソに言われていたら、とても哀しいです。どうかすると、ファンのひとことから、その出演者まで苦手になってしまうことだってあるかもしれません。
 さんざん書いていて言うのもなんですが、文章って本当にむずかしいなと思います。たかがファンのひとことでも、タレントさんに迷惑がかかってしまうことだってあるかもしれなません。本やCDの感想を書くにしても、コンサートの感想を書くにしても、言及したことについて最低限の配慮や責任は必要なのだろうと・・身が引き締まる思いです。