ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

きのう来た大人の生徒さんがシンコペーションが続く「LOVING YOU」のリズムに乗れず四苦八苦していました。どうやったらこのリズムが理解できるかなあ?と試行錯誤を繰り返していて、そうそうと月刊ピアノを取り出して「anniversary」のイントロを弾いて、「これと同じリズムです」と教えてあげたら納得して「これなんですね」と案外簡単に弾けてました。彼女が光一氏のファンだということを知ったのは半年くらい前で、それまではお互いが偶然KinKi Kidsファンだなんて思ってもみなかったので、音楽の話はもっぱらクラシックの話か映画音楽の話に限られていました。そのことを知ったあとでも、レッスン室でKinKi Kids話はほとんどしませんが、こういうリズムが実感できないときなどは、知らない曲で勉強するより、耳になじんだ曲で教えてあげるとすぐにわかります。好きになる→いっぱい聞く→覚える→自然と身につく。というわけです。この方は大人だし、たまたま好きな音楽がわかっていたので楽チンでしたが、我が家に来る子は圧倒的多数が子供なわけですから、彼らの好みそうな曲だとか流行っているコマーシャルソングなど、嗜好をしっておかなくてはなんて思ったりします。わが子がちょっと大きくなりすぎて、だんだんアニメなどから離れてしまっているこのごろ、子供の世界と遠ざかりすぎないようにしなければ・・・。
 ところで熱弁を振るっていてふと彼女の視線がわたしの左小指に集中していることに気がついて思わず赤面ものでした。昨日カレンダーのおまけのゴールドのマニキュアを小指にだけ試しにぬって忘れていたのです。(ひゃあ、見る人がみれば、もちろんバレバレ!)もちろん彼女は「オトナ」なのでそれについては気がつかないふりをしてくださったのですが、妙に恥ずかしかったです。
 カレンダーといえば、先日もちらっと触れたとおりふたつ同時に封を切ってベットの上に並べてみました。1枚づつめくりながら、どっちも満足しつつしばらくながめて、どこにかけようか思案中です。わたしがカレンダーを買うようになってからというもの、つよしくんのカレンダーはずっとバインダーだったし、壁にかけるという発想がなかったのです。やっとカレンダーらしいカレンダーを2つも手に入れたわけですが、どこにかけるかは一月かけてゆっくり考えたいと思います。
 今のところもっとも気に入ったのは、つよしくんのカレンダーのおまけの後ろ姿の写真です。この「後姿にした」というところにセンスを感じて気に入っています。かっこいいし、これなら家のどこかに飾ってあったって家族の写真に紛れてそんなに違和感がない気がします。素敵!
 光一さんのカレンダーは犬と戯れている写真たちが今のところは一番好きです。おまけは量が多すぎてめまいがしました。すごいなあ、彼のは毎年こんなに盛りだくさんなのでしょうか?
 ふと、つよしくんのカレンダー本編は楽器を演奏している姿がたくさん映っているので、ちょっと某楽器店カレンダーと似てるかもなんて変なことを思いました。ピアノ部屋にかかっているのと取替えちゃおうかなあなんてちらっと思いましたが、もちろんピアノ室は仕事部屋でもあるわけですからかけられるはずもありません(あたり前!)仕事に集中できなくなっても困ります(笑)