ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

BOAちゃんと堂本兄弟

きのう心身ともに疲れすぎて遅くにテレビを見る元気もなかったので、今日になってから見ました。「メリクリ」がこの冬一押し曲のひとつだと思っているわたしは、今週をとても楽しみにしていたのですが、いろいろな意味で期待を裏切らないとても楽しい回でした。
それにしても今回は光一くん、面白すぎです。いつもどっちかと言えばつよしくんばかり追いかけてしまうわたしが、「光一くんかわいい」ばっかり言いつつ見ていました。今、時期的に一番忙しい彼はすでに疲労の限界を超えていたのでしょうけど、「ラブラブ愛してる」の頃からの傾向として、こういうときははずれがなく楽しくなる気がします。普段のまったりした感じももちろん大好きなのですが、たまにはこういうふうにあたふたしたり、途方もない展開になったり、無防備な顔を見せたりっていうのもいいな。疲れている本人には気の毒な話ですけれど、とってもキュートでした。
BOAちゃんは、今ほどの人気者ではなかった昔の特番で、「韓国と日本を行き来しながらトップスターめざしてがんばる少女の奮戦記」風に紹介されていたのを見たことがあります。そのときにも、若いのに、語学の練習もダンスや歌の練習もどんなに大変でも文句ひとつ言わず頑張っていてすごい子だなあと思ったのですが、数年たった今はそこに大人の自覚と、がんばってきた自信が加わってとてもステキになった気がしました。いい意味で以前より余計な力が抜けて、いい感じ。日本語もボキャブラリーが飛躍的に豊富になっていて、一問一答の答えを聞いていたら頭がいいだけじゃなくて、ユーモアのセンスもあってすごいなあと思ってしまいました。たとえば海外に何年か住んでたってちっとも英語力がつかなかったわたしだったら、英語で一問一答されたとして視聴者に「笑われる」のならともかく「笑わせる」ことなんてとてもできそうもありません。
そして期待の「メリクリ」はやっぱり大好きな曲だと再確認したのですが、目では画面のわきのつよしくんのギターを弾く姿ばかりを追いかけていました。なぜって深く深く音楽の世界に入り込んでいるように見えたのです。ところどころ、彼のギターの音が聞こえていましたが、大切そうにギターを抱え一音一音にとても心がこもっているのが見てとれて、なんだかぐっときてしまいました。
わたしにとって、ふとした瞬間に本当に音楽をすることが楽しくてしかたがないという「顔」に出会うことは、ステキな音楽に自分で浸ったり演奏したりするのと同じくらい好きなのだというを実感しました。