ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ドレミノテレビのスペシャル「ううあとうたおう」のこと

今朝10時過ぎに、心身共にばてきった状態でぼんやりテレビのチャンネルを替えたら、強烈な印象の番組に出会いました。この番組は教育テレビで、普段はいわゆる学校教育番組というものの一つらしいです。教育テレビのこうした番組たちにお世話になっていたのは、10年ほど前までで、アネの時もオトートの時も就園前の午前中はよく、これらの番組を見て過ごしたものです。この「ドレミノテレビ」もそんな番組のひとつで、今日の番組はスペシャルで、調べてみたら5月4日に放送されたものの再放送だったらしいです。
番組の内容は「UA」が、主にトモトモと呼ばれているパーカッション奏者の人とふたりでひたすら、童謡を歌うというものでしたが、あまりの「強烈さ」に「参りました」という感じ。「強烈」って?という疑問は最もですが、わたしはあんな風に童謡を歌う人を始めて見ました。とにかく伴奏が限りなく少なくて、ひとつの楽器とのコラポだったり、アカペラのものもたくさんあったのですが、美しい声であるのはもちろん、音程が確かなのはもちろんですが、個性が半端ではないのです。「UA」以外の何物でもない感じが全編に漂っていて、原色で毒々しいほどのへんてこりんな扮装やへんてこりんななんじゃこりゃなセットに、UAが真っ向勝負を仕掛けて、しかも圧勝しているようなそんな感想を持ちました。うまく言えないのですが、彼女の歌には魂を揺さぶられる感じがしました。日本歌曲や童謡などをプロの歌手が歌うCDもたくさん持っていますが、きれいな声だなあとか、情操教育に、いいわねとは思っても、こんな風に心がざわざわしたりしません。ドキドキ苦しくなったりしません。そんな摩訶不思議な世界を前にずっと口をあんぐりと開けて見ていたわたしは、どうしてもDVDかCDがほしくなって、NHKのホームページやUAさんのページにまで探しに行きましたらありました。
うたううあ (CCCD)
「うたううあ (CCCD)」UA
 これは多分、買うだろうと予感しています。今回の放送は8月にももう一度再放送が予定されているようなので、今日は途中からだったし、改めて良いレートでDVDに保存したいと思います。
 今日のはスペシャルでしたが俄然通常放送のほうにも興味がわいたので、再びNHKのホームページに戻ってよく調べて見ましたら、なんと番組の制作にかかわっている方に、大学の頃ゼミでお世話になった繁下和雄教授(当時は助教授でした)や当時からあこがれのリトミックの石丸由理先生の名前を見つけて納得しました。この番組とは出会うべくして出会ったんだわ!運命だわ、運命!(勝手に言ってろですが、笑)夏休みに1学期の通常放送の再放送もあるようなので、見てみようと思います。何だか仕事の方にも参考になりそうです。