ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

復調の兆し。ーやっぱり音楽だったー

前回の更新からずいぶん時間が空いてしまいました。
2月辺りから寝込むほどではない小さな不調が次々とやって来て、まるで不調のデパートのようでした。

家事や仕事もできるし、筋トレにも週3回行っているし。

生活はいつも通り、ほとんど変わっていないのですが。

どうもじわじわと不調。なぜか不調。

わたし、どうにかなっちゃった?と、困り果てておりました。

最初は花粉症から始まって…3月半ばくらいに耳下腺が腫れて、同時期に、ものすごく痰が絡むようにもなっていたので、耳鼻科へ。

お見立ては、耳下腺炎と、花粉症が原因の副鼻腔炎だということだったのですが…

ここのところ繰り返している耳下腺炎は抗生剤を飲んで治ったものの。

花粉症の薬が弱いかも?と強い薬と変えてもらっても、一向に痰が絡むのは直らず。

カメラで見ても鼻の奥も喉にもトラブルはないと言われ…

しばらく薬を飲んでましたが、すっきりせず。

そのうちに歯がすごく痛い気がして歯医者へ。

「歯じゃないとは言い切れないけど、どうも位置が違う感じなんだよね。」

「噛みしめじゃないの?まずはそっちの可能性を探ってみよう」

と歯医者さんのオススメでマウスピースを作り。

もしかしたら痛みの原因は、凝りじゃないの?

整体へ行った方がいいかもよ?と言われ今度は整体へ…

そのうちに、痰も相変わらず絡むけど、喉が詰まる?絞まるような感じがして。

息がしずらいような気さえして。

以前アネが心のバランスを崩した頃の症状にそっくりじゃないの?と気にし始め。

もしやメンタルをやられた?と気に病んでいたのですが…

ちょうど内科に花粉症の薬をもらいに行くタイミングになり。

先生に相談したら、痰は多分花粉症で、喉が絞まるとか、詰まる感じは、メンタルじゃなくて、逆流性食道炎の可能性もあるのでは?という診断。

えっ!?そんなこと?…というわけでまた薬が増え(笑)

この状況は何!?と呆れてました。

毎日怖いニュースばかりが流れるし、その頃のわたしはこの不調と並行して、とんでもなくレッスンに悩みを抱えていて。

寝ても覚めてもひとりの生徒との、ちっともうまくいかないレッスンのことを考えていて。

ありていに言えば、ちょっと思いつめていたのかもしれません。

そんなころ、こんなツイートをしてました。

当時は美しい音楽を聴いてもあまり心に届いた気がしなかったり。

自分の練習をと思うのに、ピアノの前に座ったまま、ぼ~っと時間が経ってしまったり。

「O正月」のブルーレイはフラゲしたにも関わらず、GWに入るまで未見…こんなことってある??

そんな状況が少し落ち着いたきっかけは玉置さんでした。

うまくいかないレッスンに追いつめられていて。

GWに入っても次々と振替レッスンの問い合わせが来て。

いつもなら休みなんてなくても全然へっちゃらなのに、GWの期間中、家族はほぼ毎日全員家にいるのに、自分の完全な休みの日は2日しかないことに妙な焦りを感じてて。

今思えばやっぱりどこかおかしかったんだろうと思います(笑)

そんな時、突然にそれがやってきました。

確か4月30日。

田中圭くんファンの友人に教えてもらって見た森山直太朗くんゲストのMUSIC BLOODです。

不意に昔の玉置さんの歌っている映像が流れ。

そしてその玉置さんの音楽にどれだけ感化されたかを語り、かなりの覚悟を持って歌われた直太朗くんカヴァーの「SACRED LOVE」

最初はぼんやり見ていたものの、歌声を聴いているうちに、突然に止まっていた血がまた流れ始めた気持ちになってびっくりしました。

直太朗くんの渾身の歌声も本当に心に響いていいもの見たな!という感じ。

友人よ、ありがとう♡

折しも翌日は久々の「玉置浩二ショー」の日で。

この日の番組も全体としてとてもとてもよかったのですが…

中でも、大好きな「いつもどこかで」が聴けたこと。


www.youtube.com

この曲は、ふぇるまーたでも何度もYouTubeを貼っていますが、ほんとうに大好きな曲なのです。

とりわけ、この日の坂本美雨さんと小室哲哉さんとのコラボレーションがそれはそれはやさしくて温かくて、本当に本当に素敵だったの。

枯渇したかも?と思っていた「母性」がまたこんこんと泉のように湧いてきたような、そんな気持ちになりました(笑)

坂本さんの声も透明感があってとても美しかったですが、小室さんの包み込むようなピアノと、玉置さんの愛情深くてどこまでも広がってゆく歌声。

この曲をリピートしていたら、なぜか、まずはうまくいかな過ぎて、自信喪失の極致だった生徒への愛情がまず真っ先に戻ってきて。

ああ、あのコのこと、実はわたしは大好きだったんだ!!と思い出して。

その次に、わたしの中の音楽を楽しむ心が完全に戻ってきました。

そこでハッとして。

まだ見てないものがあったじゃないか!!ということになって…

いよいよ「KinKi Kids O正月コンサート2021 」の封を切り。

30日の真夜中から見始めたら、これがまた!!!

オンタイムで見たときより数々の発見があって…

実はひとつまえの「ThanKs 2 YOU」があまりにも好きだったので、しばらくはあれを超えるものは出て来ないのでは?と思っていたのですが…

いえいえどうして。

わたし的に、あっさりと塗り替えられてしまうほど「KinKi Kids O正月コンサート2021」には新鮮な驚きと楽しさと。

質の高い心を打つ多彩なパフォーマンスの数々に、あっという間に心をさらわれました。

何より、こんなにいっぱい好きな人がいっぺんに出ているライブがあっただろうか!!というくらい好きな人だらけ!!!

剛さんと光一さんはもちろんのこと。

KinKiな現場ですが、大好きなベーシスト、鈴木渉さんもいるわけです。

かの方が建さんと一緒に弾く景色を観れる日が来ようとは!!

そしてそこに笑顔の堂島くんもいるわけです。

さらにSASUKEさんがかっこよくトロンボーンを鳴らしていたりもして。

ルイスがソロを取ったりするわけです。

かわ島さんが楽器をいろいろと持ち替えて、八面六臂の活躍をしてるわけです。

フォルクローレのリコーダー、すごく上手ですよね~メロメロメロ)

そして、ずっと音楽会にも行けていないので、オーケストラの音にたくさん触れられたのも、吹奏楽との競演が観れたことにも。

燕尾服の十川さんとオケの競演もあったり。

魅惑のダンスパートがあったり。

ああ、どうしてこれを真っ先に見なかったんだろう?の連続だったのでありました(笑)

そこからは毎日毎日、GW中は毎日のようにKinKi Kidsを見ていて。

見ているうちに、ずいぶんと調子もよくなってきて。

ひと安心。

たまたまそれと並行して超不安定で何が起きるかわからなかったちびっことのレッスンが、少しずつ安定モードになってきて。

彼女の方にもいろいろと環境の大変化があって、それを受け止めきれなかったわたしもわたしなのですが…

わたし自身のメンタルが弱っていたことが、生徒にも悪影響だったかも?といろいろと反省もしました。

ところがです。

ああよかったと思っていた矢先、今度は先週の水曜日、飛蚊症がひどくなって、いくつも視界をよぎる黒点やイトミミズ状のものがとんでもなく気になり始め。

というわけで今度は眼科へ。

幸いにも網膜剥離とか、病気の兆候ではなくて、生理的なものということでひと安心ですが、まあ次々とやってくるときはやってくるものだと我がことながら呆れてます(笑)

そんなこんなで、そもそもほとんど病院とご縁がないタイプだし、本当はこのご時世、なるべく病院とは離れていたいところですが…そうも言っておられず、病院通いでとても忙しくしてました(笑)

今も完全に復調したというほどさまざまな症状が劇的によくなったわけではいないのですが、少しずつ復調の兆しです。

とは言え、そんなこと日記に書くほどのことでもなくて。

本当は黙ってまた日記を書き始めようと思っていたのですが…

なぜこんな風にこんな症状をずらずらと書いたかというと…

先日、オンラインで友人達と会話していて「実はさぁ~不調だったの」と切り出したら、他にも同じように不調が続いている友人たちがいて。

きけばみんな多かれ少なかれ、いろんな不調に悩まされているようだったのです。

あれっ!?みんなも?と、みんなお互いにとてもびっくりしたからです。

 少しずつ霧が晴れるように仕事も落ち着いてきたので、不調の方も楽になったのかも?といえばそんな気もして。

そのことを話していたら。

一緒に話していた友人たちもまた、ご実家関連だったり、愛犬関連だったりでさまざまあって。

不安だったり、簡単に解決できない問題を抱えてたのも一緒だったり。

ニュースを見てさらに凹んだり。

家族や自分のコロナ感染の予防努力や心配もしなくちゃで。

お互いに、えっ!?あなたも?わたしもよ~と話してみたら、明らかに安心できたのです。

自分だけじゃなかった~!!!

なので、あえて日記に書いておこうと思いました。

わけのわからない不調に襲われてる方はいませんか?
もしかしたらお仲間かもです。

本当は先週くらいから、やっと出口が見えてきたレッスン関連の記録を書こうと思っていたのですが、飛蚊症に阻まれて、とても字を読んだり書いたりする気になれず断念してた経緯があって。

静止した画面を見る分には、そこまで飛蚊も気にならなくなり、少し落ち着いてきたので、今後書いて行こうと思います。

一方で、先週から大量の楽譜を譜読みして、その中から生徒に合うものを探していたのですが、初見の楽譜を大量に読むという作業は、当たり前ですが、思いのほか目の玉をあちこちに彷徨わせることになるので、まあ飛蚊が気になってたまりませんでした(笑)

はは~ん、こんな風に新しい楽譜を見て弾こうとすると、視線があちこち彷徨うのね!!

なんて変なことに感心したりしてましたが(笑)集中できないこと甚だしい。

そこで思い出したのが、いつも耳の後遺症に悩みつつ、折り合いをつけながら歌を歌ったり音楽に取り組んでいる剛さんのこと。

どんなに好きなことであっても、好きなことであるがゆえに…

集中しきれないって苦しいことなんだろうなぁというのが飛蚊症でちょっと理解できた気がしました。

趣味や遊びでもすごくイヤだと思うけど、それが仕事なら尚のこと…

逃げることもできないし、あきらめるわけにもいかないし、何よりも自分がやりたいことなわけで…

先日のミュージックフェアの歌声も本当に素晴らしかったけれど、あの曲をテレビで歌うぞ!となった時に、どれほど心を砕いていたのかが一昨日のLFからも伝わってきました。

本当に凄い人だ。

いろいろと書きたいことが溜まっています。

そろそろ不調はおしまいでありますように。

これで終わりだと、なんだかとてもネガティヴな感じなので、ひとつだけ、最近とてもうれしかったことを書きます。

実は3月の2週目にヨーロッパのある国に住む友人に、国際郵便を出したのですが…

ひと月経ってもふた月経っても、一向に届かなかったのです。

いつもなら、早い時は2週間ほどで届くのに(涙)

こりゃ、いくらなんでもmissinngしたな。

これだけ待ったのにダメということはもう届かないだろう…と諦めかけていたら。

つい先日「届いたよ!!」と連絡があったのです。

何が起きていたのかと思ったら、送った封筒にお手紙がついていたそうで。

どうも間違って他の国へ行ってしまい。

その国でまた仕分けがされて、さらに宛先の国へと送ってくださったそう。

わたしが送った封筒は、世界を旅して、無事、友人の手元に届きました!!!

中身は小さな冊子と雑誌の切り抜きで、金額的に価値があるもの…というわけではないのですが、わたしたちにとっては、とてもとても大事なものだったので、無事に届いて本当によかったです。

国を跨いでさまざまな方々の善意によって、ふた月も旅して友人に辿り着いたのだと思うと感慨もひとしおだったので、そう書いておきます。

各国の郵便配達員のみなさま、神さま(笑)…本当にお世話になりました。