ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

Merry Christmas!!〜キミはひとりじゃないよ!!

 
画像は大好きなお友達のひとり、Kさんにいただいたお手製のクリスマスリースです。
ヒムロスギ(ですよね?Kさん!一瞬「ヒロム」スギかと思ってジャニーズスギとか思ってすみませぬ、笑)と赤いトウガラシと木の実とゴールドのまつぼっくり。
この数週間、我が家の玄関に深い緑が彩を添え、森の香りに抱かれて暮らすことができました。
生徒たちともこのリースをネタに、折に触れてたくさんの会話をしました。
先生〜っ!どうしたのこれ?すごくかわいい!!
この匂い好き。
去年もこういうの、飾ってたよね、先生。
これどうして枯れないの?
おとなっぽいけど、どっかかわいい。
本当の木を使ってるっていいね。
トウガラシの赤がすごく効いてる気がする。緑と赤が絶妙だね。先生の友達、センスいい!!
わたしも作りたい。
ひとことなにか言いながら一緒に靴を脱ぐ、靴を履く。
そこで立ち話が始まる。意外な話が聞ける。生徒たちとちょっとだけ距離が縮まる。
本当にいいことずくめでしたよ。
何よりわたしがすがすがしい気持ちとはほど遠い時でも、ここに来てこの緑を眺め、リースに鼻をくっつけて山の香りに包まれるととっても安らいだ気持ちになれました。
どうやら森の匂い、山の匂いには小さい頃に住んでいた山あいの村の記憶を思い出させてくれるものがあります。
高校生の頃に友達と何度も遊びに行った高尾山でのハイキングの記憶。
マレーシアのサルやホーンビル(くちばしが黄色くて大きい鳥)の鳴き交わす深い深いジャングル。
大好きな深い森のある天川とか吉野の佇まい・・・それらを感じさせてくれるものがあるらしいです。
どうやらわたしは海よりも山派かも。
山の中に生命の営みを邪魔しないようにそっと分け入るのが好き。
山はいろんなことを教えてくれる気がします。
だから「神去村なあなあ日常」(三浦しをんさんの本)が好きなのかしら。
今日はクリスマスなので、本来ならばそろそろお別れの時かもしれませんが、もうちょっとだけこの場所にいて来る人みんなを癒してね・・・とリースにお願いしています。
Kさん、というわけで、本当に堪能させていただきました。心よりの感謝をこめて。
それにしてもなんというバタバタのクリスマス。
とうとう今年はイブに我が家のクリスマスができませんでした。
アネはアネで地元の中学時代の友達たちと女子会、オトートはオトートで男子グループでのカラオケ三昧。引き続き今日からは大学の友達と世を徹しての闇鍋会があるんですって。
さらにオットがきのうになって、今日が健康診断の日なので、昨夜の夕食はあっさりめで9時がリミットというではありませんか!!
プラス、きのうはわたくし『強つよし系』(「きょうつよし系」と読ませます。意味わからない書き方でごめんなさい。そんな属性があるとすればってことで、笑)友人たちとクリスマスにKinKi三昧の数時間を過ごすため上野に行ってまいりました。
そこでガン見三昧!しゃべり倒し〜!な数時間を過ごし、やっとテンションが冬コンを迎え撃つところまで上がってきたところです。むふふ。
ネタバレによれば、あんな曲、こんな曲、そんな曲まで見れるみたいで、どんと恋!!(来いのつもりが誤変換。超楽しみになってきました。)
そしてクリスマスメニューのつもりだった時はビーフシチューになるはずが、鳥胸肉でチキンのトマトクリームシチュー(オットの胃の検査のことを考えて)をたっぷり作って、おいしいフランスパンを買ってきました。
ケーキは後日ちゃんと作るつもりだったのですが、やっぱり何もなしはさびしいということでこんなのを買ってきました。
 
小さいのはなんとなく想像がつくかと思うのですが、なんと直径9センチ。
ほんとに極小サイズのこれを、四等分して食べました。
ラズベリーのムースが入っていて、お味はとっても美味しかったです。
我が家的クリスマスは延期です。
今のところ27日または28日にあらためて手作りケーキと、我が家にしては肉々しいメニューでリベンジの予定です(笑)
そして、ご飯のあとは録ってあった「悪夢ちゃん」の最終回を見てうるうる。
まさか悪夢ちゃんに泣かされるとはびっくりです。
生徒がいっぱい見てるので、彼女たちと話を合わられたらいいなくらいの気持ちで見始めたドラマでしたが、最後まで見終わったらとってもドラマチックで心に残るドラマになりました。
あとから思えば「あの時のあの発言はこういう・・・」という伏線満載なのですが、そのひとつひとつに大して引っかからず見ていて、最終回で突然すべての謎が解けてだーだー泣けました。
ひとりぼっちだと思い込み、誰も信用できず、誰からも距離を置いていた主人公の小学校教師彩未先生のことを見守り、助けてくれていた人は実は彼女の周りにいっぱいいました。ただ、彼女が気がついていないだけでした。
今は記憶からも消えていた幼少期の親友は死んで尚、彼女のことを夢の中で見守っていました。
「そんな・・・わたしはずっと守られていたなんて。人を信じていなかったときもずっと守られていたなんて・・・」のセリフと、彼女をとりまく、様々な一見胡散臭いたくさんの登場人物たちの実は深い無償の愛、無言の支援の数々を思い起こされて本気でポロポロと涙がこぼれました。
恩田陸さんの小説を題材にしているのだし、生徒たちが大好きな北川景子ちゃんが主演ということでなにかあるかも?とは思ってましたが、途中からそんなこと忘れてました。
超常現象とか夢判断とか、夢の中の王子さまとか、あまりにこまっしゃくれた子どもたちとか・・・
途中なんだこりゃなとんでもドラマかも?と思ったシーンもありましたが(笑)最後があまりにいい意味で衝撃的で裏切られた感じだったので(笑)もう一度細かいところをじっくりと見直したいと思いました。
今までぼんやり見逃していた伏線とか発見しながらもう一度見たいです。
表題のうしろにくっつけたのはこのドラマの鍵を握る夢の中のキャラクターにして、今は亡き彩未先生の親友、悪夢ちゃんのおかあさんだった「ゆめのけ」のセリフです。
GACKT氏はどこまでもうさんくさかったですが(笑)最後、その存在の意味にホロっとさせられたし、優香ちゃんは今までの殻を破る超怖面白いキャラクター。今後は役の幅がぐっと広がることと思われます。
小さな見所もたくさんあるドラマでした。
たまたまアネに頼まれて録画を全部残してあってよかったです。
このドラマの芯のところにあるメッセージが、誰よりも熱心に見ていたうぜーよ姫や彼女のおねえちゃんのNちゃんに伝わっていますように。
すべてのさびしいみなさんに
「あなたは気がついていないかもしれないけど、いつだってあなたのそばにはあなたのことを大好きな人がたくさんいて、陰になりひなたになり、静かにあなたを見守っているんだよ!!」
というドラマ「悪夢ちゃん」のメッセージを借りて・・・
Happy Merry Christmas!!