ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 新しい修行始めました!

なんのかというと、カーブス。
どんなところか同世代以上なら結構な確率でご存じかと思いますが、女性だけの体操教室というか、サーキットジムというか。
一回約30分、週何回行ってもOKというところです。
お月謝的な定額を納めますが、これもまあまあリーズナブル。
わりと年配の方が多いところなので(ほぼ40〜70代って感じ?)ガンガン運動したいという方には絶対に向いてないと思いますが、わたしのようにあんまり運動習慣のない人にとっては、まあまあ筋トレもできるし、ストレッチも習慣になればいいよね。ひと月に一度身体計測してくれるのもいいかも…というゆる〜い感じのところです。
「まったく健康オタクだよね〜」と友達が言いましたが、健康オタクというよりは、ちょっと違う修行的な意味合いもこめて。
実はおとなりのトモ、逆側のおとなりのおばちゃんち、某生徒さんのママを始め、地元密着型のここに通っている知り合いがものすごく多くて、折に触れてあちこちからお誘いを受けてました。
何より駅のそばで通いやすいこともあって、いつかここに足を踏み入れるかも?な予感はビンビン感じておりました(笑)
とはいえ、その「知りあいだらけ」が最大のマイナスポイントでもあり…なぜなら極度の人見知りだし、カッコ悪いところをいろいろな人に見られるのはイヤだなぁ…という気持ちもあったわけです。
更に3年前くらいにも一度某友人に誘われて3人でお試しをしたことがあるのですが、その時はインストラクターのおねえさんがあまりにもフレンドリー過ぎて、さらに通っているみなさんの和気あいあいっぷりにもなんだかくらくらして「ダメだ〜っ!!」と後ずさり(笑)
たとえば「レインさん。おはようございます!」「レインさん、上手です!」「レインさん、もう一息」なんて会員さんはみなさん下の名前で呼ばれているのも猛烈に恥ずかしく思えて(笑)残りのふたりは入会したのですがわたしはパス…
さて。
3年経ったら逆にそこが一番の修業ポイントかな…と思い始めました。
夕方仕事が始まるまでの日常は、楽なのでついつい家に居がちになります。ひとりでいるのはちっとも苦じゃないし、パソコンなんてうっかり開いてしまうと、数時間があっという間です。それでいいのか?…と最近思い始めました。
誰かとなんでもない話をする。挨拶をする。元気?と声を掛ける。声を掛けられる。
この天災が多い昨今において、これからの地元ライフに求められるものは、こういうなんでもないコミニュケーション、声を掛け合える下地かもしれない…と思いました。
とはいえやっぱり超苦手なのですが(笑)とりあえず話しかけるなオーラを引っ込めるところから始めよう…少なくともあの場所では…(笑)
というわけで、そこら中から誘われまくる中、わたしの性格を知ってるので、最も身近なのにまったく誘ってこなかったトモに仲介を頼みました。
「どういう風の吹きまわし?」「まさかアンタがここに入りたいと言うとは…天変地異の前触れか!?」等々(笑)言いたい放題言われつつ、幼稚園の一日入園よろしく再度体験してみたのが京都に行く前、9月の初旬でした。
そして体験に行ったその日に3年前に一緒に体験した彼女にもばったり。
「やっとその気になったんだーっ!○○センセ、この人友達なんです。」うっわー紹介された。『あの人知ってる!幼稚園のPTAの時の会長だ!』とか『オトートの同級生のお母さん!』とか『あっ!あのおばちゃん、自治会の人。』とか、『見たことあると思ったらパッチワーク教室に行っていた時の助手の先生!』とか…早々に知り合いに会いまくり…もう後戻りできません(笑)
そこへ自分のワークアウトを終えたトモがへらへらとやってきて、このヒトは例によってまったくマイペース。
ほんとはママさんバレーのエースアタッカーのひとりなのですがそんな顔はめったに見せず(笑)椅子にドン深に腰掛けて足をブランブランしながらこっちにひらひらと手を振ってます。どこへ行っても誰と混ざってもこの人はいつも同じ(笑)
安心しました。そんなにがんばりすぎなくてもいいのね(笑)
ワークアウトそのものはやり方次第で楽にも大変にもなる気がしますが、筋肉を意識するきっかけにはなるかな!?という感じ。
そんなこんなで入会してほぼ10日。目標は2週間に5回くらいのペースで通うこと。
最初の5回はほんとに幼稚園みたいに手取り足取り。チェックインやチェックアウトの仕方から、マシーンの使い方、ストレッチの仕方までごていねいに教えていただき、ひととおり流れに乗れるようになって、そろそろ自立の時です。
動いている時間は実質30分ですが、着替えて出かけて、ついでの買い物なんかをして戻ってくるとほぼ1時間という感じです。
初めての日におとなりにいらして『この方をお手本にするといいですよ』と言われた「くにこさん」という方が土曜日に笑顔で声を掛けてくださいました。
「どう?なれた!?ゆっくり長〜くがコツよ。」
くにこさんは多分70歳くらいの方。もう4年も通ってらっしゃるんですって。とっても品がよくて、すみれ色のウエアがとってもお似合いです。とてもとても身のこなしが軽いし、マシーンの使い方がとっても上手です。この方の笑顔は人を元気にします。
こういう方とちょっとずつお話ができるのは楽しみだなぁ。
インストラクターのおねえさんたちは20代から30代後半くらいでみなさんピチピチ。
声を掛けるタイミングが上手で、短く掛ける言葉がとても的確でやる気を上手に引き出している気がします。
ああ、ピアノの時もこんな風に声をかけたらいいのか…なんてふと思ったりして(笑)
「チェックアウトの仕方は完ぺきに覚えましたか〜!?」「レインさん上手〜っ!うまくなりましたね〜」(ひえ〜恥ずかしい)
「じゃ、目標決めましょう。理想体重になったらどこいきましょう?」「バリ島かなぁ〜あっ!ふらんすも…」(言うのはただ〜っ、笑)
外に出て歩いているのに、さっそく張り付いたように固まった笑顔が取れなくなっているのに気がついて、そこはなんともうっへーな感じ(笑)
無心に身体を動かすのは気持ちいいのですが…さてどこまで耐えられるのか(笑)
しばらくはあまり深く考えず、とにかく通い慣れることを目標にしよう。
やっぱり幼稚園みたいだ〜なんて思ったりもするのですが、地元ライフ…少しだけ積極的に楽しんでみようと思います。