ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

案ずるより…

 昨夜のおためしレッスンに現れた高校2年生の男の子はイメージしていたのと全然違う子でした。
チャイムが鳴って扉を開けたら、立っていたのはフレンドリーに満面の笑みをたたえた100キロ超級の巨漢の男の子でした!!!
(イメージの中では、なぜか神経質そうな小柄で細身の男子でした、笑)
間違いなく彼はわたしのレッスン室に入った人の中で最も大きい子だと思われますが、心やさしい図書委員のジブリ好きの男の子で、すっごくレッスンがしやすかったです。
 中学の時に吹奏楽をやっていたというし、本好きだし…共通点が多そうです。
ただし…想像したとおり、やっぱりおかあさんの影響がとっても濃いのだろうな〜と思いました。
「好きな曲を一曲弾いて」と言ったとき「ルージュの伝言」を弾いてくれたのですが、「これ、好きなの?」と聞いたら「母が。」。
他にも新しいムードミュージック系の曲集を持っていたので「これも買ったの?」と聞いたら、「母が買ってきたから」。
「どんな時にピアノを弾くの?」と聞いたら「母が弾いてと言う時」。
う〜ん。レッスンが続くかどうかは、母のおめがねにかなうかどうか?という気がします(笑)
肝心なご本人はというと、うらやましいほど大きな手をしてます。力の抜き方がとっても上手です。なのに力がうまく指に伝わっていなくてもったいないですが、基本の少しフォームをいじったらものすごく上手になりそうな気配…
おかあさんの好みは置いておいて、自分が弾きたい曲は?と聞いたら、ゲーム曲やジブリ曲に混じって威風堂々とかアイネクライネナハトムジークとか、パッヘルベルのカノンとか。
うんうん、好き好き。わたしも大好き。
おかあさんとはともかくとして、彼とはすぐに仲良しになれそうな気配なので、お試し期間の1ヶ月間はわたしも思いきり楽しんでみようと思っています。