ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 旅立ちの時 〜サイドストーリー〜

 下に書いた日記にほんのちょっとの間にいっぱいスターをいただいてました。ありがとうございます。カラースターまでいただいちゃって恐縮です。
それだけで終わればちょっといい話っぽいのですが(ホントはさほどでもないけどね、笑)それで終わらないのが我が家なのです。
今朝、6時ぴったりにけたたましくどこかのアラームが鳴りました。
オットはすでに起きていて、わたしは5時半生活から解放されたので、今日は6時20分にめざまし時計をかけてたためまだ起きてません。もちろんオトートはまだまだ深〜い夢の中。アネ起床までにもまだまだ時間があるその時刻…
それなのにそれなのに…なぜか6時にけたたましく鳴るアラーム。誰!?どこ!?なぜに!?
オットがあちこちがさがさ探している気配がして、わたしも目が覚めてしまい、なになに!?と思っていたら…ベットサイドの紙袋の中からその音はしてました。
紙袋はきのう、卒業式の帰りにそのまま友達と遊びに行ったオトートから預かった品が入ってます。
卒業証書でしょ、皆勤賞の賞状でしょ、それから卒業の記念品の紙包み。
オットがムッとしながら包み紙をびりびりと破って出てきた箱に入っていたのは…高校の敷地全部の航空写真の中に電波時計を埋め込んだアラームでした(笑)
「なんやこれ!?(怒)」とオット。
「この校舎時計をうれしそうに 枕元に置くやつおるか!?しかも6時にアラームをセットして配るとは!!」とご立腹。もっともです(笑)
このことについてのわたしたちの想像はこうです。このアラームは学校からのメッセージに違いない。
「いいか、卒業したからって翌日からいつまでも寝てるんじゃないぞ!最初が肝心なんだから。無理やりにでも6時に起こしたる!」
いやいやいや。
「もしかしてたまたまうちのだけそうなっちゃったんじゃないの!?」(笑)
普通の学校ならね。
「事故じゃなくてわざとだな。」「あの学校のやりそうなことだよね〜」とふたりで顔を見合わせて苦笑してしまいました。
そうなのです。日頃から時間管理のすごさとか半端じゃありません。校長先生のお話も3分以内と決まっているそうですし、何事も判でおしたようにぴったりスタートしてぴったり終わります。
もっとも驚いたのは卒業式で、「45分で式を終わるってよ!?」とオトートに聞いていたのですが、予告と寸分たがわずぴったり45分で式が終了したのっですよね〜。
式次第が終了したところで、まだたったの30分。あれっ!?早すぎじゃ?と思ったら、卒業生退場も来賓の方のお帰りも、全部計算に入れてきっかり45分で終了!!すご〜い!!
一事が万事そういう学校だったので、几帳面過ぎるオトートにはある意味ぴったりだったかも(笑)
最大の敗因は、昨夜のうちにオトートの荷物をオトートに返さなかったわたしたち夫婦というわけですが…最後の最後まで忘れなれないネタを作ってくれました(笑)
ちゃんちゃん。