ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 初詣

 この話はすでに今年わたしに会った人ならみんな知っている話です。
 なぜなら会う人会う人に話しているからです(笑)
 超どうでもいい話でもありますので、お暇な方のみ読んでいただければ。
 今年に切り替わった瞬間はもちろんジャニーズカウントダウンを見てましたが、12時半過ぎに初詣に出かけました。
 本当はオットと行くはずだったのですが、彼はすでに夢の中。日付変更線を越える前にとっくに寝てしまいました。
 ひとりでもいっかと思っていたのですが、さすがにそれでは母が不憫だと思ったのか(笑)子どもたちが付き添いみたいに一緒に来てくれました。
 家から歩いて3分の小さな神社に到着したら、すでに100人以上の人が行列を作ってお参りの順番を待っていました。びっくりです。多分知り合いもいるに違いありませんが、とりあえず真っ暗なので気にしないことにして、列の最後尾につきました。
 あまりにも待たされるので途中小声で「しりとり」を始める我が家の21歳女子と18歳男子(笑)
 30分くらい待って、やっと順番が回ってきました。
 ちなみにこのH神社は、小さいながらもたどっていくと伊勢神宮にもつながる由緒正しい神社なのだそうです。普段は人はおらず特別な時は神主さんがいらっしゃいますが、いつもは自治会や子ども会がお掃除をしたりしています。
 さて。わたしたちの番になったので、頭を下げてお賽銭を入れて子どもたちに鈴を鳴らしてもらい数時間前につよしさんも言っていたように「二拝二拍手一拝」をしていたら…賽銭箱の向こうから「おめでとう!」と元気な声がしました。ギョッとするわたしたち。あれっ!?神さま!?
 とりあえず黙ったままお願いごとをしてそっと顔をあげたら、こちらを見ているつぶらなふたつの目。なんと神さまがいらっしゃるとおぼしき場所でにこにことこちらを向いているのは、元自治会長ではありませんか!!
 え〜っ!?そんなのあり!?
 この元自治会長さんは、とっても人がよくて悪気のない方なのですが、頼んだことはすぐに忘れちゃうし、運動会では「フェスティバル」を「ファスティバル」と間違ったまま得意げに高らかに宣言しちゃったり。不思議ちゃん(失礼!)がそのままおじいちゃんになったような方で、子ども会の役員をやっていた時代にずいぶん「え〜っ!?」なことがあったのです。
 なんだか自治会長にお賽銭を投げて、お願い事をしたような格好になってとっても気分が悪かったんですけど(笑)
 そもそもさほど信心深い方ではないのですが、昨今お寺や神社に興味を持つようになってからは、人並みに一応お参りはするようになりました。
 だからと言ってそれをものすごく重大に考えているわけでもないですが、ね〜自治会長さん。なにもそこで参拝者に「おめでとう!」を言わなくてもいいのでは!?…(笑)
 更に破魔矢をいただきに詰め所に寄ったら、外なのにテレビが置いてあって、中にいた方々がみんなテレビを見ていたんですけど(笑)びっくりです。
 子どもたちはあまりにも寒かったので、そんなことはすっかり忘れて目の前で渡された甘酒に夢中になっておりましたが、なんだか納得がいかないままぶちぶち言いつつ、でも甘酒はちゃーんともらったわたしなのでした。