ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その9 洞川温泉街へ

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30分弱車で走って、洞川温泉街界隈までくると、あいにくぽつぽつと雨が降ってきました。

むしろここまでよく持ったなぁという感じなのですが。

とはいえ、天川と言えば豊富な水量を誇る川。

そしてどこからでも聞こえる水音。

ひとしずくが~♪からの水の循環を歌った「縁を結いて」の大サビを思い出します。

そしてやがて体へと舞い戻るボレロ・・・身体の成分も水分が60%だとか。

だからこの水の村を心のふるさとと感じるのかもしれないなんて思いつつ。

雨の天川も大好きなのでうれしい気持ちになって。

いい空気を吸って深呼吸。最初の画像はお宿の駐車場になっているところから少し遠景を撮りました。

山桜が点々ととても美しいです。

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いつもの川面の端から「ただいま~♪」な気持ちでパチリ。

ああ水が澄んでいて、綺麗だなぁ。しみじみとしあわせを感じました。

宿へ入ってお茶と葛湯をいただきひと心地。

夕食でオットがビールを頼んだら、令和ビールが出て来ました!!

 

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夕食の後は、せっかくなので外へ出てそぞろ歩き。

ラッキーなことに雨がやんでいて。

わたしたちは普通の服を着ていたけど、浴衣の方々もたくさん。

そういえば、そんなに寒くなかったです。

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あるお宿の前の桜がとても美しかったので夜桜見物。

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いつもわたしたちが行く時と違い、温泉街もとてもにぎやかで、小さい子ども連れのご家族や、若いグループ。熟年カップルなど、おみやげやさんも大賑わいでした。

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画像はこの晩、買ったおみやげです。

いつもお茶やお菓子をごちそうになる出張先の姉妹がこのキューピーが大好きで毎回話しかけちゃうくらいなので、今回おみやげにしました。

そしてついでにとうとうわたしのMY宝もの神棚もどきに置く用の、ビッグサイズの陀羅尼キューピーも(どうするっちゅーねん、笑)。

その下の森の木霊は、いろんな木が入っていて。

複雑に木々の匂いが混ざり合った森そのものの匂い。

天川を思い出したい時には、これを鼻に近づければ、いつだってあの場所へ戻れそうな気がします。

つよしさん、持ってるかなぁ。彼にもぜひぜひオススメしたいなぁ~きっと好きに違いない!なんて。

年の離れた弟か、はたまたご近所さんか。

親戚のおばちゃん?のように思ってしまいました(笑)(笑)

というわけで、諸々とても満足して。

翌朝は朝拝に行くのでとても早いのがわかっているので、とっととおふとんへ。

この日は平成最後の日で、何やらテレビでは大特集を組み、ネットでも改元でとても盛り上がっていたそうですが、ここ天川ではどこ吹く風。

そもそもがつよしさんじゃないけど、メディアに踊らされたり操られて、一斉に一方向を向かされたり。

喧騒に巻き込まれて、ぎゃーっと興奮状態になる感じはあまり得意ではないので。

この日であればこそ、天川にいてよかったなぁと思ったのでありました。

また雨が降り出して、雨音だけがリズムを奏でる中、少しだけ本を読んでいたら・・・

天川の夜はなぜかいつもよりさらに早く、10時前には眠くなりました。

きっとここにずっと住んでいたら、超早寝早起きになることと思われます。

翌日については、時系列では天河神社の続編なのですが、ちょっと入れ替えて、洞川関連を先に書きます。

この怒涛の旅日記もあと2回で終了予定です。

明日は仕事がたくさん入っているし、横浜アリーナのライブがある8日になる前には、完全に気持ちを切り替えて、しばらくそっち方面へと突っ走って行きたいと思っているので。

がんばって書けるところまで書きたいです。