ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 DVD鑑賞会とスワンソング

 昨日はなかよしの友達と集まって「KinKi you DVD」の鑑賞会をしました。
 わたしは今のところ、初回盤のDisc1と2を見終わったところだったのですが、昨日はいろいろとおしゃべりをしたりご飯を食べたりした後で、みんなでDisc4の元旦のライブを見ました。
 全員関東の主婦なので、今年の元旦のライブには当然ながら行けていないので、これをみんなで見ることができてライブ気分を味わえてとってもHAPPYでした。関西組のお友達から話には聞いていた、あんなこと、こんなことも確認できたし、「ここがね〜こうだったのよ〜」という話も、あのことだ!これだね!と納得(笑)
 かなりの時差はありましたが、このDVDを出してくださって本当にありがとう!!という気持ちです。
 何よりも、週末に見たツアー二日目の東京ドームと比べると、歌やダンス、パフォーマンスが格段に進化していてとっても驚きました。めちゃくちゃカッコイイです。KinKi Kids!!
 ライブDVDについては、とりあえずあとDisc3と通常盤のDisc4を見た後で感想を書きたいですが、やっぱりみんなでワイワイ見るのが絶対楽しいということを実感した昨日でした。
 さて、その話は別途ということで…新曲スワンソングについて。
現在はネガティブな感情は持ってませんが、そこに至る過程についてかなり正直に書いてしまったので、とりあえず続きはそのことをご了承いただいた上でお入りくださいね。
 実は、堂本兄弟で最初聞いたとき、どうもピンとこなくてそんな自分自身にへこみました。
 久しぶりに酔っぱらったテンションで堂本スペシャルを見ていたから、酔いのせいで正当な判断ができなくなってるんじゃ!?と思ってしばらくしてもう一度巻き戻してみたのですがやっぱり「あれっ!?」という感じでうまく感想が出て来なかったのです。
 いい曲だなあとも思ったし、ふたりの歌い方も好きだったのですが、正直に言うとどうも詩に共感ができないというか、いろいろと引っ掛かる歌詞があって、さびしい気持ちになってしまったのでした。
 たとえば「コクリ頷く」とか「つらいばかりだね 遠距離恋愛」とか「君の髪 雪崩れて」とか。
 そんなことをこっそり友達に打ち明けたら、同じあたりに引っ掛かっている友達が何人かいて、よけいにへこんでしまったのです。
 そうこうしているうちに昨晩になって、友達からラジオでかかったCD音源が送られてきて、「こっちで聞いてごらん」と言われたのでドキドキしながら聞いてみたのです。
 そうしたら、なぜか前日とはガラっとイメージが変わったのです。劇的にです。びっくりです。
 20回くらい続けて何度も何度もリピートしたら、ちょっと古臭いかも!?と思っていた歌詞が逆に新鮮に思えてきたから不思議です。
 何が違うんだろう!?といろいろ考えながら聞いてみたところ、多分一番の違いは曲のテンポの差じゃないかと思いました。
 確か最初に新星堂のサイトにこの曲について載ったとき、

どこか懐かしいメロディの中に儚なさとひたむきさが感じられる疾走感あふれる楽曲。

と書いてあったのですが、CD音源だとテンポが若干速めで「疾走感あふれる」がとっても実感できたのです。
 アレンジもとても凝っていて、間奏の細かい装飾音やオブリガードも凝っててステキ!!間奏の一瞬マイナーコードからメジャーコードに、そしてまたマイナーコードに戻るところも好きです。KinKi Kidsの曲らしいきらびやかな華やかさとか、なのに哀愁漂うせつなさ前面に出ていてとってもいいなあと思いました。
 一方で堂本兄弟で初披露された時は、歌詞がずっとテロップになって流れていたので、ひとことひとことに過敏になりすぎて、言葉尻や歌詞の言葉の漢字やカタカナの使い方にまでいちいち引っ掛かっていたのですが、当たり前ですがラジオではテロップがないので(笑)そんなにひとつひとつの歌詞に引っ掛かり過ぎずにスピーディーに言葉が流れて行きます。
 いわば超特急に乗って車窓を眺めているような感覚で聞いていたら、きれいな言葉の断片がひゅんひゅん飛んで行って、細かい意味にこだわりすぎず、語感の美しさとか詩のリズムを含め、とっても大らかに楽しめた気がします。
 そんなことを思いながら何度も何度も聞いていたら、意外と好きかも!?と思えてきたから不思議です。
 どうもファンってヤツは厄介です。
 「好き」が過ぎてストーカーみたいに細かく細かく聴き過ぎたんじゃないかと思いました。そうやって一語一句しらみつぶしに耳をダンボにして、目はランランとガン見態勢で見てたって楽しめるのかっていう話です(笑)ましてや、歌なんだから「なぜこの言葉はカタカナ!?」とか「なぜ漢字!?」とかわけわからん(笑)バッカじゃないの!?(笑)「重箱の隅、つっつき過ぎ」というヤツでした(笑)
 これが通りすがりの曲を「好き」かどうか判断する時の耳だとしたら、もっとアバウトに何かしながらとか聞いていて、「いいかも!?」「もうちょっと聞いてみたい」となると思うのです。
 どうやらあまりに久しぶりで期待が大きすぎて全然楽しむ脳になってなかったらしいです。
 そもそも審査員じゃなくってファンなんだから(笑)
 そういう目線で見てから再度堂本兄弟での初披露に戻ってみたら、もう全然大丈夫でした。厄介な遠回りをしましたが、だからこそ見えてきたこともあって、有意義なぐるぐるだったと思います。
 CD音源を聞くと、もしかしたらダンスがあってもいいかもね!?な風にも思えてきたし、ふたりの細かい掛け合いは息ぴったりだし、いろいろなことが楽しみになりました。発売日が楽しみです。
 というわけで、最後に私信です。
Tさ〜ん!!わたしもわたしもよ!どうやらひそかに同じ経緯をたどってらしたみたいで(笑)そんなこともなんだかhappyな偶然でしたね〜新曲、楽しみましょうね!!