ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 仙台 旅日記 その2 木のてっぺんを上から見る景色

 どれだけ経ってしまったのでしょう!?という感じですが、わたしのライブ参加も一段落して、少しずつ時間ができてきたので、仙台旅行の続きを書きます。
 多分わたしも含めて(笑)前回に何を書いたかも忘れてしまったので、おさらいから。
 過去ログを辿ってみたら、旅日記 その1は5月15日でした!!なんて〜こったい(笑)
 できればこの日の日記にさかのぼってご覧になってから、次を読んでいただけるとつながりがわかることと思います。すみません。
 さて、わたしにとっては「仙台」は初めての旅でした。「杜の都」というくらいですから、きっと緑が綺麗なんだろうなぁとぼんやり思っていました。それから、牛タン!!よく仙台にライブに行かれた方のレポを読むと必ず牛タンを食べた話が書いてあって、とても期待に胸をふくらませつつ、8時過ぎの新幹線に乗りました。
 いつもは東京駅からですが、今回は北の方へ行くということで上野駅。あきれたことに、ショコラ嬢とわたしはチケットこそ別々に持っていたものの、前日に「明日が楽しみ〜♪」なんてメールはしたくせに待ち合わせも何も決めず、そのことに何の疑問も抱かないのも不思議ですが、当日は駅のトイレで偶然ばったり会って、何の驚きもなく当たり前のように「おはよう」と言い合ってそのまま新幹線へ(笑)
 西に向かうときは、富士山を見たり茶畑を通り過ぎたり、ああ、名古屋だ!京都だ!と何かと劇的な移動をしている空気を味わうのですが、仙台までは景色がそんなに変わることもなく、東京の延長線上にあるような感覚で外の景色を眺めてました。駅に着いたらすでにさとこさんが待っていてくれて、仙台の旅はとても順調にスタートです。
 ちなみに駅の中にはそこら中に大きな大きな「十六茶」の広告がぶらさがっていて、ガッキーがこっちを向いてにっこりしてました。この分だと昨年はここに大々的にKinKiさんが!?と聞いたら、そんなことはなかったそうで、ちょっとがっかり(笑)
 おしゃべりをしながら駅の外に出たら、見渡す限りビルがいっぱい。ロフトやパルコがあったり、TSUTAYAユニクロJTBがあったり、お馴染みのお店がたくさんあってびっくりです。ショコラさんとわたしにとってのお馴染みの町、北千住にもどこか似ていて、なんだか不思議な気持ちで眺めてました。 
 そんな中最初に連れて行ってもらったのが駅からほど近いところにある利久というお店で、ここで定食風のランチをいただきました。

(画像はさとこさんにいただきました!)
 わたしの頭の中にある牛タンはとってもペラペラしていて、箸でつまみあげても形が保てないようなものを想像していたので、その分厚さにまずびっくり!!それからシチューやらなにやら、おいしいものがどっさりとついていて、なんてコストパフォーマンスがいいんだろう!!なんて思いながら息つく間も惜しいくらい熱心に食べてしまいました。
 さすが、地元の方に連れていっていただいただけあって、とってもおいしかったです。
 「仙台の人は結構日常的にこういうものを食べてるの?」と聞いたら、さとこさんが「いやいや、全然。お客さんが来たときだけです。おいしいものを食べようとなったら断然新鮮なお魚とかの方が多いです。」だそう。確かに後々お魚も堪能するのですが、そちらも抜群のお味でした。
 とはいえお肉もお魚も、それからお米も…なんでも東京より断然おいしかった印象で、仙台に住みたいなあなんて思ってしまいました。
帰ってからたまたま広告を見ていたら、どうやらこの利久は最近レイクタウンにも店舗を出したことが判明してびっくり!!あの味を地元で食べられるなんてうれしいな。近々訪れてみたいです。
 この後仙台と言えば…のループルに乗るのですが、この話はまた次にして、わたしたちが泊まったホテルから見た景色を。
 このホテルは仙台駅から徒歩15分くらいのところ、青葉通りに面したところにあります。おうちが近いさとこさんとはライブ後に一旦別れて、この日の夕方から合流したさとさんとショコラさんと3人でひとつの部屋に泊まりました。ライブがあったホールとは駅の反対側です。
 部屋に入って下をのぞくとけやき並木のてっぺんが見えて不思議な光景でした。緑が本当に美しくて、長々見とれてしまいました。まだ5月の初めのころだったので、あれからもっと緑が濃くなったのかしら!?先日合唱曲「青葉の歌」を生徒たちと歌ったのですが、この曲を歌いながら仙台のけやき並木のことに思いを馳せたりしていました。

 これは部屋の窓から撮ったのですが、木のてっぺんに降りてみたい衝動にかられました(笑)ふわふわしてそうで、トランポリンみたいに跳ねることもできそうで、なんだか想像の余地がいっぱいある景色でした。

 こちらの写真ではよりビル部分がいっぱい写っていますが、この木と木の間のところに結構広い道が通っていて、バスも通る道なのです。下から見ると両側にある普通の街路樹ですが、上から見ると全然イメージが違って、そんなところにもとっても心惹かれました。
 ここは荒城の月の作詞をされた土井晩翠氏が晩年を過ごされた旧宅も目の前でとてもいいところなのですが、大きな駅から徒歩でたった15分なのに、意外と静かで整然とした街並みが広がっているのがとっても不思議でした。
 何より仙台という街は緑をとても大切にしていて、かなり木が伸び放題に伸びても切ったりせず街の風景に溶け込んでいるのだとか。また、あの緑の風景に触れたいです。