ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良 漫遊記 4月10日編 その1

 前日の夜はあまりにもくたびれてしまい、爆睡してしまったので、10日の朝はさわやかに目覚めました。
 予定では6時前にホテルを出て早朝散歩に出かける予定だったのに、5時過ぎに起きてシャワーを浴びたりしていたら遅くなってしまい、多分6時半過ぎくらいにホテルを出たのではないかと思います。
 朝食を食べる前にお散歩というのはふたりの間で暗黙の了解になっていて、朝のすがすがしい空気の中で、のんびり歩いて春日大社を指して歩いてきました。
 そういえば、今回はまだちゃんと鹿さんに会ってないね〜なんて話していたら、ホテルの敷地内の桜の木の下で鹿さんが草を食んでました。映画の一場面のような素敵な光景でした。

 しばし静かに眺めてから、ホテルの敷地を出ててくてく歩いているといつもの看板。そして興福寺の5重の塔を撮るのもいつのもパターンです(笑)

 こちら側から池越しにこの風景を見ると、奈良に来たんだなあと思います。

 ふと池の中をのぞきこんだら、桜の花びらがたくさん落ちていて、まだ散り始めたばかりだということもあって、池の中の花びらがキレイなピンク色でした。水の色もとっても美しかったです。
 その後一の鳥居をくぐると鹿がいっぱいいました。

 3つ目の画像では、最初の一頭が突然道を渡り始めたと思ったら、続々群れの別の鹿たちが渡って行ったところです。実は結構たくさん車が通る通りだったのですが、もちろん鹿優先。車は急かすわけではなく、みんなちゃんと待っていました。
 春日大社まではそんなに遠くない印象ですが、いざ歩いてみると結構距離があります。ひんやりした空気は相変わらずですが、だんだんに日差しが暖かになって、部屋を出るときは肌寒かったのに、一枚多かったかも?!と思いはじめたりしました。
 早朝なのであまりすれ違う人もいないかな?と思いきや、いえいえいえ。絶対につよしさんのファンに違いないという若いお嬢さんや一人で来ていらっしゃるファンらしき人もたくさん。みんな考えることは一緒です。かと言って誰ひとり大騒ぎするでもなく、数人のグループでも声を出して笑ったりすることもなく、静かに穏やかにまわりの風景に溶け込みつつのんびり歩いていらっしゃいました。
 ゆっくり参拝してからまわりを見回したら、建物の朱色や水路に朝日が反射した光景がとても綺麗だったので、思わずデジカメをのぞくわたしたち。溜息がでるほど美しい光景でした。

 そんなことをしているうちに8時になって、おみくじやお守りを持った巫女さんが出ていらして、並べたりお掃除したりし始めたので、とてもラッキー。諦めていた鹿みくじも思いがけずひくこともできてとてもうれしかったです。(昨年は早すぎてできなかったのです)
画像は「こども守」と車に貼る鹿の交通安全のステッカー。これらも素敵な旅の思い出の品です。

それから何よりうれしかったのが、この日、4月10日付の春日大社の「朱印」をもらったこと。

これは、朱印帳を持ち歩いて集めて回っているショコラさんとわたしにとっては一生のお宝です。
 つよしさんが30歳になった日の朝8時過ぎにここにきてこれをもらったことは、きっとずっとずっと後になっても忘れないことと思います。