ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良旅日記 7月10日編  その1

 いつものことですが、この日も早起き。東京発7時ジャストという新幹線に乗ったので、朝は4時半起きでした。
前回山手線が車両点検でストップして肝を冷やしたので、今回は余裕を持って5時半ちょっと前には家を出て旅のパートナーショコラ嬢とは例によってほとんど約束らしい約束もせず(笑)新幹線のホームで「おはよう!」とあたりまえのように落ち合いました(笑)
10時半ちょっと前に近鉄奈良駅に着いて、荷物をコインロッカーに入れて最初に向ったのは春日大社です。
今回はバスで春日大社へ向かうことにしてバス乗り場で待っていたのですが、なかなか春日大社本殿前を通るバスが来ず。
その代わり、この日ライブ後に逢おうね〜と言っていた関西の友達のAさんが反対側のバス乗り場にいることが発覚!!思いきり手を振り合って再会を喜び合いました。
この日はとてもとても暑い日で待てど暮らせどバスが来なくて、ここでこれ以上待ってもね…と結局あきらめてタクシーに乗りました。
これまで何度も友人のみなさんの車に乗せていただいて、あちらこちら連れて行っていただいたことがいかにありがたいことなのか、実感的によ〜くわかりました。お友達のみなさん、本当にありがとう!!
いつもだとライブの翌朝の早朝に起きて春日大社へのんびり歩きでお散歩に行くことが多いのですが、今回はいろいろと計画があって初日の昼間の参拝です。
しかも土曜日の昼間ということで、いつもよりも男性の参拝者が多いねとか、ちょっと出会う方々が違うよね…なんて言いながら歩きました。
一の鳥居の手前から長々と歩くのがあたりまえだと思っていたので、今回タクシーで行ったおかげで本殿までほんの目と鼻の先に降ろしていただけたのでとても楽でした。

画像は参拝後にひいた念願の白鹿みくじです。前回来た時は売り切れてました。
手に取ってまじまじと見たら、お顔はイマイチ鹿っぽくない?ネズミちっく?角ばっている木製の子たちと比べるとちょっとふっくらな感じです。どちらかひとつ選べるとしたら木製のいつものの方かな?という気もしましたが(笑)今回は「これは1300年祭の年にひいたおみくじ」とはっきり区別ができるし、いい記念になりました。

そしていつもの場所でまた画像を。この角度から撮るのが好きみたいです。
ちなみに金色の灯篭はいつもありましたっけ?以前はなかったような気がしたのですが、どうだったかしら?
  
そしてちょっとだけ参道を降りたところで、かわいい小鹿さんたちに出会いました。
5月の時にはまだまだ乳離れしてない?という感じの子たちを見たような気がしますが、どうやらこの子たちはひとり立後?みたいでした。
まだまだ細っこくて「バンビ」という感じの小鹿たちは日陰でひっそりとたたずんでいましたが、係員のお兄さんがえさをあげるとおずおずと出てきて一生懸命口に運んでいて、かわいかったです。
ショコラさんもわたしもミニチュアダックスを飼っているので、「なんだか鼻のあたりが長いし、うちの子たちに似てて親しみがあるよね」と言いながらしばらく夢中で鹿さんを撮ってました(笑)ま〜たデジカメの中身が鹿だらけになっちゃうよ!と言いながら。

そしてこの空の画像は春日大社の駐車場脇にあるバス亭で撮ったものです。この日は綺麗な空でした。
バスは1時間2本くらいで、どうやら行ったばっかりだったみたいでずいぶん待つことになりましたが、不思議とすごく長いとは思いませんでした。めいめい黙って空を見上げたり、ぽつぽつ思い出したようにしゃべったり、きょろきょろあちこち眺めたりしながらのんびりと待ってました。
途中わりと近いところから突然法螺貝の音がして、音の方向を確かめると不思議な行列が遠ざかっていくところでした。
わたしの中では法螺貝というと白い装束の修験者が吹き鳴らすというイメージだったのですが、どんな人が吹いていたのでしょう。
何が行われているのかもよくわかりませんでしたが、何度も高らかに法螺貝の音が鳴っていて、あんな風に法螺貝の音を聞いたのは初めてだったしとても神秘的な気持ちになりました。
うちの飾棚の中にもオットが学生の頃沖縄でヘルパーをしていた時代に手に入れたらしい法螺貝があるのですが、あれもどうにかすれはあんな風に音を鳴らすことができるのかしら?!
ちょっとやってみたいような気持になりました(笑)