ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 吉祥寺の桜

 桜見ツアー第二弾です。昨日今日とたまたま5週目でレッスンがお休みの子がほとんどだったので、連続で行ってきました。連日で合わせて何万歩歩いたことでしょう。運動不足解消にはとってもよかった気がします。なんせ花に夢中だったので全然疲れなかったですしね(笑)
 さて、今日は原宿を経由して吉祥寺に行きました。
 わたしは原宿までの交通手段が地下鉄なので、残念だなあと思っていたら、待ち合わせ前にJRから来たあきこちゃんがこの画像を撮ってきてくれました。

この場所でこの看板を見ると「いよいよだなぁ」と思います。わくわくします。
 原宿では買い物をする友人たちにつきあってあちこちのお店をのぞいたり、娘の職場の場所をこっそり偵察したりしました(笑)見つけた会社の窓に向って「がんばれ〜♪」と心の中でエールを!
 それからコンビニに寄って巷で噂の「女性自身」のページを繰ってチワワとつよしさんの2ショットを見て「ひゃぁ〜@@」となって、「動物とKinKiさんたちの2ショットはいつだって最強だね〜!!どうよっ!!」なんて言いあいながら吉祥寺へ。
 吉祥寺は高校から近かったので、その時代によく遊びに行った街ですが、当時特に好きだった場所が井の頭公園でした。
 ぜひぜひ「うん10年ぶり」にかの地の桜を見たい…というのが数年来のわたしの夢だったのですが、今回やっと叶ってうれしかったです。 
 その前に…まずはユザワヤの文具コーナーを見てから、ご飯を食べました。筍と桜海老ジュノベーゼを食べたのですが旬の味、とってもおいしかったです。
 デザートは桜のシフォンケーキを!

これは昨夜の「SHOCK」千秋楽記念のお祝いとして、みんなでいただきました。
 関西のお友達、T嬢が夕べアップされてた日記を見て、わたしたちも負けじと日記に貼っておくことにしました(笑)
 わたしは画像を撮るのが問題外にへたくそなので、これも含め今日の画像はすべて以前「SHOCK」の感想をコラポしてくれたあきこちゃんに撮ってもらいました。その節はお世話になりました。
 このケーキはキレイなピンク色をしていて、てっぺんに桜の花びらをかたどった濃いピンクのクリームがほんのり載っています。ケーキは口に入れるととっても上品な桜の香りがして、同じ桜の香りがしても和菓子とはまた違ったやさしい味でした。シフォンケーキなので軽めだし甘過ぎることもなく、とってもおいしかったです。
 その後、井の頭公園へ向かう道を歩きながら、いろいろなお店をのぞきつつ、更にアイスクリームを食べたりして(まだ食べるの!?という感じですが…おいしかったです、笑)「いせや」の焼鳥やビールを売っているお店を横目に(笑)公園に到着。
 桜は昨日と同じくやはり木によってまちまちでしたが、結構たくさん咲いている木もあって、お花見の人がたくさんシートに座って歓談していました。
 吉祥寺という街は学生街でもあるし、若い人がとにかくたくさんいたのが印象的で、みんな一様に人を入れて写メっていて、そこがわたしたちの同世代との違いかも(笑)よもや自分の顔を桜をバックに撮りたいとは思いませんから(笑)若いっていいなぁ。
 わたしも高校生の頃はよくこの場所、井の頭公園でそぞろ歩きしたのですが、駅やビル群から本当に近いのに一歩公園に踏み入れると別世界。静かだしなんだかのんびりしていて、本当に気持ちのいい公園だなあと思います。
 いろいろな種類の鴨がたくさんいるのを眺めたり、びっくりするほど大きい鯉がたくさん泳いでいたり、普通に自然が街のすぐそばで息づいているのがすごいなあと思います。
 ふと少し離れたところに白い鷺を見つけて「あれはなんだろう?!あの隣の灰色の鳥は?」と話していたら、近くを歩いていたおじさんがとても親切にいろいろと教えてくださいました。白いのが小鷺で、灰色のは「ゴイサギ」というのですって。数羽かたまって水辺から少し上がったところにたたずんでいたのですが、幼鳥と大人が混ざっているんだよ!とかいろいろと教えてくださいました。
 その方は「鳥ノート」をずっと毎日つけていらっしゃるのだそうで、わたしたちにそのノートを見せてくださいました。
 今その鳥ノートは19冊目なんですって。一年に一冊として、70歳間近くらいの年の方だったのかしらね!?と話したのですが、とても元気で生き生きとしたおじさんでした。
 手作りのノートに手書きでどの鳥がいつどこから飛んできたとか、何羽になったとか、本当にいろいろなことをご存じで、尊敬してしまいました。
 わたしももうちょっと年を取ったら、ああいう継続的で楽しい観察の趣味を持って、毎日成果をノートにつけたりしながら生き生きと楽しく暮らせたらいいなあと思います。
 何を観察するかはまだ全然決めていませんが、70を超えてまだKinKiさんの観察をしていたりしたら(ちょっとそれは違うから、笑)それはそれですごいかも!?(笑)
 それがなんであれ、たとえその頃にはさまざま抱えていたとしても、日々の暮らしの中にささやかな楽しみを見つけて自分なりに生活を楽しめるような…そんな年の取り方をしたいものです。生き生きといろいろ話してくださったおじさんとの出会いでそんなことを思いました。
 さて、井の頭公園の桜です。

 水べりの方へと、ほぼ横に生えてるんじゃ?!というくらい太い幹が地面と水平に伸びていて、角材で折れないように補強してありました。更にその幹から枝がたくさん垂れ下っていて、ひとつひとつの枝に更に無数の花が咲いていて、水の中にこぼれ落ちそうに咲き誇っていました。その姿が遠目にも、近くから見てもそれはそれは美しかったです。
 ちなみに濃い色の花はしだれ桜で、これももうびっくりするほどただただ美しかったです。

 それにしても美しいです。どうしてこんなに日本人は桜が好きなんだろう!?と不思議に思った頃もありましたが、やっぱりムリないなぁとあらためて(笑)外国の方も一生懸命シャッターを切っていらっしゃいました。
 桜だけじゃなくて、「こぶし」とか「あせび」も咲いていたし、ハナミズキもつぼみをつけていたし、春の訪れを肌で感じた2日間でした。
 桜を散々愛でた後は、サンロード側に抜けて、行列に並んで夕飯のおかず、サトウのメンチカツを買って帰ってきました。
 帰宅後オトートに塾に間に合うようにご飯を食べさせてからレッスンというハードスケジュールでしたが、それだけのことはあったなぁとただ今、楽しくしみじみと振り返っているところです。
PS:桜の画像がなぜか回転してしまっていて貼り替えても直りません。原因究明中ですので、少々お待ちくださいませませ。