ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 旅立ちの朝

 5時50分。オトートが無事修学旅行に出発していきました。スキー修学旅行です。今日は一日が長いかも(笑)
 一方のアネも進路が決まりました。いろいろと紆余曲折はありましたが、最後には第一希望だった会社にとりあえずアルバイトとして採用されることになりました。卒業式の数日後には働き始めます。
 数か月の試用期間後、本格的に社員として採用になるかどうかは本人次第みたいですが、彼女が目指している分野はある意味職人的な専門職なので、あせらず地道にがんばってもらえればいいかなぁと。
 親よりも誰よりも当の本人が「アルバイトスタート」なことを気にしていて、こんなご時世だしとりあえず会社は選ばず就職できるところならどこでもいいからするべき!?とか、いっそのこと学校で勉強した分野から離れても!?…とかいろいろ迷っていたみたいですが、とりあえず大本命の会社からチャンスをもらったわけだし、がんばれば〜!?と無責任に(笑)背中を押してみたりしました。
 わたしの時は、当然音楽教室か幼稚園(わざわざ免状を取ったので)に就職するつもりで、親にそう言ったら意外にも大反対されました。「アンタみたいな性格では、専門職に着いたら絶対に仕事に没頭しすぎて女としてのしあわせは絶対にない」と断言されて「余計なお世話だ!わたしの人生なんだから!」とかなり憤慨したのを覚えています(笑)
 その時はかなり抵抗したつもりだったのですが、今思えばさほどの情熱もなかったのかも!?一般企業に就職してお嫁に行くまでは目が回るように忙しい職場でなぜか貿易事務の仕事をしてました。
 でも…結婚して子育てを経て、当時から考えれば気の遠くなるような時間を経て(笑)今はやっぱり最初にやりたかったことに戻っているのですよね〜本当にやりたいことであれば気持ちはぶれずに残って行くだろうし、あきらめなければいつか人生最良の出会いが絶妙のタイミングでやってくる日もあるだろうし、なんせまだまだアンタの人生は始まったばかり…な〜んていう話を、ぽつりぽつりとずいぶん徹底的に話しました。
 とりあえず経済的な自立と、多少なことにはめげない強さを徐々に培ってほしいですが、そうは言ってもまだまだ二十歳なんだし…あんまり守りに入らずがんばってほしいです。