ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「I and 愛」 E☆E presents 244 ENDLI-x LIVE TOUR'08 赤坂BLITZ 5月24日 感想ーその1

  
 わたし的ラストだった24日は、妹とふたりで参加でした。唯一同行者ではなく、わたし自身が当てたチケットです(笑)
 よく「姉妹で同じものを見て楽しめるなんて本当にしあわせね!」と言われるのですが、まったくそうで、今年は「SHOCK」に行ってこの赤坂、次は取れたらですが姪っ子も一緒に東京ドームに参戦予定です。
 少し前に、いつもふぇるまーたに遊びにいらしてくださるさとこさんに、お友達経由で手作りのシュシュをいただきました。とってもとってもうれしかったので、赤坂のライブでは2回とも、紫のケリーカラーのシュシュにあわせて紫と白のTシャツにジーンズというスタイルで参加させていただきました。
 さて、今回のライブですが、一緒に行った妹のほかに、仲良くしている関西のお友達が何人も同日に入っていて、中でも同じブロックに入るらしい方がふたりいて「もしかして近かったりして」と冗談交じりに言っていたのでした。
 ところがロッカー前で彼女たちと待ち合わせてみてびっくり!ほとんどチケット番号が一緒だったのです!!なんという偶然。
 というわけで、まったく別々に取ったにも関わらず関西の2人と関東の2人が一緒にライブが見られるというとってもしあわせなことになりました。
 開演前には2階席の友達も確認できて、お互いに大きく手を振りあったりして・・・もうすでに興奮は始まっていて、半笑い(笑)
 こんな状態が最後まで続くとはまさかこの時は想像だにしていなかったわけですが、とにかくよく笑ったライブでした。
 ライブに行った感想が真っ先に「笑った!」とはどういうこと!?と眉をひそめる方もいらっしゃるかと思いますが、心底おもしろかったのだから仕方ありません。
 だからと言ってお笑いに走って音楽的には物足りなかったの?!と勘違いをしてはいけません!!
 最上級に良質な音楽と美しい声の音色と類まれなる表現力は言わずもがな。プラスこの日は明るく楽しい空気に満ちていて、満面の笑みを浮かべたまま、あるいはお腹がよじれるほど笑いながら、しかも心はそこで起こっている音楽に鷲掴みされたまま!・・・みたいな不思議な空間が広がっておりました。
 なのでこの日はわたしにとって未知の音楽体験ゾーン、特別に忘れられない1日になったのです。
 さて、妹とわたしはライブハウスの1階というものが初体験で、すっごく揉まれる覚悟だったのですが、びっくりしたことに全然揉まれませんでした(笑)
 ブロックがCだったこともあるかもですが、場所を決めた瞬間から最後に出るまで多分50センチも動いていなかったと思われます。
 近くにとっても小柄な方がいらしたのですが、その方の前がふたり分くらい空いていて、ちゃんと彼女が見えるようになっていました。ムリをすればその隙間にふたりくらい入れるはずなのですが、後ろの人もまわりの人も決してそこに割りこんだりせず、彼女の視界を確保してあげてました。こういうことがスマートにお互い言葉も交わさずできるところが、とっても好きです、244ファン。
 わたしたちのところからは、ステージもまあまあよく見えて、244さんはほとんど上半身だけでしたが、まったく見えなかったわけではないし、それを引いても大満足!と胸を張って言えるほど、いろいろやってくれました。見え方はともかくとして、もちろん近さから言えばびっくりするほどだし、何よりステージ上の物音や人の動く様子なんかがあまりに近くて近くて、「そこに生身の彼らが存在して、同じところで音楽している実感」をものすごく得られました。
 実を言うと、今回のライブツアーでやってきたチケットの中に「おいしいなあ」とうらやましがられるような席はひとつもなかったのですが、そんなことはどうでもいいと思えるくらい充実した音楽体験をすることができました。しあわせです。
 入場の時に、ステージ向かって右にする?左にする?と作戦会議をしました。妹だったかが「右」と言い、みんなでステージ向かって右側へ陣取ったのですが、これが大成功!この日の目玉、トリプルパーカッションが目の前でした(笑)
 入ってすぐに無人のステージを見て気がついたのが、高いところに掲げられたこちらを見つめる顔が書いてある球体で、ボーリングの球をもうちょっと大きくしたような感じです。お子様番組にでも出てきそうなソレが誰のものでなんなんだか最初はさっぱりわからなかったのですが、どうやらこれはトモトモさんこと山口とも氏のお道具だった模様です(笑) 

24日のメンバーは、サスケさん、YOKANさん、竹野さんのブラス隊は前回と変わらずで、しょうこさん、十川さん、そしてもしや名越さんも全ステなのでは?と思いました。名越さんといえば、いつの間にかとっても表情豊かになっておられ、みなとみらい初期とは考えられないくらいの変化っぷりです。時の流れを感じます。
 わたしがその前に参加した21日との変化は、ベースのウエケンさんとパーカスに入られた山口ともさんとスティーヴさんの弟のレナードさん。それからギターが竹内くんに代わり西川さんでした。
 24日に目を引いたのは、なんといってもトリプル・パーカッションで、こんな型破りなことができるのもこのバンドのすごさだと思います。なんせ、ドラムスのしょうこさんを入れるとリズム隊だけで4人!!しかもホールじゃなくてライブハウス!!かなり実験的なステージだと思うのですが、これが全然違和感なく成立してしまうところが本当にすごいなあと思います。
 みなとみらいからお台場を経て、どんどん進化している過程を見ている身としては、これ以上斬新なことはないだろう!?と何度も思うのですが、必ずまたそれを上回る斬新が待っています。
 小さい頃からか〜な〜り、人より余分に音楽を楽しんで来ていると自負してますが、もう40年以上もやってきてまだまだ斬新なことに出会えるなんてしあわせです。だから彼らから目が離せないし、244さんの頭の中がどうなっているんだか、どうなっていくんだか、見届けずにはいられない気がするのです(笑)
 スティーブさんが叩くであろうドラム缶や、レナードさんの和太鼓、山口ともさんのなんと表現していいかわからないお道具などが所狭しと居並ぶステージを見ながら、次は何が起こるんだろうとずっとわくわくしながら時間が過ぎていきました。
 ちなみにレナードさんは、鼓笛隊の人みたいに、肩から太鼓を提げていらっしゃるので、決まった位置がある感じではなかったのですが、これぞというタイミングで前へいらしてとっても存在感があるパフォーマンスをしていきます。
 244さんがおっしゃるに、『レナードさんはそのへんをちょっと通りかかったから出てもらった!』とのこと。
 「ふら〜っと通りがかりのミュージシャンが来て、出れちゃうような場所にしたい!」が3年目にしてちゃんと実現したんだなあと感慨深いものがありました。
 赤坂は皆さん私服なのだそうですが、とってもお似合いです!!お洒落です。特に目を引いたのがTAMAちゃんとYOKANさん。そして、作務衣っぽい格好のSASUKEさん。カッコイイ〜♪と目がハートに(笑)
本日の244さんの衣装は、黒ベストとロングTシャツはわかりましたが、下半身はまったく見えなかったので、何を履いていたのかわかりません(笑)
少し短めの髪型におヒゲの244さんがとっても男前で、時々はらりと前髪が落ちてきたりするたびに、ドキドキしちゃいました。
ライブ後に落ち合った皆さんも口々に「すっごく男前やったね〜」「カッコよくてかわいかった〜」と言っていましたよん(笑)
(続きは、下へ下がっていただき、その2へどうぞ)